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チェンジリングは「取りかえ子」の意味。
アンジェリーナ・ジョリー主演で描く、実話に基づく衝撃の感動作。
≪あらすじ≫
1928年のロサンゼルスを舞台に、誘拐された息子の生還を祈る母親(アンジェリーナ・ジョリー)の闘いを描くクリント・イーストウッド監督によるサスペンスドラマ。息子は無事に警察に保護されるが、実の子でないと疑念を抱いた母親が、腐敗した警察に頼らずに自ら息子の行方を捜して行動を起こし、同時に市長や警察機構を告発する。
●この映画は実話と言うが、あまりにも驚愕で怖いロサンゼルス警察の実態が映し出されています。
●単純に居なくなった息子を捜す母親の愛情物語にとどまらず、権力との戦いにいどむ女性を描く重みのある映画です。
アンジェリーナ・ジョリーの1900年初期の髪型に少し歳を感じましたが、それも魅力に感じるほどの演技です。
●いつもアクション映画でお馴染みのアンジェリーナ・ジョリーですが、強い母親を演じることに?はありましたが、違う一面を見たような気がします。
実際、自分のお腹を痛めた子ではありませんが、実生活でも6人の母となりより女性としての深みがでている映画です。
●日本でも北朝鮮の拉致被害者家族の叫びのような気がし、鬼気迫るものを感じました。
個人問題を超え政治的問題・社会的問題を考えさせる映画であると言える。
この映画もお勧めです。
パートナー(夫)であるブラッド・ピットの「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」も良かったですが、この映画はまたそれとは違う重みのあるお勧め映画です。