
風邪の診断結果が出ました。なぜか血液検査をしたと言う事は、他の内臓疾患まで疑われたということだ。だが医者は血液学的検査は何も言わずに、疫学的検査のみを説明した。と言う事はγーGTPも大丈夫だったようだ。説明では、細菌性の感染の様でウイルス性ではないと言う事だ。なので抗生物質を出してくれた。まあもっと早く出してくれと思ったが、この医者はとても真面目な人だ。以前もメタボ検診でやりあったが、杓子定規な所がある。
いや先代がある意味凄すぎる人だった。客の要望には何でも応える人でガンガン診察する。一人5分以下だったと記憶している。特に間違いは起こさなかったようだが、ここにかかると一発で風邪が治ると評判だった。今でもこの病院では「点滴希望の方は事前に受付で申し込みください」と書いている。古いお客さんとトラブルがあったのだろう。
とはいえ真面目なのはいいんだが、となる。とりあえず5日後に予後検診を受ける事になる。これで治っていれば万歳で、治っていなければ他の疾患を探りましょう、ということだ。
個人的にレジオネラ感染を疑っているのだが、現時点で抗生物質一回呑んだだけで、かなり劇的に回復している。

本当は観賞用として玄関先で育てる予定だった、カラシナの葉っぱだ。かなり大きくなった。霜にも強いのでしばらくはこのままで行く。
総理がいない間、急に衆議院解散の話が盛り上がっている。そうマスコミはいっているのだが、実は彼らは4月の頃から言いはじめている。そして北朝鮮との交渉がはじまった当たりでも言いはじめている。北朝鮮から拉致被害者が帰って来て、その実績で衆参議員の3分の2の議席を狙うと言う物だ。しかしこのシナリオでも解散する理由が見当たらない。いやそもそも秋解散説には全く理由なぞ最初っからないのだ。
単なる権力基盤強化のための解散でしかない。そしてすべての指標が、今やるしか無いと言うタイミングだ。それが予定通りに来ただけに過ぎない。日銀の金諭緩和と年金の運用比率変更、日銀が買う日本国債の額と年金機構が出す国債の金額が一致している、つまり債券市場には混乱は起きないが、株式と海外債券には大きな影響が出る、それが政府の指示なのかと言う問題はあるが、自民党が大負けする理由はこれでなくなった。
そしてイキナリで野党が準備出来ていないと言うのは間違いだ。正確に言えばこの2年間野党は分裂騒ぎを繰り返して来た。そして細部にこだわる余りに、分裂が止まらない。みんなの党と維新の会は決定的にダメージを受けている。民主党も求心力を失っている。この状態では、準備したくとも出来なかったと言うのが実情だ。それでいて党首がそれぞれ強気な発言をするのは、それでも下準備はしていると言う事だ。だが勝てるとは全く思っていない。
野党がカルト化しはじめていると言う事だ。選挙協力が出来ない体勢になっている。

大義なき選挙ではなにが起きるか。投票率の低下、浮動票の低下だ。組織票が大きい所が勝つ。そうすれば自民党、公明党、共産党、民主党、社民党以外はかなりの苦戦となるだろう。
実は安倍政権の狙いはそこにあると思う。維新の会を叩き潰すには絶好のチャンスなのだ。みんなの党もついでに潰れてくれる。小沢一郎もどうなるのか解らない。
消費税の先送りが言われているが、そこに1年半と言う数字が出ている。つまり平成28年度から何かがあると言う事だ。それはマイナンバー制、つまり住民票と福祉関連の年金等、そして納税を一致させると言う事がはじまる。この制度が無いと消費税の還付が出来ない訳です。消費税の還付制度は消費税が10%以上になれば絶対必要な制度です。品目ごとに消費税が変わる制度は問題がありすぎます。
で、自民党はこの選挙で多分これを言い出すと思う。民主党のお株を奪う訳です。多分ここがミソでしょう。これを言い出すかどうかが、選挙の争点だと思うのですが、多分誰も知らない。
行動障害者は、これだから嫌になる。自分の争点と、人が考えていない事を重大視する。重箱の隅を突くしか出来ない自分が少し嫌になった。
多分これにあわせて、年金生活者と障害者福祉の拡充と言うかも知れない。消費税還付制度があれば、実は相対的に金額が大きくなるのです。そして年金生活者と障害者福祉でも年収の高い人には受給が少なくなります。年収がある一定以上高い人には、消費税還付が無くなるからです。ただ障害者向けの機器に関しては例外になると思います。
と言う事を自民党が言い出すかどうかが、今回の争点だと言い切ります。
消費税を先送りにして、マイナンバー制とあわせて包括的な福祉を目指す、この件だったら自民党でも民主党でも、どっちでもいいと思います。
ああ後、今回問題になった閣僚のみそぎになります。小渕優子議員にはかなりよく働くのではないのでしょうか。閣僚になるほどですから、投票率が下がれば勝てそうな訳です。どうでもいいや。

今日は一日雨だった。夜にはみぞれが降った。盛岡は初雪だったそうだ。
米がやはり暴落している。近所の佐々木米穀店は信用出来る米屋だが、それでも銘柄米でない物は昨年度産よりキロ40円は下がった。ここの米屋は農家からの直買いを進めている。だから比較的価格交渉が農家に有利なのだが、変な事が起きるようだ。
農家は回りの価格を見て決める。そして仕入れ業者も回りの価格を見て決める。どうゆうことが起きるのかと言えば、下手に高値で業者が買うと、業者間であいつはと言われる。そして農家も高値で買ってくれても、回りが低ければなにか変な事をしているのではと疑われる。出し抜いたとも言われる。
なので農家はよほど突出しないと高く売れない。だからもの凄い競争がある訳だが、変な事だが適期収穫・天日乾燥を確実に出来る農家はそうそうない。そして減農薬も有機栽培もグレードがあって解りにくい。差別化が難しくなっている。
そしてスーパなどでの安売りだ。ひとめぼれでキロ260円を切る勢いだ。明らかに生産者原価を下回っている。正直な所キロ250円を切っている特売には古米がはいっている可能性があると思うが、暴落報道はそれを肯定的にするだろう。
いや正直に言えば安く買える方がいい。しかし安くて美味しいのが欲しいのであっても、状況を見れば誰もが幸せになる事は無い。政府のインセンティブの出し方とか、いっぱい問題があると思う。米のミニマムアクセス問題もある。大規模化にも限界がありそうだと解りつつある。美味しいブランド米を作れるのは機械化しにくい中山間地だったりする。
米に関しては余りにも古くからの歴史があるので、良くわからない偽装が発覚する。等級違いの混入あり、古米混入上等、飼料米がはいった物ありで、古くからある悪しき伝統です。まあそれが無くならない。それがブランド米を毀損して、問屋や卸の意義を失ってしまっているのが、米価下落に拍車をかけていると思います。
とはいっても本当は偽装なんかには使われて欲しくないのが、米のブレンド技術です。品種を混ぜて食感を改質するのです。例えばひとめぼれでも産地によってはモチモチ感が強すぎる所を、産地の違いでそれが弱い米を混ぜて安定化させたりする技術です。もの凄く高度の技術なのですが、悪用されがちだというのが悲しい所です。

夕方には急に気温が下がって、下水から湯気が出ていましたが、写真には写らなかった様です。
農産物の最大の問題は、流通です。でもまじめな流通業者ばかりだと何も問題はありません。逆に美味しく正しい価格のお米が食べられるはずなのですが、なぜかそうはなっていません。かといってネット販売やスーパーの特売は怪しすぎます。だったら農家から対面で買えばいいのですが、それはかなり難しいです。
社会は信用で成り立っている。当たり前の定義ですが、その信用の定義を信じられるかどうかかもしれません。
ただ今現在大手流通業者の信用がどうにも薄らいでいます。イオンとかセブンです。
正直な所イオンで買い物をする人は、個人商店で同じ態度をするだろうか。そして個人商店には品揃えが悪いと文句をいっていないだろうか。人とのつながりを求めているのに、最後に価格で判断して結果文句になったりしてはいないのだろうか。
美しい国とは、何なんだろうね。弱者がいない社会だったら。ありがたい話だ。