いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

草葉の陰で母が泣く( ノД`)シクシク…

2018-12-30 | クッキング
おせち料理ってそんなに難しいことないんですね。

いや、黒豆も煮ないし、伊達巻をお魚から作るわけじゃないからこそ言えるのですが・・・


普段から作っているお料理を日持ちを考えて多少作り置けば、日頃忙しい主婦が三が日に休めるでしょう?
と、母が暮れにせっせと用意していたのを思い出します。

家じゅうの大きな器に出来上がったお料理を入れ(ワタシが子供の頃にはタッパーがなかったし)、
「これをあっちの部屋に置いてきなさーい」と一番涼しい部屋へ運ぶ役目をよくしたものです。

モアイ君の実家には昔、玄関横に応接室があって、そこに運ぶのはやはり末っ子の彼の役目だったそう。
(その応接室はワタシが嫁いだ頃には、応接セットがで~んと置かれ、周りに釣り竿など、軽く物置になっていましたが)



今の私たちは家族も少なく、昔ほどの量は作らずに済みます。

なんとなく休憩しながら、順調にお料理が増えていますよ




八つ頭・・・




そうそう
先日、お墓参りに行ったんですね。



12月が両親の命日なので、やはり今月行けたのは良かった。



お墓を掃除して、お花を手向けて、今年の無病息災を感謝してもきました。

そして、お墓近くにある農協さんで、お野菜を買い込んでくるのが定番なんですね。
白菜2玉は1年ぶりのキムチになり(去年は高くて作れなかった)、泥付きごぼうと金時にんじんはしっかり新聞紙にくるみ、この時期までもたせることができましたよ。

その農協で見かけたのがこの八つ頭。



すっごいねぇ
立派だねぇ~。
こんな構造になっているって、あんまり知らなかったかも

親に子供に孫イモまで・・・
「先祖代々続きますように」という意味が込められた縁起物なのがよーーくわかります。


話は戻ります。

スーパーで小さな八つ頭を買いました。



まさか八つ頭を煮る日が来るとは(あんまり好きでもないし)。
今年の「おせちチャレンジ」のノリで今回初めて買ってみましたよ。

母がやっていたように、それぞれを別に煮ます。(手間だよねぇ)

八つ頭を煮て、椎茸はモアイ君の好きな甘ジュワ~に煮て。
あとはレンコン。

・・・なんか、心の隅にポチッと『違和感』を抱えながら、それが何だか深くも考えずに、「順調~順調~」と作業していたのだけど・・・

ガーン

その違和感が何だったのか、ふたを開けて気がつきました。



これじゃ筑前煮やんけ~

レンコンは、母がそうしていたように「お花型」に切りたかったのだ



乱切りしながら、なんだか・・・少し思った気がするんだけど、その時には「お花型」のことを思い出せなかったんだねぇ。

くっ・・・

おめでたい時にはおめでたい切り方があるってもんでしょう?
「先を見通せる」という意味があるレンコンをこんな風に乱切りしちゃうだなんて・・・

と、草葉の陰で母が泣いてそう

ごべんなざーい
おせちが簡単だなんて軽口たたいてぼべんなざーい

ワタシはまだまだ未熟者です。


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