蘭とペットと時々 「道楽」

自分の周りで起きてることをしらふで一筆啓上

Den. anosumum 温室内へ

2011年10月02日 22時47分55秒 | Weblog

最低気温 18℃ 最高気温 26℃
朝のうちサッと雨が降るがすぐにやむ、のちには時々、日が差す。
昨日は雨が降り涼しくなるとの予報だったが雨も降らず、それほど涼しくもならなかった。


ボチボチ温室内に取り込みを始める。
最初は Den. anosumum 以前は superbum と言っていた種類、フィリピン産で新芽が伸びている時に低温で雨などに当たると葉に黒班病見たいのが出やすい。
ひどくなると生長してる先端が腐り抜けてしまうことがある。
ここ数年は早く出し過ぎて黒班病を出してしまい伸びが良くなかったが今年は梅雨明けに出したところ病気も出ずに順調に育ってくれたので少し早めに取り込むことに。

昼前からお客さんが多く、いつもの重なるパターン。
昼食後にお客さんの相手を、冬は部屋の中での栽培をしているとの事。
Den. furcatum (=bronckartii) をよそのラン屋さんで聞いたら高温性だと言われたらしい。多少はその気があるのかもしれないが寒さには強いとは思う。
国際でも最低気温10℃ぐらいの所で栽培しているし、お客さんの所でも冬場、室内栽培でも十分に咲いている。
来られたお客さんの所では部屋のエヤコンの設定を15℃に設定しているので決して低い温度では無いと思う。
以前、来た時に温度が低いのでバンダをやりたいのだが難しいではと言われたので水やりを控えれば良いですよと言ったが、それを実行したら葉がパラパラと落ちてしまったらしい。
その時に何度ぐらいになるのか聞けば良かったのだが最低が15℃ぐらいを保てるのであれば天気の良い時に普通に灌水して大丈夫。
お客さんは15℃では低い温度だと思っていたらしい。
人により暑い、寒いの感覚も違うので具体的な温度で言わないとずれが出てくる注意、反省
ついでに、冬場の最低温度は良く気にし、一日その温度で管理する人がいるが、できれば昼間の最高気温は最低気温よりは10℃以上は上げたいところ。

残りの時間は C. purpurata (元 L.属)の鉢上げ。
プラ鉢7.5cm水苔植えの物を10.5cmプラ鉢でそのまま周りにニュジーランドバーク5号を詰め込む。


Den. lasianthera デンドロビューム属 ラシアンセラ 画像をクリックで花の拡大画像
ニューギニア産(低地で海抜100m付近)
花径 5 x 5cm、花茎バルブの先端付近から出て直立し、長さ 34cm、30輪着花
バルブは細く直立し 80cm、葉は暑く長さ 9.5cm
12cmプラ鉢ニュージーランドバーク5号植え
光線は好むので5月頃屋外に出した時から無遮光で栽培。
2010年にお客さんが東京ドームで台湾の業者から購入、花を見たいが温度的に無理なので私が預かっていたもの。
温度が15℃以上保てて日当たりの良いところで場所があれば色の変異が有り集めても面白いかも。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする