【佐藤優】北朝鮮による核実験と辺野古基地問題
(1)1月6日、北朝鮮が水爆実験を行ったと発表した。
<北朝鮮は6日午後、「6日午前10時(日本時間10時30分)、朝鮮で初の水素爆弾実験を成功させた」と発表した。朝鮮中央通信が伝えた。北朝鮮による核実験は2013年2月以来、4回目。(中略)
朝鮮中央通信は、金正恩第1書記は昨年12月15日に水爆実験を実施する命令を出し、今月3日に最終命令書に署名したと伝えた。>【注1】
(2)金正恩第一書記は、2015年12月10日に、北朝鮮が水爆を保有していることを示唆する発言をした。
<朝鮮中央通信によると、金第1書記は兵器産業の現場を視察した際に、北朝鮮は「国家の主権と尊厳を守るため、原爆と水爆を自力で爆発させられる強大な核保有国」になったと発言した。
各国の専門家の間では、北朝鮮が水爆の開発を進めているらしいとの観測が数年前から浮上していたが、まだ製造できる能力はないと見られていた。水爆は原爆の数百倍の威力をもつ。
英国王立国際問題研究所のジョン・ニルソンライト氏によると、北朝鮮が水爆を保有していると主張したのは今回が初めてと思われる。しかしその主張を裏付けるような説得力のある証拠はほとんどないと同氏は指摘した。
今回の発言の意図について同氏は、北朝鮮の立場と自らの政治的権威を固めるために注目を集め、他国との交渉で優位に立とうとする狙いがあると分析する。>【注2】
(3)しかし、水爆実験に成功したという北朝鮮の発表を額面どおりに受け止めることはできない。世界の軍事やインテリジェンスの専門家は、北朝鮮に水爆を作る能力はないと見ている。
<アーネスト米大統領報道官は6日の記者会見で「水爆実験を成功させたとの北朝鮮の主張はわれわれの初期分析と一致しない」と述べた。証拠の収集や分析を続ける。(中略)
地震波の分析や関係国の情報に基づき「北朝鮮が核実験を行ったと結論づけた」と説明。一方で「過去24時間に起きたことは、北朝鮮の技術的、軍事的な能力に関するわれわれの評価を変えるものではない」と語り、水爆開発には成功していないとの従来の分析に変わりはないとした>【注3】
北朝鮮は、水爆を保持したいという意志は持っているが、能力がそれに伴っていない。しかし、2015年12月に金正恩第一書記が「水爆を自力で爆発させられる」と公言している以上、辻褄を合わせなくてはならない。1月8日は、金正恩第一書記の誕生日だ(33歳になる)。誕生日の前祝いとして水爆実験を成功させる必要性が内政的にあったのだろう。国際社会からの非難や制裁と核実験を強行することによる国内的な権力基盤の強化を比較考量した上で、核実験をした方がプラスになるという判断を北朝鮮指導部はしたのだろう。
(4)ところで、水爆を開発したといっても、運搬手段(弾道ミサイル、爆撃機など)がなければ兵器として使うことができない。水爆は原爆と比較すると小型化がはるかに難しいので、「日米韓が懸念しているような、原爆を小型化して、弾道ミサイルに搭載する実験をしているわけではなく、私たちに攻撃的意図はありません」というメッセージを北朝鮮が出しているのかもしれない。
(5)懸念されるのは、北朝鮮の核実験を口実に、米海兵隊普天間飛行場の移設に伴う辺野古新基地建設を強行しようとする動きが政府・与党において一層強まることだ。
この点、前田哲男・軍事評論家が重要な指摘をしている。
<今回の実験で日本政府が今後「安全保障環境が悪化しており、米軍普天間飛行場の辺野古移設を急ぐ必要がある」と強調する可能性がある。だが米海兵隊は朝鮮戦争でもイラク戦争でも敵前上陸を実施しておらず、陸軍のように使われているのが実態だ。北朝鮮の武力行使によって抑止が破られた際、海兵隊が有力な戦力になるとの想定はない。北朝鮮の「脅威」に対する海兵隊必要論は根拠がないと言わざるを得ない>【注4】
この見解は、冷静で客観的だ。北朝鮮が自称する水爆実験と辺野古新基地建設問題とは、まったく関連しない独立した事象だ。
そもそも海兵隊は、核戦力に対する抑止力にはならない。
しかし、北朝鮮の「水爆実験に成功した」というプロパガンダは、日本の政治エリート、報道関係者の不安感を増大させる。その結果、合理的かつ客観的な根拠を欠いた乱暴な言説が沖縄以外の日本で展開される危険が十分ある。
具体的には、「北朝鮮の水爆実験で日本全体に対する脅威が増大しているのだから、沖縄は国防の島としての責任を果たせ。辺野古移設を受け入れるのが沖縄にとって唯一の道だ」「沖縄は自らの分際をわきまえて、つべこべ言わずに辺野古基地の建設に協力しろ」「沖縄が辺野古移設に反対するならば、普天間基地を固定化するからな。そこで事故が起きても自業自得だということをよく覚えておけ」etc.
(6)特に危惧されるのは、島尻安伊子・沖縄担当相の動向だ。日本から沖縄に移住し、何年住んでも、沖縄人の心情を理解しようとしない日本人植民者がいる。島尻大臣もその一人だ。
島尻大臣に対する沖縄における違和感について、松川敦志・「朝日新聞」那覇総支局長が興味深い指摘をしている。
<戦争で大きな犠牲を払い、戦後は27年間の米軍統治を強いられた沖縄を振興するための国家予算は、基地問題に対する沖縄の態度次第で増減する--。これが「リンク論」で、一読してわかる通り、とんでもない政治手法だ。どう考えてもとんでもないから、政府は「リンク論などない」と否定するのだが、ふとした時に本音がのぞく。
最近では、島尻安伊子沖縄・北方担当相(50)の発言が問題となった。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画に反対する知事の姿勢が予算に影響するかと会見で問われ、「全くないとは考えていない」と述べたものだ。仙台市出身で結婚を機に移り住んだ沖縄で政治家となり、当選2回で大臣に登用された島尻氏が、どんな思いからこのような発言をしたのか。その本心は、何かの折りにじっくりとうかがいたいと思っている。
ここでわざわざ「仙台市出身」と書いたのは、沖縄に生まれ育った政治家だったら果たして、と思わずにはいられないからだ。>【注5】
植民地主義者である島尻大臣は、日本全体の利益のために沖縄が安全保障上の過剰な負担をするのが当然と考えている。島尻大臣が、北朝鮮の核実験と辺野古新基地建設強行をリンケージする発言をすれば、中央政府と一部の全国紙はそれを最大限に利用する。
そして、沖縄人に死傷者が発生しても、躊躇せずに、日本全体のために辺野古新基地建設を推進すべきであるという言説を展開する有識者が出てくる。
もっとも、中央政府からの理不尽な圧力を「オール沖縄の力」ではね返すことは可能だ。
【注1】記事「北朝鮮が「初の水爆実験に成功」と発表 特別重大報道で」(朝日新聞デジタル 2016年1月6日)
【注2】記事「北朝鮮が「水爆保有」を主張、専門家は疑問視」(「CNN]日本語版ウェブサイト 2015.12.11)
【注3】記事「水爆主張は大うそ?分析と一致せず 米政府、証拠収集を継続」(産経ニュース(共同) 2016.1.7)
【注4】2016年1月7日付け「琉球新報」
【注5】記事「(ウチナーの風)沖縄予算のリンク論 透ける本土の本音」
(朝日新聞デジタル 2015年12月28日)
□佐藤優「北朝鮮による核実験と辺野古基地問題 ~飛耳長目 第115回~」(「週刊金曜日」2016年1月15日号)
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「【佐藤優】中国株式市場の怪しさ、イノベーションの障害、ホラー映画の心理学」
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「【佐藤優】普天間基地移設問題の本質、外務省犯罪黒書、老後に快走!」
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「【佐藤優】遠隔地ナショナリズム ~ウクライナから沖縄へ(2)~」
「【佐藤優】ユニエイト教会 ~ウクライナから沖縄へ(1)~ 」
(1)1月6日、北朝鮮が水爆実験を行ったと発表した。
<北朝鮮は6日午後、「6日午前10時(日本時間10時30分)、朝鮮で初の水素爆弾実験を成功させた」と発表した。朝鮮中央通信が伝えた。北朝鮮による核実験は2013年2月以来、4回目。(中略)
朝鮮中央通信は、金正恩第1書記は昨年12月15日に水爆実験を実施する命令を出し、今月3日に最終命令書に署名したと伝えた。>【注1】
(2)金正恩第一書記は、2015年12月10日に、北朝鮮が水爆を保有していることを示唆する発言をした。
<朝鮮中央通信によると、金第1書記は兵器産業の現場を視察した際に、北朝鮮は「国家の主権と尊厳を守るため、原爆と水爆を自力で爆発させられる強大な核保有国」になったと発言した。
各国の専門家の間では、北朝鮮が水爆の開発を進めているらしいとの観測が数年前から浮上していたが、まだ製造できる能力はないと見られていた。水爆は原爆の数百倍の威力をもつ。
英国王立国際問題研究所のジョン・ニルソンライト氏によると、北朝鮮が水爆を保有していると主張したのは今回が初めてと思われる。しかしその主張を裏付けるような説得力のある証拠はほとんどないと同氏は指摘した。
今回の発言の意図について同氏は、北朝鮮の立場と自らの政治的権威を固めるために注目を集め、他国との交渉で優位に立とうとする狙いがあると分析する。>【注2】
(3)しかし、水爆実験に成功したという北朝鮮の発表を額面どおりに受け止めることはできない。世界の軍事やインテリジェンスの専門家は、北朝鮮に水爆を作る能力はないと見ている。
<アーネスト米大統領報道官は6日の記者会見で「水爆実験を成功させたとの北朝鮮の主張はわれわれの初期分析と一致しない」と述べた。証拠の収集や分析を続ける。(中略)
地震波の分析や関係国の情報に基づき「北朝鮮が核実験を行ったと結論づけた」と説明。一方で「過去24時間に起きたことは、北朝鮮の技術的、軍事的な能力に関するわれわれの評価を変えるものではない」と語り、水爆開発には成功していないとの従来の分析に変わりはないとした>【注3】
北朝鮮は、水爆を保持したいという意志は持っているが、能力がそれに伴っていない。しかし、2015年12月に金正恩第一書記が「水爆を自力で爆発させられる」と公言している以上、辻褄を合わせなくてはならない。1月8日は、金正恩第一書記の誕生日だ(33歳になる)。誕生日の前祝いとして水爆実験を成功させる必要性が内政的にあったのだろう。国際社会からの非難や制裁と核実験を強行することによる国内的な権力基盤の強化を比較考量した上で、核実験をした方がプラスになるという判断を北朝鮮指導部はしたのだろう。
(4)ところで、水爆を開発したといっても、運搬手段(弾道ミサイル、爆撃機など)がなければ兵器として使うことができない。水爆は原爆と比較すると小型化がはるかに難しいので、「日米韓が懸念しているような、原爆を小型化して、弾道ミサイルに搭載する実験をしているわけではなく、私たちに攻撃的意図はありません」というメッセージを北朝鮮が出しているのかもしれない。
(5)懸念されるのは、北朝鮮の核実験を口実に、米海兵隊普天間飛行場の移設に伴う辺野古新基地建設を強行しようとする動きが政府・与党において一層強まることだ。
この点、前田哲男・軍事評論家が重要な指摘をしている。
<今回の実験で日本政府が今後「安全保障環境が悪化しており、米軍普天間飛行場の辺野古移設を急ぐ必要がある」と強調する可能性がある。だが米海兵隊は朝鮮戦争でもイラク戦争でも敵前上陸を実施しておらず、陸軍のように使われているのが実態だ。北朝鮮の武力行使によって抑止が破られた際、海兵隊が有力な戦力になるとの想定はない。北朝鮮の「脅威」に対する海兵隊必要論は根拠がないと言わざるを得ない>【注4】
この見解は、冷静で客観的だ。北朝鮮が自称する水爆実験と辺野古新基地建設問題とは、まったく関連しない独立した事象だ。
そもそも海兵隊は、核戦力に対する抑止力にはならない。
しかし、北朝鮮の「水爆実験に成功した」というプロパガンダは、日本の政治エリート、報道関係者の不安感を増大させる。その結果、合理的かつ客観的な根拠を欠いた乱暴な言説が沖縄以外の日本で展開される危険が十分ある。
具体的には、「北朝鮮の水爆実験で日本全体に対する脅威が増大しているのだから、沖縄は国防の島としての責任を果たせ。辺野古移設を受け入れるのが沖縄にとって唯一の道だ」「沖縄は自らの分際をわきまえて、つべこべ言わずに辺野古基地の建設に協力しろ」「沖縄が辺野古移設に反対するならば、普天間基地を固定化するからな。そこで事故が起きても自業自得だということをよく覚えておけ」etc.
(6)特に危惧されるのは、島尻安伊子・沖縄担当相の動向だ。日本から沖縄に移住し、何年住んでも、沖縄人の心情を理解しようとしない日本人植民者がいる。島尻大臣もその一人だ。
島尻大臣に対する沖縄における違和感について、松川敦志・「朝日新聞」那覇総支局長が興味深い指摘をしている。
<戦争で大きな犠牲を払い、戦後は27年間の米軍統治を強いられた沖縄を振興するための国家予算は、基地問題に対する沖縄の態度次第で増減する--。これが「リンク論」で、一読してわかる通り、とんでもない政治手法だ。どう考えてもとんでもないから、政府は「リンク論などない」と否定するのだが、ふとした時に本音がのぞく。
最近では、島尻安伊子沖縄・北方担当相(50)の発言が問題となった。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画に反対する知事の姿勢が予算に影響するかと会見で問われ、「全くないとは考えていない」と述べたものだ。仙台市出身で結婚を機に移り住んだ沖縄で政治家となり、当選2回で大臣に登用された島尻氏が、どんな思いからこのような発言をしたのか。その本心は、何かの折りにじっくりとうかがいたいと思っている。
ここでわざわざ「仙台市出身」と書いたのは、沖縄に生まれ育った政治家だったら果たして、と思わずにはいられないからだ。>【注5】
植民地主義者である島尻大臣は、日本全体の利益のために沖縄が安全保障上の過剰な負担をするのが当然と考えている。島尻大臣が、北朝鮮の核実験と辺野古新基地建設強行をリンケージする発言をすれば、中央政府と一部の全国紙はそれを最大限に利用する。
そして、沖縄人に死傷者が発生しても、躊躇せずに、日本全体のために辺野古新基地建設を推進すべきであるという言説を展開する有識者が出てくる。
もっとも、中央政府からの理不尽な圧力を「オール沖縄の力」ではね返すことは可能だ。
【注1】記事「北朝鮮が「初の水爆実験に成功」と発表 特別重大報道で」(朝日新聞デジタル 2016年1月6日)
【注2】記事「北朝鮮が「水爆保有」を主張、専門家は疑問視」(「CNN]日本語版ウェブサイト 2015.12.11)
【注3】記事「水爆主張は大うそ?分析と一致せず 米政府、証拠収集を継続」(産経ニュース(共同) 2016.1.7)
【注4】2016年1月7日付け「琉球新報」
【注5】記事「(ウチナーの風)沖縄予算のリンク論 透ける本土の本音」
(朝日新聞デジタル 2015年12月28日)
□佐藤優「北朝鮮による核実験と辺野古基地問題 ~飛耳長目 第115回~」(「週刊金曜日」2016年1月15日号)
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【参考】
「【佐藤優】日本人の思考の鋳型、死刑問題、キリスト教と政治」
「【佐藤優】サウジとイランと「国交断絶」の引き金になった男 ~ニムル師~」
「【佐藤優】中国株式市場の怪しさ、イノベーションの障害、ホラー映画の心理学」
「【佐藤優】矛盾したことを平気で言う「植民地担当相」 ~島尻安伊子~」
「【佐藤優】普天間基地移設問題の本質、外務省犯罪黒書、老後に快走!」
「【佐藤優】シリア難民が日本へ ~ハナ・アーレント『全体主義の起源』~」
「【佐藤優】陰険で根暗な前任、人柄が悪くて能力のある新任 ~駐露大使~」
「【佐藤優】世界史の基礎を身につける法、決断力の磨き方」
「【佐藤優】国内で育ったテロリストは潰せない ~米国の排外主義的気運~」
「【佐藤優】沖縄が敗訴したら起きること ~辺野古代執行訴訟~」
「【佐藤優】知を身につける ~行為から思考へ~」
「【佐藤優】プーチンの「外交ゲーム」に呑まれて」
「【佐藤優】世界イスラム革命の無差別攻撃 ~日本でテロ(3)~」
「【佐藤優】日本でもテロが起きる可能性 ~日本でテロ(2)~」
「【佐藤優】『日本でテロが起きる日』まえがきと目次 ~日本でテロ(1)~」
「【佐藤優】小泉劇場と「戦後保守」・北方領土、反知性主義を脱構築」
「【佐藤優】【中東】「スリーパー」はテロの指令を待っている」
「【佐藤優】東京オリンピックに係るインテリジェンス ~知の武装・抄~」
「【佐藤優】分析力の鍛錬、事例、実践例 ~知の教室・抄(3)~」
「【佐藤優】武器としての教養、闘い方、対話の技術 ~知の教室・抄(2)~」
「【佐藤優】知的技術、情報を拾う・使う、知をビジネスに ~知の教室・抄(1)~」
「【佐藤優】多忙なビジネスマンに明かす心得 ~情報収集術(2)~」
「【佐藤優】多忙なビジネスマンに明かす心得 ~情報収集術(1)~」
「【佐藤優】日本のインテリジェンス機能、必要な貯金額、副業の是非 ~知の教室~」
「【佐藤優】世の中でどう生き抜くかを考えるのが教養 ~知の教室~」
「【佐藤優】『知の教室 ~教養は最強の武器である~』目次」
「【佐藤優】『佐藤優の実践ゼミ』目次」
「『佐藤優の実践ゼミ 「地アタマ」を鍛える!』」
★『佐藤優の実践ゼミ 「地アタマ」を鍛える!』目次はこちら
「【佐藤優】サハリン・樺太史、酸素魚雷と潜水艦・伊400型、飼い猫の数」
「【佐藤優】第2次世界大戦、日ソ戦の悲惨 ~知を磨く読書~」
「【佐藤優】すべては国益のため--冷徹な「計算」 ~プーチン~」
「【佐藤優】安倍政権、沖縄へ警視庁機動隊投入 ~ソ連の手口と酷似~」
「【佐藤優】世の中でどう生き抜くかを考えるのが教養 ~知の教室~」
「【佐藤優】冷静な分析と憂国の情、ドストエフスキーの闇、最良のネコ入門書」
「【佐藤優】「クルド人」がトルコに怒る理由 ~日本でも衝突~」
「【佐藤優】異なるパラダイムが同時進行 ~激変する国際秩序~」
「【佐藤優】被虐待児の自立、ほんとうの法華経、外務官僚の反知性主義」
「【佐藤優】日本人が苦手な類比的思考 ~昭和史(10)~」
「【佐藤優】地政学の目で中国を読む ~昭和史(9)~」
「【佐藤優】これから重要なのは地政学と未来学 ~昭和史(8)~」
「【佐藤優】近代戦は個人の能力よりチーム力 ~昭和史(7)~」
「【佐藤優】戦略なき組織は敗北も自覚できない ~昭和史(6)~」
「【佐藤優】人材の枠を狭めると組織は滅ぶ ~昭和史(5)~」
「【佐藤優】企画、実行、評価を分けろ ~昭和史(4)~」
「【佐藤優】いざという時ほど基礎的学習が役に立つ ~昭和史(3)~」
「【佐藤優】現場にツケを回す上司のキーワードは「工夫しろ」 ~昭和史(2)~」
「【佐藤優】実戦なき組織は官僚化する ~昭和史(1)~」
「【佐藤優】バチカン教理省神父の告白 ~同性愛~」
「【佐藤優】進むEUの政治統合、七三一部隊、政治家のお遍路」
「【佐藤優】【米国】がこれから進むべき道 ~公約撤回~」
「【佐藤優】同志社大学神学部 私はいかに学び、考え、議論したか」「【佐藤優】プーチンのメッセージ」
「【佐藤優】ロシア人の受け止め方 ~ノーベル文学賞~」
「【佐藤優】×池上彰「新・教育論」」
「【佐藤優】沖縄・日本から分離か、安倍「改憲」を撃つ、親日派のいた英国となぜ開戦」
「【佐藤優】シリアで始まったグレート・ゲーム ~「疑わしきは殺す」~」
「【佐藤優】沖縄の自己決定権確立に大貢献 ~翁長国連演説~」
「【佐藤優】現実の問題を解決する能力 ~知を磨く読書~」
「【佐藤優】琉球独立宣言、よみがえる民族主義に備えよ、ウクライナ日記」
「【佐藤優】『知の教室 ~教養は最強の武器である~』目次」
「【佐藤優】ネット右翼の終わり、解釈改憲のからくり、ナチスの戦争」
「【佐藤優】「学力」の経済学、統計と予言、数学と戦略思考」
「【佐藤優】聖地で起きた「大事故」 ~イランが怒る理由~」
「【佐藤優】テロ対策、特高の現実 ~知を磨く読書~」
「【佐藤優】フランスにイスラム教の政権が生まれたら恐怖 ~『服従』~」
「【佐藤優】ロシアを怒らせた安倍政権の「外交スタンス」」
「【佐藤優】コネ社会ロシアに関する備忘録 ~知を磨く読書~」
「【佐藤優】ロシア、日本との約束を反故 ~対日関係悪化~」
「【佐藤優】ロシアと提携して中国を索制するカードを失った」
「【佐藤優】中国政府の「神話」に敗れた日本」
「【佐藤優】日本外交の無力さが露呈 ~ロシア首相の北方領土訪問~」
「【佐藤優】「アンテナ」が壊れた官邸と外務省 ~北方領土問題~」
「【佐藤優】基地への見解違いすぎる ~沖縄と政府の集中協議~」
「【佐藤優】慌てる政府の稚拙な手法には動じない ~翁長雄志~」
「【佐藤優】安倍外交に立ちはだかる壁 ~ロシア~」
「【佐藤優】正しいのはオバマか、ネタニヤフか ~イランの核問題~」
「【佐藤優】日中を衝突させたい米国の思惑 ~安倍“暴走”内閣(10)~」
「【佐藤優】国際法を無視する安倍政権 ~安倍“暴走”内閣(9)~」
「【佐藤優】日本に安保法制改正をやらせる米国 ~安倍“暴走”内閣(8)~」
「【佐藤優】民主主義と相性のよくない安倍政権 ~安倍“暴走”内閣(7)~」
「【佐藤優】官僚の首根っこを押さえる内閣人事局 ~安倍“暴走”内閣(6)~」
「【佐藤優】円安を喜び、ルーブル安を危惧する日本人の愚劣 ~安倍“暴走”内閣(5)~」
「【佐藤優】中小企業100万社を潰す竹中平蔵 ~安倍“暴走”内閣(4)~」
「【佐藤優】自民党を操る米国の策謀 ~安倍“暴走”内閣(3)~」
「【佐藤優】自民党の全体主義的スローガン ~安倍“暴走”内閣(2)~」
「【佐藤優】安倍“暴走”内閣で窮地に立つ日本 ~安倍“暴走”内閣(1)~」
「【佐藤優】ある外務官僚の「嘘」 ~藤崎一郎・元駐米大使~」
「【佐藤優】自民党の沖縄差別 ~安倍政権の言論弾圧~」
「【書評】佐藤優『超したたか勉強術』」
「【佐藤優】脳の記憶容量を大きく変える技術 ~超したたか勉強術(2)~」
「【佐藤優】表現力と読解力を向上させる技術 ~超したたか勉強術~」
「【佐藤優】恐ろしい本 ~元少年Aの手記『絶歌』~」
「【佐藤優】集団的自衛権にオーストラリアが出てくる理由 ~日本経済の軍事化~」
「【佐藤優】ロシアが警戒する日本とウクライナの「接近」 ~あれかこれか~」
「【佐藤優】【沖縄】知事訪米を機に変わった米国の「安保マフィア」」
「【佐藤優】ハワイ州知事の「消極的対応」は本当か? ~沖縄~」
「【佐藤優】米国をとるかロシアをとるか ~日本の「曖昧戦術」~」
「【佐藤優】エジプトで「死刑の嵐」が吹き荒れている」
「【佐藤優】エリートには貧困が見えない ~貧困対策は教育~」
「【佐藤優】バチカンの果たす「役割」 ~米国・キューバ関係~」
「【佐藤優】日米安保(2) ~改訂のない適用範囲拡大は無理筋~」
「【佐藤優】日米安保(1) ~安倍首相の米国議会演説~」
「【佐藤優】日米安保(1) ~安倍首相の米国議会演説~」
「【佐藤優】外相の認識を問う ~プーチンからの「シグナル」~」
「【佐藤優】ヒラリーとオバマの「大きな違い」」
「【佐藤優】「自殺願望」で片付けるには重すぎる ~ドイツ機墜落~」
「【佐藤優】【沖縄】キャラウェイ高等弁務官と菅官房長官 ~「自治は神話」~」
「【佐藤優】戦勝70周年で甦ったソ連の「独裁者」 ~帝国主義の復活~」
「【佐藤優】明らかになったロシアの新たな「核戦略」 ~ミハイル・ワニン~」
「【佐藤優】北方領土返還の布石となるか ~鳩山元首相のクリミア訪問~」
「【佐藤優】米軍による日本への深刻な主権侵害 ~山城議長への私人逮捕~」
「【佐藤優】米大使襲撃の背景 ~韓国の空気~」
「【佐藤優】暗殺された「反プーチン」政治家の過去 ~ボリス・ネムツォフ~」
「【佐藤優】ウクライナ問題に新たな枠組み ~独・仏・露と怒れる米国~」
「【佐藤優】守られなかった「停戦合意」 ~ウクライナ~」
「【佐藤優】【ピケティ】『21世紀の資本』が避けている論点」
「【ピケティ】本では手薄な問題(旧植民地ほか) ~佐藤優によるインタビュー~」
「【佐藤優】優先順序は「イスラム国」かウクライナか ~ドイツの判断~」
「【佐藤優】ヨルダン政府に仕掛けた情報戦 ~「イスラム国」~」
「【佐藤優】ウクライナによる「歴史の見直し」をロシアが警戒 ~戦後70年~」
「【佐藤優】国際情勢の見方や分析 ~モサドとロシア対外諜報庁(SVR)~」
「【佐藤優】「イスラム国」が世界革命に本気で着手した」
「【佐藤優】「イスラム国」の正体 ~国家の新しいあり方~」
「【佐藤優】スンニー派とシーア派 ~「イスラム国」で中東が大混乱(4)~」
「【佐藤優】サウジアラビア ~「イスラム国」で中東が大混乱(3)~」
「【佐藤優】米国とイランの接近 ~「イスラム国」で中東が大混乱(2)~」
「【佐藤優】シリア問題 ~「イスラム国」で中東が大混乱(1)~」
「【佐藤優】イスラム過激派による自爆テロをどう理解するか ~『邪宗門』~」
「【佐藤優】の実践ゼミ(抄)」
「【佐藤優】の略歴」
「【佐藤優】表面的情報に惑わされるな ~英諜報機関トップによる警告~」
「【佐藤優】世界各地のテロリストが「大規模テロ」に走る理由」
「【佐藤優】ロシアが中立国へ送った「シグナル」 ~ペーテル・フルトクビスト~」
「【佐藤優】戦争の時代としての21世紀」
「【佐藤優】「拷問」を行わない諜報機関はない ~CIA尋問官のリンチ~」
「【佐藤優】米国の「人種差別」は終わっていない ~白人至上主義~」
「【佐藤優】【原発】推進を図るロシア ~セルゲイ・キリエンコ~」
「【佐藤優】【沖縄】辺野古への新基地建設は絶対に不可能だ」
「【佐藤優】沖縄の人の間で急速に広がる「変化」の本質 ~民族問題~」
「【佐藤優】「イスラム国」という組織の本質 ~アブバクル・バグダディ~」
「【佐藤優】ウクライナ東部 選挙で選ばれた「謎の男」 ~アレクサンドル・ザハルチェンコ~」
「【佐藤優】ロシアの隣国フィンランドの「処世術」 ~冷戦時代も今も~」
「【佐藤優】さりげなくテレビに出た「対日工作担当」 ~アナートリー・コーシキン~」
「【佐藤優】外交オンチの福田元首相 ~中国政府が示した「条件」~」
「【佐藤優】この機会に「国名表記」を変えるべき理由 ~ギオルギ・マルグベラシビリ~」
「【佐藤優】安倍政権の孤立主義的外交 ~米国は中東の泥沼へ再び~」
「【佐藤優】安倍政権の消極的外交 ~プーチンの勝利~」
「【佐藤優】ロシアはウクライナで「勝った」のか ~セルゲイ・ラブロフ~」
「【佐藤優】貪欲な資本主義へ抵抗の芽 ~揺らぐ国民国家~」
「【佐藤優】スコットランド「独立運動」は終わらず」
「「森訪露」で浮かび上がった路線対立」
「【佐藤優】イスラエルとパレスチナ、戦いの「発端」 ~サレフ・アル=アールーリ~」
「【佐藤優】水面下で進むアメリカvs.ドイツの「スパイ戦」」
「【佐藤優】ロシアの「報復」 ~日本が対象から外された理由~」
「【佐藤優】ウクライナ政権の「ネオナチ」と「任侠団体」 ~ビタリー・クリチコ~」
「【佐藤優】東西冷戦を終わらせた現実主義者の死 ~シェワルナゼ~」
「【佐藤優】日本は「戦争ができる」国になったのか ~閣議決定の限界~」
「【ウクライナ】内戦に米国の傭兵が関与 ~CIA~」
「【佐藤優】日本が「軍事貢献」を要求される日 ~イラクの過激派~」
「【佐藤優】イランがイラク情勢を懸念する理由 ~ハサン・ロウハニ~」
「【佐藤優】新・帝国時代の到来を端的に示すG7コミュニケ」
「【佐藤優】集団的自衛権、憲法改正 ~ウクライナから沖縄へ(4)~ 」
「【佐藤優】スコットランド、ベルギー、沖縄 ~ウクライナから沖縄へ(3)~ 」
「【佐藤優】遠隔地ナショナリズム ~ウクライナから沖縄へ(2)~」
「【佐藤優】ユニエイト教会 ~ウクライナから沖縄へ(1)~ 」