どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

ショートズーム祭り

2014-11-08 01:08:14 | 日記

 

なぜかニコンのショートズームが3本も集まってしまった。マジメで端正な14−24ミリf2.8、生真面目すぎて少し解像度の弱い12−24ミリDXf4、そして暴れん坊の10−24ミリDXf3.5~4.5だ。私は単焦点レンズが好きなのだが、このワイド側のレンズは一眼レフ用ではなかなかいいレンズが無い。この理由は一眼レフのミラーの分だけワイド系のレンズの設計が難しいために起きる。後は価格の問題。レンズの枚数を増やして行けば何とかなる。でも価格が高くなり誰も買える物ではない。あと重くて大きくなれば単焦点である意味は薄くなる。それだったらズームレンズの方が設計しがいもある。そのせいかショートズームの方が、像面歪曲や解像度に優れたレンズになっている。

今日は仕事でカメラマンが3人も集まってしまった。D−800があったので、14−24ミリf2.8で遊んでもらった所、まあこのレンズの実力はDXフォーマットのD−7100では出てこないと言うのが良くわかった。かなりのジャジャ馬でもある。

 

 

なんでこの3本が揃ったのかと言えば、新規の仕事でビデオも回す事になったからだ。最近の一眼レフカメラはビデオもとれる。しかもハイビジョンで60フレームで撮影出来る。その際に実はこのワイド領域に超個性的なレンズが必要になってしまったのだ。一応は使い分けとして、舞台等の暗い撮影で14−24、フツーでは12−24、もの凄く狭い所で10−24と使い分けが必要になってしまった。

そしてなのだがシステム変更で、真面目なレンズばっかり揃ってしまったのだ。あんまりにも真面目で端正で折り目正しくて、ちょっと息が詰まる。戦隊物に例えるとブラックとブルーとレッドしかいないようなラインナップだ。単焦点はピンクの役所なので、明らかにイエローがいない。ということでこの超高コントラストで周辺がガッタガタの暴れん坊が入って来た所もある。

 

 

とはいえ、このレンズに慣れるのには時間がかかりそうだ。とにかく暴れる。他の2本がまるでお兄ちゃんのように感じる。

ということでこのワイド領域では、ありとあらゆる事が出来るラインナップになっております。さて次のあの仕事でこのラインナップが火を吹くか!確実に火を噴きますな。

 

 

6日は後13夜という月だった。13夜が3回ある珍しい年だったようだ。だが残念ながら曇りで眺める事は無かった。今日の14夜もきれいだった。そう言う事にしておこう。