いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

ハワイノート2012:day2-セイバーズで掘り出し物!

2013-11-08 | ハワイノート2012
みなさんは、ユーズド商品ってどうですか?
中古品、おさがり、リサイクル…
つまりは自分以外の誰かが使用した物を自分が再使用するってこと、どうですか?

会社のマキちゃんは、ユーズドが全然ダメなの。
フリマのお洋服は着られないでしょ~、ビンテージデニムやら年代物の家具、これも使えない。
究極は、図書館の本も借りられないっていうのね。

ただ、知り合いだったり出どこがわかってる物なら使えるんだって。
つまり、ワタシのお下がりなら着られるって。
ワタシが読んだ本を借りることもできるって。

「じゃ、ワタシがフリマで買った洋服をもういらなくなっちゃったからマキちゃん着る?ってやった物はどっちになるの?」
と聞いて見たら、「平気。」って(笑)
マキちゃん的には「一回Marchさんエッセンスを通過した物ならだいじょうぶ」なんだって。
面白いよね。

いろんな人がいるわね。

ワタシは、基本なんでも大丈夫な人!
フリマでお洋服も買うし、図書館の本も借りる。
オークションで競り合うこともあれば、おさがりも大好き。

お友達のクンちゃん・テルC夫妻は、うちに遊びに来る時に夫婦のいらない服を持ってきてくれます。
もちろん毎回じゃないし催促でもないからね(笑)
断捨離した結果、もったいなくて捨てられない物、程度の良い物を持ってきてくれたことがあります。
「よかったら着ない?」と。
そしてワタシ目線で取捨選択した結果勝ち残った物は、ありがたく着る我が夫婦…(笑)
自分じゃ買わない形の中に新たな発見があったりして、それはそれで楽しいんだよね。
あ、でもこれは、クンちゃんテルCエッセンスを通過した物だから、会社のマキちゃんでも平気ってことになるわね。

ワタシは、フリマでも平気なんだから、もっとユーズド楽天者ってことだ。

   

さてハワイには thrift shop というカテゴリーのお店があちこちにあります。
スリフトとは『(よい意味での)質素、節約』のことで、日本でいう「リサイクル店」のこと。

日本から行く旅行者に昨今もっぱら人気なのが、カリヒにある《Savers》。
場所がカリヒですから、車を借りた方じゃないといけない距離ですが、ワタシはなにはなくともセイバーズが大好き!

今回は、セイバーズでTシャツを手に入れるぞ!と決心して自分の荷物を減らしてきたので、旅行2日目の午前中に来て調達せねばなりません。
(自分で縫ったハワイアン生地のサンドレスの類しか持ってきていない)

ここセイバーズにはハワイに来たら必ず来るようになりました。
何が買えるってわけじゃないんだけど、あの時間を忘れて掘り出し物を探す空間が、大好きで大好きでたまらない。
じっくり探して格安のお気に入りを見つけた時の喜びは、高いブランド品を買った時のちょっと罪悪感の気持ちより、はるかに健全でエクスタシーですわね。
前回、前々回には、年代物のムウムウやカルバン・クラインのショートパンツなどをgetしたの。

年代物のムウムウなんて、おそらく持っていた本人にもその値打ちがわからないんじゃないかな?
プリンセス・カイウラニなどの老舗のムウムウ、もちろん少し色が褪せていたりはするんだけど、今じゃ作らないほど丁寧な縫製で、ワタシ自身が年代物の白髪おばあちゃんになった頃にはきっと素敵に着こなせると思う。
これをネグリジェにしちゃうくらいならワタシに譲って!ってなもんよね。

そして今回欲しかったのが、いわゆるピチッとしたプリントTシャツ?
ロゴTシャツならたくさん持っているんだけど、胸に絵の描いてあるピチTをほとんど持っていなくて、
仮に気に入った物があっても、日本サイズではおへそが出ちゃうほど小さい物が多い。
ピチTじゃなくてピチピチTになっちゃうわけ(笑)
だから、ハワイに行ったらセイバーズに行ったら買うど~~~!と思っていました。

セイバースの素晴らしいことろは、カテゴライズがしっかりしているところ。
洋服のメンズ・レディース・靴・食器などがコーナーで分かれているのは当たり前としても、
デニム・カジュアルパンツ・通勤用タックパンツ・ブラウス・タンクトップ・Tシャツ・ムウムウ・ワンピース…
こんな風にラックが分かれているの。
だから、目的の場所に行けばだいたい見たい物がしぼられる。
知らずに入ったら、陳列だけは普通(新品)のお洋服屋さんだよね。

参考までにもう一軒のスリフトショップの《Goodwill》に今回初めて行ってみたのだけど(4日目)、
こちらはひどい(数店あるうちのたまたまワタシが見たパールリッジ店の話)

カテゴライズが全然されていなくて、ラックがぐっちゃぐちゃ
メンズジーパンの隣に女性タンクトップがかかっていて、その隣には子供服…みたいな
いくら宝探しの好きなワタシでも、これは商品(寄付品)に対する感謝のなさが陳列に表れていてがっくり
欲しいものも見つけにくく、せっかくのお洋服もみすぼらしさ満載に見えるわけ。
(片方だけだらーんとぶら下がってたりするんだもん)
「時間の無駄だね」とオットと2人、納得の退散だったの。
スタッフさんの好意と寄付者の好意の上に成り立っているお店だから、うるさくは言わないけど、
でも、お店として開けている以上、Goodwillのスタッフさんにはもう少し頑張っていただいて、
楽しくて、地元の庶民が助かるお店になってほしいです。

それでワタシは、レディースTシャツラックにGo!

S/M/L/XLと分かれてぶら下がっている中のMラックから買ってきたのがこちら。


これは運良くみつかったといった方がいいでしょう。
もっと可愛いのがSサイズにはたくさんあったし、L/XLにはほとんど可愛げなものがなかった。
(どの国も主役はteen向けのSなんだねー)

お猿のジュリアス物はすごくギャグで可愛いし、一番気に入ったのは左下の 「朝は弱いねん」 Tシャツ。
American Appaerel のものだって

程度もよくて、試着もできて、これらがたしか…1枚$4.99?いや$3.99だったかな?
1枚当たり日本円ワンコインで買えちゃいましたの

まずは満足満足!

メンズコーナーをさーーーーっと瞬速で見終えた退屈オットから視界的に隠れながら(笑)、次は靴のコーナーへ

こちらは洋服以上に出会いがあれば買えるレベル。
「あれが欲しい!」で来ても買えっこないよね。

靴は傷みのひどいものも売っていたりするから、よーく吟味してよりよい物を、仮に壊れていても値段的に修理可能なのかを計算しながら試し履きします。
(でもきれいにお掃除してくれているのよ)


これは naturalizer のグレージュパンプス。編み編みデザインがステキー。
表の本革はきれい、かかとも問題なしなんだけど、内張りの合皮がちょっとポロポロしてたから、帰国してからリペア屋さんで中敷きだけ貼り替えしてもらったよ。
(内張りは無理だって


こちらは Banana Republic のパンプス。
トゥのとんがりと、浅い感じがカッコいい。
これはバックルの所のゴム部分がびよよよーんと伸びていたの。(だから手放したんでしょうね)
で・も・ね。
こちとら優秀な職人さんを従えてますから。
リペアのおじさん、燃えちゃってね。
5分以上あーだこーだと悩んでくれて、ゴム部分をすっぱり切って、通常と逆に金具を取り付けることで、ワタシにピッタリのホック金具を450円でつけてくれちゃったんです。
日本人の勝利!


何のお直しもなしに帰国即はけたのがこちら。
ずっと買いたいけど高いなーと思っていた FRANCO SARTO のヒールアップウイングチップ。
これはもうヘビロテ。
ヘビロテすぎて、エナメルがくたびれてきちゃったくらい。
(これのおかげでフランコ・サルトがワタシの足に合うってことがわかりました。次は通販でGo!だな)

これらの靴はもしダメになっても直せなくても惜しくない、各$9.99!
当時のレートで800円よー。

らんらんらん 宝探しは楽しいなー

ヒマでこっちをじっと見ているオットと目を合わせずに、次に嗅覚が働いたのがこちら。

「あ。あそこにある赤いの。たぶん好きだ!なんだろう?」
寄って行ってみつけたのが、 TARBOTS のジャケット。


キャー、可愛い~
ドキドキしながらその場で袖を通してみたら、サイズがぴったり
神様、ありがとう。
ワタシ、これ好きですぅ

ワタシはこの幼稚園スモック型のジャケットに目がないの。
ブレザータイプはあんまり着ない。カーディガンもジャケットも丸首・丸襟が好きなんですね。
しかも、ほとんど新品同様
どこにも汚れひとつみつからないで、これも$9.99。

ゴブラン織りというかフロッキー加工風というか、ポコポコしたベロアの織りが大人っぽくもあり、可愛らしくもあり。
タルボットは一時、日本にもすごい勢いで進出していましたよね。
これはもしデパートで見かけても欲しくなったであろう一点で、
『あー。もう日本に帰ってもいい
この貪欲なワタシが思わずそう思ってしまった(笑)
これが今すぐ着られるならまだ2日目だけどもう日本でもいい!と本気で思ったんだけど、日本はまだ9月上旬。
暑くてまだ着られないなら、しかたない、もう少しハワイで遊んでからにするか…って感じ
いや、マジで。

さて、文にすればあっという間だけど、実際は長~い時間ほったらかしにしていたオット。
ワタシはカートにわんさか(のちに捨てる物も)入っているのに、オットは手ぶらです。
「ちょっとーなんにも欲しいもんがないのー?」
(やましい時は先手必勝に限ります)
「ここで何も欲しいもんがないなんて、どこ見てんのよー?」
(自分を正当化するがための追撃)
「アロハは?ビンテージなかったの?デニムは?」
(お前も買って共犯になれといわんばかりの攻撃)

オットがニコニコとワタシの手をひいて連れて来たのは、軍の払い下げ品を置いてあるコーナー。
「これどう思う?」と相談してきましたよ。
(ワタシは1人でぱっぱと決めるのに、なんてカワイイんだ、この人は)

思えば昔から、AVIREXのムートンジャンパーやMA-1を着ているね。
そっち側の男の子だから、やっぱりアメリカの軍用服がロマンなのかな~?
見たのは、着こなしがちょっと難しそうなU.S Air Forceのベージュの迷彩ジャケット。


「どうやって着たらいいのかねー?ワタシにもわかんないよー
「でも、欲しいなら買ってみたら(今度は優しく言ったよ)」

「うん…いいや!買ってから悩めばいいや!」とオットもお買い上げ。
何着かぶら下がっている中の、一番きれいなサイズの合ったものです。

これ、なかなか手ごわくて、ジーパンではいても違うし、モスグリーンのワークパンツでも違うの。
さぁ、皆さんにお題です(笑)
どうやって着ましょ?
もう1年悩んでます。
着るなら「今!」なんだけど…
淡色系…究極は白のパンツかな? うーん…

でも、そうやって悩むのも楽しいのよ。
ワタシの買ったものよりはたぶん高かったはずだけど、それでもお安いんだから。

あー、セイバーズ行きたい

オットが「プレートランチ食いたい」って言うのと、ワタシが「セイバーズに行きたいな~」って言うのと、どっちが頻繁だろう?
引き分けかしら?

オトナの宝探し
ケッペキーなマキちゃんには行けないお店。
ほっほっほっ おかわいそーにー。
ここはマジで楽しいお店なのにねー。