
先日、テレビのニュースの中でチョークの粉末が出ないチョーク「ダストレスチョーク」が販売されていると・・・
日本理化学工業(株)が開発されました。
日本理化学工業(株)には、工場が川崎市と北海道美唄市にあります。
2工場とも重度障がい者多数雇用事業所です。
「従来の作業法法を彼等に教えるのでなく、彼等の能力にあわせて作業を改善すれば立派な労働力として活躍してくれています。」と・・・
従来のチョークは石灰岩でできており、沢山の粉末が飛び散り体にも良くない。
私も子供の頃、日直で黒板の字を消すのに粉末でむせび、頭の毛・服など粉だらけになっていたような記憶があります。
ダストレスチョークは北海道のホタテ貝を原料とし体に優しいチョークです。
・主原料は、歯磨などに使われる炭酸カルシウムですから、安心して使えます。
・粒子が重いため、粉末が飛散せず、着衣や室内を汚しません。
・均質な粒子で作られ、カスレのない鮮明な文字が書けます。
・ソフトでなめらかな書き味のため、長時間使用しても疲れません。
・磨耗度が少なく、石膏チョークに比べ、2倍以上長く使えて経済的です。
・コーティング加工してありますので、手を汚しません。
ホント!!研究している人はスゴイです。
大量の貝殻が廃棄物として排出され処理に困り社会問題になっている事は知っていましたが・・・
ここに目をつけ棄てられたホタテ貝殻を何とか原料として使える道は無いかと思い立ち研究して作るのが凡人と違うところですネ。
私たちの孫は「ダストレスチョーク」で勉強するのでしょうね。