今日は、月曜日に観に行って満席状態で断念した「おくりびと」を観賞してきました。
滝田洋二郎が監督を務めた2008年の日本映画。
第81回アカデミー賞外国語映画賞および第32回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞である「おくりびと」。
今や映画動員数も日本1位になったという。
≪あらすじ≫
ひょんなことから遺体を棺に納める“納棺師”となった男が、仕事を通して触れた人間模様や上司の影響を受けながら成長していく姿を描いた感動作。
監督は滝田洋二郎があたり、人気放送作家の小山薫堂が初の映画脚本に挑戦。
一見近寄りがたい職業、納棺師に焦点を当て、重くなりがちなテーマを軽快なタッチでつづる。
キャストには本木雅弘、広末涼子、山崎努ら実力派がそろい、主演の本木がみせる見事な納棺技術に注目。
●映画が終わって、友人と目を合わせ一言「良かったネ!!」
この言葉に全ての意味が有り、しばらくは映画の余韻に慕っていました。
本当に「いい映画です」・・・さすがアカデミー賞だけのことはあります。
●日本映画だから・・・と少し侮っていました。
死という美しい死の儀式に自然に涙がこみあげ、会場はすすりなく声!声!涙なくして観れないですが、その中にもユーモアがあり笑いもあります。
●本木雅弘演じる“納棺師”の所作ひとつひとつが指先まで神経が行き届いた演技で、納棺死の仕事が神秘で美しく見えました。
仕事と割り切ってこなしている“納棺師”とは違います。
今の“納棺師”はどうかな??実際は??
●私も何人かの身内をおくってきました。
現実はこれほど美しくはなく、「死」はこの世からあの世への旅だと思えませんでしたが・・・すべて思いようなんですネ。
●日本の風景・曲・日本人の心が描かれた感動作だと思います。
チェロは本当に本木雅弘が弾いているのだろうか??
誰か教えて??
●日本映画もなかなか捨てたものではないですねえ!!
洋画ばかり観ていた私もこの作品には完敗です。
これからは少し観ますネ!
この映画を観て本当に良かったです。
主人・子供にもぜひ観てほしいと思う作品です。
この映画に出会えて「死」というものを改めて見つめることができました。
有難う!!