どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

何事もなく

2017-09-06 01:01:06 | 日記

 

連日晴れなのはいいのだが、今日は特に、やる気がしない。何もする気がない。

それに気がついたのは午前の早くだった。何もする気がないのに時間だけはたっぷりある。やることはいっぱいあるのだが、全てやりたくない。可能なら飯も食べたくない。

結構な地獄だった。無駄な1日というのが、豊かなのか貧しいのか。軽い抑うつからきているものだと思うが、そんな発作だろう。

 

 

たった2ヶ月で中国のシェアサイクル事業が曲がり角に来た。公共交通機関が充実とも言えず、自動車の制限がかかる中国の大都市で、大気汚染と利便性から始まったシェアサイクル事業だが、アリペイなどの電子マネーとその行動監視から、社会実験といってもいいほどの内容を含むものだった。

だが新規参入が相次ぎ、一気に競争が激しくなり、管理できる台数を超えてしまった。電子マネーとGPS管理で、どこで誰が使って走って乗り捨てるのかを見ており、定期的に乗り捨てた場所に車で回収しに行って、利用台数の多い場所に置くというのが不可能になってしまった。ついにはライバルの自転車を川に落とすとか破壊するとか、いやそれどころでなく邪魔でたまらず空き地に野積みされてしまった。その上ゴミ捨場のフェンス代わりに使われるようになってしまった。

まあ競争の激しさから一気に台数を増やしたのはいいのだが、サーバーでの管理ができなくなったのだろう。野積みされたというのはそう言った現象だ。現在動いているのを管理するだけでいっぱいいっぱいで、同じ場所にずっとあるのは監視できなくなっているのだろう。そして回収部隊がもう動けなくなってしまったのだ。そうとしか言いようがない。

中国の強烈な発展を物語る出来事だ。そして中国は、わざとそう言ったムーブメントを放置して一気に叩き潰すというのが常だ。正確に言えば過当競争の中から生き残ったのを優遇し、あとはバッサリ切り捨てる。共産党に対してお行儀の良い業者を残すのだ。

ただ今回ばかりは待っていられなかったようだ。上海でのシェアサイクルは70万台に達したという。

そこで規制が入った。ニューズウィークだ。

中国中部の武漢市は、安全上の懸念から今後のシェア自転車の導入を禁止した。国営の新華社が4日夜に報じた。中国交通運輸省によると、上海、杭州、広州、福州、鄭州、南京の6都市も、新たなシェア自転車の導入を停止したという。」

ということで、中国あるあるの政府による刈り込みが始まった。ここから生き残った企業のみに未来がある。

 

 

北朝鮮問題は、どうなるのかわからない。ただアメリカとその同盟国の領海と陸上に実験用のミサイルを打ち込まない限り戦争は起きないだろう。

ただ北朝鮮は美しく散りたいと考えているフシがある。ただアメリカの国連大使が考えているより、もっとめんどくさい。歴史に残れば良いのだ。その民族主義的な考えはとても嫌だが、扱いが難しい。美しくないようにするのは実は難しいのだ。クーデターでも起きてくれれば良いのだが、そう言った兆候はないし、誘発できるような状態でもない。

とりあえず兄を殺したという点では、今の北朝鮮はなかなか生々しいのだが、兄を殺してまでという風な言い換えもあって、国が滅びることで主体思想が純化されてゆくことを考えている可能性はある。

つまり、カルトなのだよ。国家とは言えない状態なのかもしれない。