8月31日は「野菜の日」。8(や)3(さ)1(い)の語呂合わせで、全国青果物商業協働組合連合会などが1983(昭和58)年に制定した。
ビタミンやミネラル、食物繊維など、古くからよく知られた野菜の栄養素以外に、最近話題になるのは「ファイト(フィト)ケミカル」だ。ファイト(フィト)とはギリシャ語で「植物」の意味で、野菜や果物のみずみずしい色や香り、味のもとになっている成分を指す。もともとは、植物が自分の身を守り成長するために皮や種、根に蓄えるもので、細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用が強いという。
大きく分類するとポリフェノール系、カロテノイド系、イオウ化合物系などに分かれ、緑茶の渋味成分であるカテキン、トマトやスイカの赤い色素成分リコピン、ブルーベリーやナスなどの青い色素成分アントシアニン、タマネギやニンニクの辛み成分である硫化アリルなども、その一種だ。
ファイトケミカルは、植物の細胞と細胞膜の中にあり、ほとんどは熱に強いので、生の野菜や果物よりも、調理したもののほうが摂取しやすいといわれている。
□南雲つぐみ(医学ライター)「ファイトケミカル ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年8月31日)を引用
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ビタミンやミネラル、食物繊維など、古くからよく知られた野菜の栄養素以外に、最近話題になるのは「ファイト(フィト)ケミカル」だ。ファイト(フィト)とはギリシャ語で「植物」の意味で、野菜や果物のみずみずしい色や香り、味のもとになっている成分を指す。もともとは、植物が自分の身を守り成長するために皮や種、根に蓄えるもので、細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用が強いという。
大きく分類するとポリフェノール系、カロテノイド系、イオウ化合物系などに分かれ、緑茶の渋味成分であるカテキン、トマトやスイカの赤い色素成分リコピン、ブルーベリーやナスなどの青い色素成分アントシアニン、タマネギやニンニクの辛み成分である硫化アリルなども、その一種だ。
ファイトケミカルは、植物の細胞と細胞膜の中にあり、ほとんどは熱に強いので、生の野菜や果物よりも、調理したもののほうが摂取しやすいといわれている。
□南雲つぐみ(医学ライター)「ファイトケミカル ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年8月31日)を引用
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