早くも気温・風景とも春真っ盛りの神奈川県ですが、皆様の地域はいかがでしょうか。
さて、2002年12月から2014年3月までの間に20回開催した「青少年支援セミナー」の趣旨を引き継ぎながら新たな視点で開催している標記イベントですが、今年の第4回は5月28日(土)にオンラインで開催するはこびとなりました。
前回言及した「ひきこもり人権宣言」が昨年12月に発表されたことを踏まえ、不登校分野での人権宣言「不登校の子どもの権利宣言」と合わせて、当スタジオが実践している不登校/ひきこもり対応の理念がそれらに通じるものであることをお伝えします。
第1部は講演。
代表兼相談員の丸山が、ふたつの人権宣言にふれながら、そこに込められた本人が望んでいる見方や支援のあり方と目標の設定について提言します。
第2部では、ZOOMの機能を使い「対談」と「座談会」というふたつのグループに分かれて分散会を行います。
どちらのグループも前半は話題提供、後半は参加者全員との対話です。
毎回丸山と同じ「不登校/ひきこもり状態の“経験者相談員”」をお招きしての「対談」を行うグループ。今回は宮崎市で丸山と同じ約20年間ひきこもり状態などへの相談や支援にたずさわってきた聞風坊(もんぷうぼう=ペンネーム)氏をゲストに迎え「自助会の魅力」「支援機関のあり方や利用を検討するにあたっての見方」などを当事者視点で語り合います。
当スタジオが毎年通年開講している連続講座「ヒュースタゼミナール」の修了者が語る「座談会」を行うグループ。今回は、昨年度の修了者(4期生)のうち親御さんと行政機関の心理職のおふたりが、同ゼミのなかの1回で講師をつとめている割田大悟氏の解説と進行により、不登校・ひきこもりを学んだことで何がわかりどう活かしていきたいかを語り合います。
“講師・対談者・ファシリテーターが全員元当事者” という徹底したキャスティングによる “不登校・ひきこもり入門” と銘打った本イベント。
不登校/ひきこもり状態を理解したい方はもとより、見方・対応のあり方・支援機関の判断基準を知りたい方、ご参加のうえ考え合ってみませんか。
詳しい開催要項は、下記リンク先ページでご覧のうえ、よろしければお申し込みください。ただし、今回はオンライン開催のため事前申込を原則としておりますのでご了承ください。
追ってさらに詳しい情報をお伝えしますので、今後とも本欄にご注目ください。
↓「Peatix」に掲載した開催要項を見る