いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

ブレイン ~愛と野望~ <視聴完了>

2013-11-13 | 韓国ドラマ
初めて接したものを親と思ってついてっちゃうのはなんだっけ?
カルガモ? お猿さん?
よく動物園で人工飼育している飼育員さんが頭を悩ませているよね。
「お前の親は俺じゃないんだよ」って。

 

ワタシが初めて見た韓国ドラマは、冬ソナでも夏香でもなく、たしかテレ東あたりで深夜にやっていた『ナイスガイ』というドラマ。
「なんなの?この空気感?」
ルーシーショウから始まりSATCなど、小さい頃からアメリカドラマは見ていたけど、
やっぱり初めて見た韓国ドラマは日本のそれとは空気感が違って、毎週(毎晩だったかな?)待ち遠しく見ましたねー。
スンホンの『夏の香り』に出会ったのなんて、その少し後の話ですよ。

その『ナイスガイ』に主演していたのが、この人 シン・ハギュン。

私にとって最初に見た尊敬すべき親のような俳優さんです。
ただナイスなだけでない、屈折した警察官の役を実に見事に演じていました。
それ以降ワタシは、シン・ハギュンにはひれ伏しちゃう感じ。
彼の演技力と、一筋縄ではいかないこだわりの深さに、少し畏怖の念すら抱いちゃうんだよねー。

そんな彼が映画界から久しぶりにに選んだドラマがこの『ブレイン ~愛と野望~』。

シン・ハギュンが出るなら見ないわけにはいかないと、韓国ドラマでは初のメディカル物を見てみました。
(韓国版白い巨塔もDr.JINも見ていません)

もうねー、シン・ハギュン演じるイ・ガンフンが救いようのないイヤなやつなのよー。

舞台はBRAINというだけあって、大学病院の脳神経外科。
イ・ガンフンは手術技術の優れた名医なわけ。
だけど、まだ研究医。
誰よりも早く准教授になろうと野心を燃やし、もし准教授になれたとしても彼の満足はそこじゃない。
目指すターゲットは教授のこの人。

チョン・ジニョン演じるキム・サンチョル教授。

この人、時代劇やるとチョーかっこいいよね。
とても重厚感のある役者さんだなぁと思います。

このキム教授は、研究に情熱を燃やし、患者さんには笑顔で接する

非の打ちどころのない赤ひげ先生のような人格者なの。
どんな人にも手を差し伸べ、人望も厚い。

そのキム教授を苦々しくみつめるのが、イ・ガンフンともう一人

イ・ソンミン演じるコ・ジェハク教授。

この役者さんはいつも狡猾なせこい役をやらせたら天下一品だけど(最近はシフトチェンジが成功してるみたいね)、
この中でも同じ。

自分にはキム教授ほどの人望もないけど、イ・ガンフンに論文を作らせて共同研究に名を連ねようとしたり、いろいろ画策します。

イ・ガンフンと同期でライバルなのが、

チョ・ドンヒョク演じるソ・ジェソク研究医。

育ちの良いお坊ちゃんなんだけど、仕事もまじめで評価も高く、こちらがまっすぐな太陽ならイ・ガンフンは屈折した月って感じね。

イ・ガンフンとソ・ジェソクは、どちらが先に准教授に推されるかを争いながら、1人の女性を巡っても争います。


2人の後輩に当たるユン・ジヘ。
この女優さんチョ・ジョンヨンさんは、『噂のチル姫』以来なんだけど、
浪費家で家族に迷惑ばかりかける三女っぷりが頭に来るほどだったのに、
ここで熱心に仕事をする姿に、やっぱり人の印象って変わるんだなーって感じ。
この人がこんな役をできるなんて、見てみるまで想像できなかったわ。

あー、人の紹介だけでえらい行だね。


この師弟関係も美しく、新しい研究が成功すると喜びあうキム教授とユン・ジヘ。

この2人が清廉潔白な医者だとしたら、イ・ガンフンはやっぱり出世しか頭にない男。
幼い頃の父の医療ミス事件でキム教授には個人的に恨みもあって、
コ教授側に付いて、コ教授を踏み台に上に上ろうと画策します。

教授に上着をかけてあげながらも、この顔。(腹の中はドロドロ)

一方のコ教授も



自分の手術のミスにビビってたくせに、聞き取り調査の場では
「君が電圧を上げたのか?イ・ガンフン?」などと罪をなすります。

イ・ガンフンはそれこそ倍返しの計画でコ教授を失脚させ、
いろんな手を使って結局准教授にもなるんだけど、その手段がもうひどい

キム教授を慕って来た難しい手術の患者を自分の方がうまいといって横取り。
権力者の会長が倒れれば、自分の病院じゃない所に運んで手術もしちゃう。
どれもこれも、名を上げるためならなんでもやります。


自分が執刀している手術で、上から見ている教授が「その方法は危険だからダメだ!」と言っても、
モニターを切って無視して執刀しちゃう。

結果的にすべて成功したからいいものの、懲罰委員会にもかかるし、人望的にも最悪。


イ・ガンフンの腕に心酔しながらも振り回される後輩達も気の毒なの(笑)


イ・ガンフンのすねの傷なのがお母さんの存在で、お母さんは無償の愛を捧げるのに、お人好しでだまされ続けのお母さんが気に食わないガンフン。
お母さんにとても冷たい態度で接し自分の世界から排除したいほどなのに、いざ死にそうになったら(偶然にも脳の病気で)すごく取り乱し、無理やり手術を行います。

実は深かった母の愛に触れ、そんなところからガンフンも少しは軟化していくのがこの手のドラマのセオリーでしょ?

ところが、ガンフンはとことんイヤなやつなんだ。

キム教授にも脳の病気が見つかり、それをイ・ガンフンが助けることでめでたしめでたしかな?と思ったりもしたけど、
もうガンフンは最後までひどい男。
もちろん、そこにはこじれたキム教授に対する感情が(書くと長い)あってのことで、
深層心理では尊敬しているのかな?とか、恨んでないのかな?とか、いろいろ読み取ってみたのだけど、
それにしても目に映るガンフンは最後までひどい男よ。


イ・ガンフンを医者として尊敬し、男としても愛してしまうユン・ジヘだけど、
それでも私には理解できないほどガンフンはひどい男なの。
ワタシじゃ愛しきれない。
ユン・ジヘの笑顔でどれだけガンフンが癒されようとも、彼の信念の前にはユン・ジヘすらも邪魔なんだよね。

イ・ガンフンの上昇志向はおそらく教授になったとしても叶うものではないし、
世界的な賞を取ったとしてもまだ足りないんじゃないか。
結局基本的に『医者とは人を救うもの』っていうことに気づけないガンフンがだんだん可哀想にすらなってきます。
でも、好きにはなれない。

最後にやっとキム教授の手術の執刀中に「人を救うんだ」と気づき、無謀な手段を回避できるのだけど、
気づくの遅いよって感じよ。

そして、手術後にキム教授とランランラン♪のお花畑にならないところが、今までのドラマと違って面白かった!

も~二転・三転あって、うまく文章では書けないの。
過去の伏線も、キム教授の秘密も、イ・ガンフンの深層心理も、最後まで見れば理解できるけど、ここで書くには長すぎるぅ~。

結論から言うと、見て良かった!
イ・ガンフンがいくら嫌な奴でも見たくなくなりはしなかったし、
たまに、シン・ハギュンが大和田常務ばりに演技が過剰にもなったけど(笑)、
手に汗握って見られる面白いドラマでした。

そして、いくら人望に厚くていい人でも、
このキム教授の目の奥にすべてを見透かしてしまいそうなものが見えて、
もし実社会にこんな人がいたら薄汚れたワタシなんてタジタジになるんだろうなーって、思ったの。

たまにいない?そういう人。
この人の前だと自分がちっぽけに見えて、緊張しかないわ。
どんな嘘も見透かされちゃうと思うと、なるべく近寄るのをやめようと思わされる人。

そういう意味では深層心理でワタシもイ・ガンフンと同じでキム教授が怖かったのかも?



研究医のこの人と年上の師長さんの淡い恋のシーンが、一服の清涼剤でいい役割を演じていました。
この男優さんも『千回のキス』で軽薄な浮気オットを演じてて大嫌いだったんだけど、
実はいい男だったのね~って、びっくりよ。

 ね 

そして、最後に触れないといけないのが、このキャスティングのいきさつで、
ワタシが聞いたところによると、最初にスンホンにオファーがあったというの。
それが、イ・ガンフン役なのか、ライバルのソ・ジェソク役なのかはわからないんだけど。
もし、ライバル役だとしたらスンホンには小さな役すぎるし(役に大きい小さいはないという建前は置いといて)、
かといってイ・ガンフンでは荷が重かったんじゃないか(笑)?
スンホンはこの役を「まだメディカルドラマは荷が重すぎます」と言って断って、『Dr.JIN』を選んだって聞いたのよ。
(Dr.JINはメディカルドラマじゃないのかいっ

シン・ハギュンが2011年のKBS演技大賞を取ったと知った時、
スンホンの逃したの大きさにワタシの方が悔しくなっちゃって(笑)、
それでこのドラマをしっかり見なくちゃと思ったのもあるのだけどね。

それともう一方で、キム・レウォンファンの子のブログを見たら、
レウォン君にもオファーがあったと書いてあるのよ。

結局、オファー話はよくわかんないよね。

でも、この役はもし主役の方だとしたらスンホンではあそこまで悪に徹することができなかったと思うし、
レウォン君ではもっさりしすぎだったと思う。

やっぱりね、シン・ハギュンの狂気って、あの皮膚の薄さ感にあるのよ。

こんな怖い顔、ぽっちゃりレウォン君にもBeautyスンホンにもできないもの。
ニヤっと笑うとできるホウレイ線と、まぶたの薄さがチョー怖いんだからーーー!

だから、結果的にこのキャスティングでよかったなーと思うのよね。
ま、スンホン&レウォン君でも見てみたいけど(笑)


長いことお付き合いくださってありがとうございました。

このドラマ、ご縁があったらご覧ください。
見ごたえがあっておすすめですよー


《ブレイン ~愛と野望~ 全20話》

寒くなりましたね。

2013-11-13 | ファッション
おはようさんです。
お寒うなりましたなー。
明日までが寒いらしいですから、まずは頑張らなあきまへんな。

さて、今日の通勤スタイル
ベージュ×ネイビーのボーダーワンピースに赤い革のジャケット。

しかし、ポンとかぶるだけのワンピースは楽ちんですなー。
でも、腰回りがスースー寒いので、下にちゃんとフレアーパンツをはきましたで。
(すべりもよくなるしね)



そう言えば(余談です)、
うちのハラウのスタイルはムウムウの下にキャミペチなどを着用していないといけないの。
暑い夏などは「パンイチ」でドレス履きたいとこなんだけど、
もしまかり間違って中身をお見せすることがあった時(転んだり風が吹いたり?)
エレガントでなくてはいけないって。
だから、ペチコートやフレアパンツは長短いろいろ持っています。
ホントはスリップドレスも着ろっていうんだけどさー、
肩ひもはどうすんのさ?とか、汗でひっついてイヤだわとかで、
腰から下だけの下着でごまかしています。
もし風が吹いてもおっぱいまではめくれんでしょー?
ま、普段ガハハなワタシですが、フラの時ぐらいエレガントに・・・
なかなかクムの理想の女性にはなれないんですが、ま、これも人間修業ですな。
(余談終わります。)

この革JKは、もっとエンジだと思っていたのだけど、外で見るとやっぱり赤だなー。
そしてライダースジャケットだと思っていたけど、正しくはジップアップジャケット?
ライダースと言ってはいけない形でしたね。

そろそろ、表革のジャケットでは寒くなってきました。
裏地はついてるけど、やっぱりモコモコにはかなわないね。
今日ぐらいなら首元にストールぐる巻きにして胸元が温かいと、まだなんとか乗りきれる陽気だけど。
空気の層が大事なんだから、来月になったらもうこのジャケットもおしまいだと思うわぁ。

そして、足元は久しぶりのローファー。

たしか『ブロンズ』って書いてあった気がするけど、チャコールグレーのタイツにピッタリだった
試し履きしたら柔らかくて足に優しかったので、ずいぶん前に買いました。
学生風でないオトナのローファーは、これからの私達にはcomfortですね。
安物買いの銭失いも多々するワタシですが、こういう風に少しずつちゃんとした物を買っていこうと最近は意識するようになりました。
結局、ちゃんとしたものは快適で長持ちするんだもんね。

みんなはもうムートンブーツ出したのかな?
ムートンブーツはくと、タイツが汚くなって(毛玉とかで)ブーツ専用になっちゃうんだよね。
パンプス用のタイツとムートンブーツ用のタイツと、2種類用意しないとならないのがチョー面倒!
でも、ブーツはいたタイツでパンプスはくと、みすぼらしいんだわー
それは我慢ならないの。

黒・グレー・こげ茶・オリーブ・ワイン…履いてる色はこんなにあるんだー
まったく、面倒くさいよねー。

さぁ、今日も寒さに負けずに頑張っていきましょう!

ハワイノート2012:day2-Bob's のBENTOを公園で

2013-11-13 | ハワイノート2012
ナオエちゃんの旦那さんのカズちゃんが「絶対に食べてきて!」って言うのが
DILLINGHAM BLVD.とWAIKAMILO RD.の交差点にある《Bob's BBQ》。
妻はパンケーキを勧め、旦那は旦那でお勧めを教えてくれました。
お互い、自分達が行けない時には『代理体験』してきてもらって、その感想を聞くだけでも満足できる友達同士なんだよね、私達(笑)

「ここのヒバチチキンとカルビプレートを食べてきて!絶対○ッちゃん(オット)大好きだから!」
って。

ヒバチチキンとは火鉢チキンのこと。
昔の日系人が広めた言葉だね。

もともと洒落たレストランは眼中なく、プレート屋さんだけ食べてれば幸せなオットは、このお店が楽しみで仕方がないらしい
ブログに載せるとわかっていればお店の写真も撮ったのに、と後悔しても仕方ないけど、
大きな通りの一角にあるのに、外観は掘っ立て小屋みたいだよ。(ごめん)
でも、駐車スペースもあるし、一応座って食べられるテーブルもあるよ。
ま、大半のお客はto goでしょうけど

トラックの運転手さんがどんどん並びます。
地元民に愛されてるお店。
それが《Bob's BBQ》

カズちゃんお勧めのヒバチチキンはケチャップソース味なので、お鼻がツーンと来るし、夫婦そろってイマイチでした。
あちらで人気のBBQ用「A1ソース」もうちでは不評だったもんね。
同じ味だね~。

でも、カルビは骨付きのテリヤキで、かぶりついても最高~!
決してとても柔らかいわけじゃないけど、いいのいいの。
「THE 肉」って感じがいいんだもん
そして、テリヤキソースの味がおいしいわー。
大きなお肉がマヂでたーくさんのっててリーズナブルなのはえらい!

このお弁当を持って、どこか食べられる公園を探しました。

カリヒから、山側(ビショップ方面)へ登ってみたけど、住宅街ばかりで停車できそうなスペースもなく、
オットとしてはできれば車外で食べたい。
(ワタシは車内でもよかったけど)

じゃあやっぱり海側に行こうと、前から気になっていた飛行場横の公園へと住宅街の山を下りました。


ここ、ここ。
ケエヒ ラグーンビーチパーク。
ここはどうなんだろう?


あっちに、飛行機がたくさん見えるよ。(と思ったら、どうやら方角が違うようです。あっちの方角にはSand isl.があるみたい)

ラグーンとはいうけど、公園が広すぎてお水が見えない
だけど、公園内にはこんな看板もあるし、

あんまり車から離れない方がいいだろうからって、駐車場横のこのベンチで

ご飯を食べることにしました。

貴重な1回の食事のロケーションとして、ここで良いのかをオットに確認。
「ここでいいの?」

「うん。ここでいいよ」と返事したオットは既に上半身裸。


そうか。
要は日焼けセットで食べたいんだもんね。
そりゃ住宅街じゃできないね。


テーブルの上にカメラを置いて、撮影しながら、食レポしながらお弁当をたいらげますよ。
(あ、ワタシも上半身だけビキニトップになりましたが、その画像は封印いたします

ヒバチとカルビを1つずつ買ったのに、2人ともほぼ気持ちはカルビ狙い(笑)
だってワタシ、あったかいお酢のツーンが苦手なんだもん~

そんな時はたいていオットがヒバチメイン、カルビサブになって、
ワタシにカルビメインの座を譲ってくれます
(優しいわね~)

今度はカルビを2個にしようね

このケエヒ ラグーンビーチは、日中なのにたまにしか人が来ないねぇ。
駐車場で昼寝をする運転手さんが1台、はるか向こうの方で公園のこっちからあっちに歩いて行くless風の人が1人。

きっと夜は、カップルちゃんのあはんうふんの場だと思うわ。(勝手な予想)
でも、ツーリストのレンタカーの私達には、きっと治安がよくないと思う。
恐喝されちゃうと思うから、夕闇くれたら行っちゃダメ!
そんな感じだな。

ま、飛行場の通り道で一度来てみたかった公園だったから、日中に来られてよかった。
(と言っても駐車場半径5mだけなんだけど

そしてこの日から、
「ボブズ喰いてぇ~」がオットの口癖になりました
(未来永劫言い続けるのでしょう。おかわいそうに(笑))