風邪もようやく落ち着いて来た。結局病院には行かずに市販の薬になったが、今回も最後はバファリンになった。バファリンの主成分のアセチルサリチル酸はそもそもハーブの中にあるサリチル酸にアセチル基を付けたもの。サリチル酸はハーブとして使うのにはいいが、純粋に使うと胃に負荷をかける。それを軽減するためにアセチル基を付けた、世界で初めての化学合成医薬だ。
もともとが自然にあった物で、単純な改変だったからか、変な薬だ。解熱鎮痛剤、筋肉痛、関節痛、生理痛、頭痛、それぞれが別々な要因で起こる痛みなのに、なぜか効く。消炎効果もある。基本的に消炎剤だと思っているが、血流をよくする働きが副作用である。血液サラサラといえば聞こえがいいだろう。
昨日包丁で指を切ったのだが、血が止まらない。圧迫しようが止まらない。バンソウコをかえかえ対処しました。これはマズいと、傷口に残った皮を切って徹底的に圧迫してとめました。良い子はなさらないように。
まあ次ぎに風邪をひいた時には、バファリンから行こう。イブプロフェンは前々回で初めて勝利したが、なぜか私にはほとんど効かない薬だ。正確に言えば効くのだが、通常の倍量呑めば効く。
オトクな体なのかも知れない。もしくは原始人に近いのかも知れない。とうことで、2週間以上ぶりで泳ぎに行く。病み上がりです。ムリです。マジメに無理はしない。そう誓って向かう太田橋です。
少し前にショートズーム祭りと言う記事を書きましたが、今日はニコンの35ミリf1.8FXと12−24f4DXで撮影しています。この写真は35ミリ。前二つは12−24です。
いやなにを言いたいのかと言えば、12−24f4DXの中古相場が下がっているのですよ。確かに35ミリ単玉と比べるとドン臭いレンズですが、隅々まで端正なショートズームレンズってそうそうないんです。解像感が無いのはショートズーム全部がそうです。現在ニコンのDXフォーマットがどの程度生き残るのかは解りませんが、確実に言えるのはレンズは一生物では無くなっていると言う事です。レンズにはいっているCPUや電気接点、超音波モーターの劣化、そして交換部品が無くなる、そう言った事が今後起こりうると考えています。
基本的に維持管理費用が昔と比べると増大すると言う事です。それを踏まえた上で12−24f4DXを中古で買う人は幸せです。そして買って一年以上使ったらオーバーホールをかけるのをオススメします。
なお写真中にダイサギが一羽います。川の瀬にいます。
この写真も35ミリだな。
水泳は3週間ぶりです。泳げるのかどうかすらも不安になります。とりあえずフォームは何とかなりそうですが、腕が300メートル泳いだ時点でパンパンです。あと風邪で弱気になっています。1000メートルがんばって泳ぎましたが、それ以上は無理です。
なまっています。
バカですね。
いつ見ても、この店舗のデザインは凄いと思う。なにが凄いかと言えばさりげなさなのだ。圧倒的な存在感と、全くのつまらなさ、そしてエントランスへの誘導。
昼の明かりは強すぎてコントラストが見えない。しかし夜にライトアップすると突然違う風景が出現するのだ。
もの凄く良く出来た建物だと思う。パチンコ屋だが、実は日本の建築最先端はパチンコとラブホであるとも言える。その一つだろう。
建築は彫刻と考えている向きには解らない何かがある。古賀設計だろうか。
このレンズの中古市場が情けない事になっているのがとてもイヤだ。このレンズとともにカメラボディーを残したい、ニコンDXレンズの律儀さを解っている奴はどこにいるのか。
みんなFXフォーマットにいってしまった。だから中古市場が落ちている。
だから言おう。このレンズのために私はボディーは一台残す。
そして解るのは、この撮影した時のフツー感なのだが、このフツーを誰もが解らない事なのだ。そこまでもいいレンズです。
あらためて、この古女房のけなげさをしみじみ味わいました。ショートズーム祭りはこれでおしまいです。