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先日、ニュースで大阪のシンボル・レストラン「くいだおれ」が7月8日で幕をしめるそうです。
私も大阪に来て(学生時代も含めて)40年近くになります。
学生時代は友人と「くいだおれ」で食事したことも遠い思い出となりました。
今でも道頓堀を通ると、修学旅行生や海外(アジア系)の観光客が「くいだおれ」の前の人形「くいだおれ太郎」とピースをして記念写真を撮っている光景をよく見かけます。
「くいだおれ」の閉店の張り紙には、
<略>
昭和二十四年、創業者山田六郎が戦後焼ケ野原となった
道頓堀を、食堂を創って復興に寄与することを天命と考え・・・
<略>
先代亡き後も
一、支店を出すな
一、家族で経営せよ
一、看板人形を大事にせよ
との遺言を守り、営業を続けて参りました。
しかしながら、時代とともに、道頓堀も大きく変化しており
ます。今、新しい時代を迎え、この大阪名物くいだおれも、
道頓堀での六十年、そろそろ定年を迎え、お役目を終えた 様です。
と書かれているそうです。
『くいだおれ』は日本で初めて出来たファミリーレストランである。
『くいだおれ』という店名は、創業者 山田氏が「大阪を代表する店になることを願い、大阪を象徴する名」として採用したらしい。
「くいだおれ」と「くいだおれ太郎」はいったいどうなるのだろうか?
12日(土)の夕刊に新世界の通天閣を運営する通天閣観光が買い取りを打診したという。
大阪人らしい発想で「くいだおれは大阪のシンボル。ナニワ文化はナニワ商人が守らなあかん」・・・と
私も歳とって、「昔はここに”くいだおれ””くいだおれ太郎”があったのよ」と孫にでも言うのかな?!
時代の流れかな・・・