どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

盛岡市的観光案内・桜山稲荷・喫茶米山

2013-02-20 01:31:32 | インポート
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PR記事です。ハイまぎれも無く。ステマとかそんなもんじゃありません。
桜山稲荷に出来た喫茶店です。昨日出来ました。友人ですし応援しようかと。かといって身体に似合わず体力が無いマッチョなので、客で溢れかえる事は夢の話しのようなので、思いついた時に尋ねて頂ければと。

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その前にこの近辺の喫茶店は激戦区です。このエリアでは生き残る事がほぼ無理です。この挑戦者に敬意を表します。

この通り目立たない看板です。本人がそういったし好をもっています。



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二階にあるのですが、この階段が急なのとトイレは見えるが店のドアが見えないので、普通は入りにくいです。右側にドアがあります。中が見えないスナック風のドアなのでチト不安になります。


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中に入ると、いきなり落ち着いた空間になります。とはいえソファーや家具のくたびれた感じが70年代でしょうか、特に右の椅子がそんな感じです。
コルビジェ目指したデザインが、何とも言えませんがいい物です。

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70年代と言いましたが、本人が好きな音楽を一日中聴きたいために開業した店です。なので音楽は玄人好みかもしれません。多分NHK FMの「ウイークエンド サンシャイン」と「世界の快適音楽コレクション」をシャッフルしたような選曲です。多分米山はそこまでやりたいけどと謙遜しますが、好きなラインがそうなのだからしょうがない。
刺激が欲しい若者はどうそ。


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マスターの性格を言う前に、彼の声はバスバリトンで聞き取りにくいです。モグモグしていますし。なのでいろいろちぐはぐします。なので伝わっているかどうかが解らないのです。
所がここからが面白いと思うのですが、米山の言葉は常に真摯です。やり過ごす言葉も真摯です。
この辺りがこの店の面白い所でしょう。

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ところでメニューなのですが、こんな感じです。安いです。ビールのハイネケンは量が少ないので割高と感じるかもしれません。
解ると思いますが食事メニューがありません。保健所の関係で純喫茶の扱いだからです。それにしても真面目に守っています。
ペーストシリーズですが、今の所試運転です。多分メニューから消える物があるでしょう。

コーヒーと酒のみの店です。つまみは無いと思った方がいいです。多分後2週間経つと多少は改善されると思います。でも米山はあまりにも愚直なので、時間はかかると思います。


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ところでこの店は居抜きなのですが、妙にシックリいっている店です。前のオーナーとは趣味がかなり違うのですがどこがどう違うのかと言えば、米山の趣味がいいと言う事でしょうか。そして写真のようにナゾをまき散らしている所でしょうか。


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営業時間ですが、平日で12時から22時です。ただラストオーダーからの延長戦はありますが、店主が意外とひ弱なので限界はあると思います。



中平卓馬がコケた階段はどうだったかと思いながら下る階段。急です。猫が横切りました。

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さてこの店を観光案内に出すと言う、ある自信が私にあります。

米山がいないとがらんどうな店です。米山がいるからこの店はあります。


だからこそ、一つ呑んですぐ帰る。店主を味わって帰る店です。周りには魅力的な店がいっぱいあります。そこから帰るのもいいでしょう。

ただこの米山の作り出す時間感覚は、多分他にはない店だ。

コーヒーの味は、濃い味でランブル系だ。





尖閣諸島・衝撃の記事

2013-02-19 15:02:08 | インポート
なんてタイトルだとさも偉そうなのだが、日経ビジネスオンラインにそれこそ衝撃的な記事があった。

中国共産党も知っていた、蒋介石が「尖閣領有を断った」事実

この記事なのだが、チャイナウォチャーの遠藤誉筑波大学名誉教授が書いている。本来物理学者だが、中国研究で社会学者でもある。彼女の著作や記事はかなり参考になる物ばかりで、深い評論を広げている。もともと中国長春市生まれで、7歳の時に中国国民党が支配する長春市が共産党軍に包囲され、その中から命からがら脱出したと言う経歴があり、「チャーズ 中国建国の残火」という著作にその事件をまとめている。

今の中国は中共合作で日本を追い落としてからの内紛で、様々な事件があった。長春市の包囲事件では30万人が餓死したと言われている。この原体験からだろうか、彼女の分析にはイデオロギー臭がなく、あくまで中国の権力闘争の構造そのものに迫ろうとしている。

さて今回の記事だが、カイロで中国国民党蒋介石とルーズベルト大統領が密談した折に、ルーズベルトが沖縄を中国に渡すと言う提案をしていたが、蒋介石がアメリカとの共同統治にしたいといって、事実上断っていたと言うものを、2008年に中国の雑誌が発表し、その記事を「中国共産党新聞網」「新華社網」が転載していることを、見つけたと言う話しだ。

この中国国営新聞と共産党機関紙が、この件を載せたと言う意味は何なのだろうか。台湾の中国国民党には尖閣諸島を主張する権利が無いと言いたいのだろうか。他に意図があるのだろうか。とにかく異常な記事なのは間違いない。

中国国民党が台湾に逃げて、中国本土を支配した共産党は、しばらくの間国際的に認められていない国家だった。国連常任理事国も1971年に台湾の中華民国から中華人民共和国にようやく移るのだ。ただ国内事情はともかくとして、国外との約束は、中華民国から引き継がなければいけない。例えば中華人民共和国は日本との間に賠償問題はない、と言う事になっている。これは蒋介石が賠償問題を破棄したからだ。日本はこれに対して倫理的な問題から、中国に対してODAなどで経済援助を行って来た訳だ。

ここにある「琉球諸島」だが、この範囲はその後アメリカが占領した範囲と同じと考えてもいいだろう。つまり尖閣諸島を含んでいるのだ。記事の中では蒋介石が後で後悔した、となっている。単純に後の祭りだったと言うより、異議申し立てが出来ない約束であったと考えられる。

日本が中華民国に台湾の原権を返還した時の条約に、領有範囲が書かれていないと言う問題がある。これはまだ国民党が中国本土の主権を主張していた事があり、下手に返還される範囲を決めるとその範囲のみの国家になるのを嫌ったためにそう書かれている。尖閣諸島の問題ではない。

さて中華民国は、尖閣諸島の領有権を主張出来ない、そう中国共産党が言っているように見える記事だ。だが現在の中華人民共和国は、過去に約束した中華民国の対外政策を守らなければいけない。その上「一つの中国」を主張する上で、この話しは大きな矛盾となっている。

確かに国連復帰直前に領有権を言い出しているのは、異議申し立てとしてはいいタイミングであった。だが、古い地図にも尖閣諸島は日本の領土と書き続けていたのと、1949年の周恩来の尖閣諸島を沖縄県所属と認めた発言などもある。それらの歴史を一切合切認めない中国だが、これを表に出してしまったと言うのは。
日本にとっては敵失だ。だがこういった記事を出してしまう中国の衒学趣味と言おうかなんと言おうか、共産党の優位を出すために、小物・蒋介石と書きたいのだろうが、全く違う話しになってしまっている。


会員制の記事だが、読む価値は大だ。またその中国のネットでも当確記事は削除されていないようだ。



隕石落下

2013-02-17 03:42:40 | インポート
いや凄いことも起きる物だと、感心しました。ドーんと落ちてくるあの感じ。1万トンの隕石ですから、トレーラー500台が一気に落ちて来た訳で、成人男性16万人程度でしょうか。カローラ一万台分でしょうか。中国の高速鉄道だと何台分でしょうか。

まあそれにしても被害がこれだけで済んだと言うのは、幸いでしょうか。死者も出ませんでしたし、建物被害もあれだけで済んだと言うのは本当に幸いです。

それよりも驚いたのは、映像の多い事多い事。しかも国境近い街なので以前だったらもの凄い情報統制があった訳で、ツングースの隕石事件なんて未だ持って謎扱いです。とはいっても今回の事件でかなりこの映像も出ています。やっぱり隕石か、と言う事になっています。

ただなんで極地域に隕石が落ちるのでしょうか。これは私にはよくわかりませんが、たぶん人口が少なくて、そういった隕石に似た石が見つかりやすい場所なのでしょう。南極なんてそうです。昭和基地の近くのやまと山で、大量に隕石が発見されています。おかげで日本は世界一の隕石保有国となっているようです。

隕石は空から降って来た、光るもの。そしてその痕跡ですので、信仰対象にもなります。私の祖母が、14番目の子を早くに無くしたので、地蔵信仰に帰依していました。津軽人ですから、当然ちゃ当然ですが、金木の川倉地蔵尊にとくに帰依していたようです。実は私はその頃まだ幼かったので、つれられて行った先が川倉地蔵尊かどうかよくわからないのです。そこでネットで調べましたが、どうも川倉地蔵尊なのだが整備されすぎて当時の記憶と誤差が大きくて本当にここかどうかは、何とも言えない感じもします。でも多分そうなのでしょう。ただ自分が見たのは地蔵堂だけではなく、人形堂、あのキューピーとかバービー、そしてぬいぐるみが所狭しと並んでいる場所でした。圧倒的な過去に押しつぶされそうになった記憶があります。
ただ川倉地蔵尊ですが、ネットで見る限りネクタイとかまたもの凄い奉納物があって、やっぱりここかなと思います。

脱線ですが、昔水戸芸術館でクリスチチャン・ボルタンスキーの作品展を見た時、思いっきり感動してしまった。リンクは最近の物だが、やはり今でも凄い作家だ。
ただ、あの地蔵堂を彼が見たらどう思うだろうか。あの不在感を。そしてあのアーカイブを。
ボルタンスキーを見たときの衝撃は、実は伏線があったと言う事だと今気がつきました。

祖母は、この地蔵さんのために衣を手縫いして納めていました。特に大きな地蔵さんに自分の作った衣を着させて、自慢していたのを思い出します。末孫なのでいろいろ無理難題を押し付ける祖母でしたが、社務所で川倉地蔵尊縁起を読ませて(読め!と言われて)頂きました。あの湿式コピーの青い紙でいろいろ書かれていました。記憶に間違いが無ければ、当時は三個の隕石が同時に現れて落ちた。それを住民が拾い集めて三段に重ねて本尊にした物で、それがなぜか紛失し、後年地蔵尊になった。そういった伝承だったと思います。


ちなみに今語られている縁起は、実は不自然です。たぶん私が過去に読んだ縁起が正しいと思います。
神仏混合の時代の方が、民間伝承が解りやすく考えられるからです。仏と神を分けて考えるからよくわからない事になるのです。


さてロシアはなぜ情報開示しながら隕石落下箇所を封鎖するとか、ツングース事件の公開を拒んだのか、なぜなのでしょうか。
たぶんロシアにも隕石伝説があるのではないのでしょうか。このような巨大な隕石から作られる剣が古代からあり、権力の魔術を持っていたのだが、モンゴルの侵略でその剣が散逸しまった。しかしその剣は8本までしか作られていなかった。ロシアの東方政策は、失われた剣を取り戻すためにあったのだ。ツングース隕石では、大司教の祈祷のもと鋳造鍛造が行われていたが、秘術であるが故公開されなかった。ただ新たに得られた剣一つではやはり力がおよばなかった。だがプーチンの権力を裏打ちしていた。そう勇者でなければ持てない剣なのだ。
今回の隕石で新たな剣をプーチンは作る。だから現場封鎖を行っているのだ。

そうこれこそが10本目の剣、世界を統べる剣なのだ。

だが10本を揃えると、世界をよりよくする事か、世界の破滅の二つのどちらかになる。このため賢者が隠し持つ剣を巡る陰謀が張り巡らされている。そう最近もローマ教皇が突然辞任したが、隕石落下を啓示された結果だったのだ。


たぶん今頃どこかの骨董市で、なにげなくアンティークな剣を買ってしまった若者がいるだろう。冒険の始まりだ。

などなど妄想しつつおやすみなさい。


早朝除雪

2013-02-15 19:12:52 | お天気
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なぜか6時に目が覚めました。夕べは9センチ雪が降りましたから除雪します。
まあ浅見教授の最終講義を聞く予定もありますから、早い所方付けてた方がいいです。


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まあ本当に重い雪です。やっぱり圧雪が無いと楽ですね。


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近所のおじいさんがて手伝いに来てくれました。
とはいってもポイント違うんだよなー。ポイントとしては轍のあたりは効率が悪いので、実は後にやる。真ん中が柔らかくてくだけやすいので、真ん中を優先する。歩行者のための除雪なので、車は2の次。出来る限り路面を出すようにして、地熱で雪が溶けてゆくようにしむける。T路路や十字路は左折・右折の車の雪の持ち込みが大きいので、丁寧にやる。凍結しやすい場所も決まっているので、そこも丁寧にかける。ポイントはこんな具合。
あとやっぱり力が無いので、見ていて申し訳なくなります。やはり機械に振り回されるのと、圧雪のゴリゴリなんかに当たって機械が右往左往すると、かなり辛そうです。身長も150センチ程度ですし体重もありませんから、仕方が無いのですが。


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いったん上田通りに出なければ行けません。変な親父が通るなと言う区間があるからです。
実は危険なんで上田通りには出たくないのですが、しかたがありません。
とは言っても朝のラッシュって困難だと、改めて思いました。


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例の小道ですが、なぜここがきれいなのか今日解りました。確かにきれいにしているお宅も多いですし、土日はほぼ全員雪かきをしているのですが、歩行者の数が違う。小学生・中学生がわんさか通ってかなりの圧雪になるからいつもきれいなのです。あとこの細さでなぜかきっちり日が当たるんですよ。これも影響しています。


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今日の雪は黄砂まじりの様で、すこし黄色くなっています。結局2往復除雪しました。

さて浅見教授の最終講義ですが、さすが剣道8段神の領域の人です。
頭から凄まじい事をおっしゃいます。「小学校から剣道を始めなくても8段になれる」のだそうです。
そもそもなぜスキーの正指導員の資格を持っているかが不思議。しかもスキーはじめて5年目で取得。上段で勝って当たり前だから中段に構えを変えた。小手先ではいけないと、出ばな面だけで稽古を17年続けた。47歳で8段昇段試験でそれだけではだめだと気がついて、師匠を求めた。病歴は、十二指腸潰瘍・甲状腺機能異常・前立腺ガン(再発あり)ともの凄い。それでも稽古を続けている。むしろガンになってから一期一会で稽古に望み、それがガン再発から7ヶ月後の8段の段位に繋がったという。なお再発から12年4ヶ月が過ぎているが、毎日激しく稽古している。これは間違いが無い。

なお以前甲状腺ガンと書いていましたが、改めさせて頂きます。

イタリアでも毎年指導している。それでも元気。

さて講義の眼目は、授業では伝える技術が重要で、上達が自覚出来るシステムが大切。そのために勝ち負けではないそもそも剣道では、本当の強さと競技の強さは違うものだ。続ける事が強さであり、100歳でも毎日稽古をしている人が一番強いのである。

「しゅぎょう」は、稽古とどう取り組んでゆくのかの姿勢になる。稽古とは、いにしえを考える事であり、先人の工夫・修練を追体験し、その境地に達するために行う物だ。修業は、自分の力量アップのために稽古を行う物だが、深い内省が必要。修行は、何かを得るために稽古をするのではなく、生き方の実践(いにしえに学ぶ)であり私欲を捨てて自己に打ち勝つ生き方である。このため私欲を捨てて稽古に取り組む必要があり、その正しい心の現れとして、「礼法」を重視している。

最後の言葉が凄まじい。ドイツ人のネルケ無方著「ただ坐るー生きる自信がわく一日15分坐禅ー」公文書新書から引用していますが、坐禅を剣道と読み替えています。一部省略して書き写します。

「剣道をして何になりますか?」
実は答えは簡単、「なににもならない」です。「なんのためにもならない」からこそ剣道がいいのです。人の一生も、結局、何かになるような物でもありません。しかし、この「なににもならない」一生を。「ただ生きる」事が重要なのです。
なににもならない、この一生をただ生き抜くと言うキモガス割っていなければ、清の無い生き方・中途半端な生き方になってしまいます。

あなたはそもそも、なぜ剣道をしようと思ったのでしょうか?何か特別な目的を得るため?新しい「自分」を見つけるため?心を磨くため?燃しそうであれば、それは剣道と何も関係もない精神修練になります。なにかに集中しよう、何かを得よう、何かになろうと言うあなたは、自分の周りに高い壁を作ってしまいます。
剣道をそうゆう風に利用しないで、剣道をそのまま受け入れる事をおすすめします。



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講演を聞き終わってから、もう一度融雪をどかすために除雪機を出しました。見るに見かねて、通るなと言われた所も通りました。予想通りこちらが通るから意地になって雪かきをしているだけで、こちらがやらないとほとんどやらなくなる。あきれますね。
まあ明日からはやるようになるでしょう。車に乗っている彼とすれ違いましたが、ムチャクチャ怒っていましたから。どうも近所のトラブルメーカーのようです。
もう一軒家の周りはやらなくていいとおっしゃる方がいるのですが、道路の真ん中から圧雪がここまで違う状態になってしまいました。10センチ以上はありそうです。

浅見教授のすばらしい講演が台無しになるオチでした。


雑感・様々

2013-02-15 03:05:04 | インポート
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今現在モサモサと雪が降っておりまして、現時点で積雪7センチです。また重い雪です。除雪機のプラグ脱落事故があったばかりなので、もう降って欲しくないのですが。
お天気は、人の都合通りにはなりません。

さて北朝鮮の核実験ですが、ほとんどの国で核物質の漏洩が見つからないようです。日本では?なのですが、本来見つかるはずの東北がこんな具合ですから、見つけられないと言うのも確かです。だた、前回の実験で漏洩があった訳ですからかなり慎重にやったのではないのでしょうか。あと小型化に成功した可能性もあります。この辺りは情報の無い国なので何とも言えませんが、もう少し時間がかかるのではないのでしょうか。

そんなこんな言っていたら、ウクライナで豪雪。チェルノブイリ4号原発のタービン建家の屋根が一部崩落したとか。これによる放射性物質の漏洩は無いそうだ。そうだろう。あったとしても、もう時間が経っている。量は少ないし、おまけに周りにもそれだけの量がある。検出はされないだろう。
まあ、基本漏洩は無いと言い切れますが。


さてようやく日本もハーグ条約に批准するようです。毎日の記事はこちら。
本来民主党の政策なのですが、自民党が何のかんのと妨害していたような気がするのですが。民法家族法の一部改訂を伴いますから。自民党は日本の家族のあり方にそぐわないとか言っていたような気がします。
自民党が野党だったときの、あの極右っぷりはアメリカのティーパーティーかと思わせるほどでしたが、政権を取れば中道にならざるを得ないのも、日本なのでしょうか。
基本的に時代の趨勢なのでしょうがない所もありますが、ある意味すっきりする条約です。例えばアメリカ人と結婚した日本人がDVに耐えかねて日本に子供と帰国そして直後に離婚が成立した場合、親権の調停が出来ない状態になっていたのです。アメリカの裁判所が子供を連れ去ったと判断すれば、日本人はアメリカ国内で犯罪者と言う事になり、入国&逮捕となってしまいます。子供がアメリカのお父さんに会いに行きたくとも、お母さんと一緒にはいけないと言う事になります。子供単独でいったら、今度はお母さんにあえなくなる可能性すらあります。
これが日本の裁判所が、アメリカの判断を間違いとする事が出来ます。ここが大きいのですが、こんなめんどくさい事を日本の家庭裁判所が迅速に対応出来るかと言えば疑問がありますし、もともとの条約の規定が、生まれた国で養育されるべきだと言うこともあります。


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さてアメリカの話しが出たので、海兵隊問題です。
はっきり言って、もうどうしちゃったの米軍さんと言った具合に、呑んだくれて暴れています。何でしょうね。今の所平穏無事なのは三沢基地だけのように感じます。おかげさまで岩手では九戸の伊保内スキー場が軍人さんでにぎわっているとか、安比スキー場の米兵率が高くなったとかそういった噂を聞きます。とは言っても彼らはツアーバスで来るので、ホテルで呑んだくれて暴れると言う事も無いようです。
昨年から家の隣の教会でも、三沢の軍人さんが不定期に現れます。三沢はあの手この手でガス抜きをがんばっているようです。
まあそんな具合ですが、ロイター電の記事の中で見逃せないのがありました。米陸軍兵士の自殺防止策を導入へ、戦死者上回る現状受け
どうも深刻な事態なようです。えらいストレスがかかっているように見受けられます。キリスト教が主流なのに自殺が多いと言うのは、大変な事だからです。

なおレイプはキリスト教の中では、姦淫になるのでしょうか。しかも無節操で暴力を伴う。地獄行きです。

個人的には酔っぱらって暴れている米軍人を、日本の警察に突き出す前にアメリカのMPに通報するとか、そういった方法もあるのかなとは思います。もしかすると以前はそうだったのかもしれません。地位協定の改定で、日本の警察が介入出来るようになった時から、こういった事件が増えているように思えます。

ただイラクでの捕虜虐待事件とか、ストレスが元になっているにしても酷い話しが多いのも確かです。


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さて最後なのですが、このネタをどう考えるか。
筋ジストロフィー治療薬開発へ新会社
筋ジストトロフィーは筋肉の再生がうまく行かなくなる病気です。筋肉が衰えてゆくばかりではなく、呼吸に必要な筋肉や心臓なんかもどんどん弱ってゆきます。いつ果てるとも知らない衰弱が、この病気の恐怖です。
この病気は、病人の数が少ないので薬の開発が進んでいません。そこで官民ファンドで開発費用を出すと言う美談なのですが、たぶんこれに注目している人たちがいっぱいいます。スポーツ関連です。

ドーピングに使えるかどうかです。筋ジストトロフィーには有効ではなくとも、何らか使える物が出そうな可能性があります。

ドーピングは大体三種類に分かれます。まず身体のコントロールのリミッターを外す興奮剤や覚せい剤です。これはかなり危険です。次が筋肉増強剤なのですが、こういったアブナイスポーツの世界では疲労回復材として処方されています。有名なのはアナボリック・ステロイド、ベン・ジョンソンの使った奴ですが、あれは飢餓状態にあって身体を維持出来ないほどに筋肉が落ちた人に処方すると、もの凄い効果がある薬のようです。スポーツ選手が使うと、あまり目立った効果がないのですが、微小な筋断裂を伴う高強度のトレーニングでは有効です。超回復と言う事が出来ます。疲労回復材というのはこのためです。ジョギング程度では全く影響が出ません。個人差はあると思うけど。
最後が血液ドーピングなどの、酸素供給量を増やすためのドーピングで、これは滅多にばれません。自分の血液を冷凍保存して、試合の前にそれを輸血すればいいだけです。多少血液がドロドロするかもしれませんが、水分補給を間違わなければ、いや間違ったとしても事故はありません。なぜって、そこまでするスポーツ選手だからですよ。それだけ心臓が強いし、動脈硬化も無いですから。
逆説的に何にもしていない人がやってはいけないドーピング法ではあります。

さてそこまでなんでもありの世界ですが、最近は尿を保存してドーピングの痕跡があったかどうか、検査法が新しくなったら改めて検査する方向にあります。これで何人かメダルを剥奪されました。

ただ最新の物にはドーピング検査は対応出来ません。次にマイナーな薬だったら検査のシステムも対応が遅れます。

誰がこの成果をとるのか、実は変な所になるかもしれないと考えています。