花の四日市スワマエ商店街

四日市の水谷仏具店です 譚

毛生え薬は本物か?

2006年06月14日 | わたくしごと、つまり個人的なこと
一月前のことになる。スワマエの集まりでのことだ。某さんがオイラの頭をしみじみと眺めて、毛の生えてくる薬があるという。いい加減に聞いていたら、某さんは小さなスプレーに入ったその薬を持ってきた。進呈するという。嘘でもともとと、一日一回頭に振りかけてみた。
の薬は、ホームセンターに売っている。2,300円で,四日市の馳出町にあるフローラという会社が出しているHB-101という植物用の液体肥料だ。頭に松の木でも生えたらどうしようと不安になる。園芸用のコーナーに並んでいたので、ダメなら庭にでも撒こうと買ってみた。
分は、杉、松、オオバコから取った抽出エキスからなり、1000倍に薄めて散布すると植物がよく育つという。添え書きに、人間にも動物にも地球にも優しく安全無害だとある。このあたりが意味ありげだ。人間にも優しいのだ。
昨日のことだ、めがねを取り鏡に頭をつけてよく見ると、5ミリほどの白い羽毛のような毛が、わさわさと生えている。ムー、これは前から生えていたものか、101のなせる業なのか判断が付かない。
かあんに聞いてみたが、あんたの頭などよく見てないから分からないと冷たい返事だ。商店街のDさんはほとんど毛がないが、上から覗く機会があったので、それとなく注目してみたら、数本の白い毛の間から羽毛がいっぱい生えていた。みんなあるのかなぁ?
屋の木戸君ちに行ってみた。なんと木戸君は101をよく知っていた。有名らしい。店にその薬があって、魚がよく育つので水槽に一滴たらしたりしているという。これで大きなイチゴが出来るという。知る人は知る有名な薬だそうだ。ただし、人の頭に付けるというのは聞いたことがないという。
二月ほど付けてみて様子を見ることにする。ちょうどH君が来たので、巻き添えにその薬を分けてやった。これで商店街のあちこちで、頭に松の木を生やした輩を見かけることになるかもしれない。
題づくりにはもってこいだ。
コメント (1)
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