どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

明日の予想最高気温は12度

2016-02-14 01:47:46 | 日記

 

今日は暖かかった。最高気温5.2度で最低気温も氷点下にならなかった。雨も降って、モヤモヤした天気になった。

 

 

NHKFMの「トーキング ウイズ 松尾堂」という番組がある。先週は「食と運動を考えよう」というテーマで、あの舞の海とボディーワーカーの森拓郎さんが出演していた。なおボディーワーカーという言葉は森さんの発明で、ジムのトレーナーというよりもっと幅広い項目に対応しているために対応する言葉がないので、作ったという。

ただね、舞の海は元相撲取りだけあって全ての規格が破格なんですね。森さんが「お酒を控える必要はないです。食事は楽しくなければいけません」というと、松尾さんと舞の海は喜ぶのですが、だいたい2合というと舞の海が「それって10分じゃないですか」となってしまう。イロイロ食い違いが出てくるのがおかしな回でした。

ただ色々なアスリートの食生活の話は聞くが、相撲取りというのは凄まじい。かがむと吐いてしまうほど食べていたという。舞の海は相撲取りとしては小柄だったので、特に厳しいのだろう。

「トイレに行くと猛烈な罪悪感が起きた」女性キャスターが青ざめたようです。トイレに行くと1キロ減るのがもったいないというのです。ええ、女性で1キロうんこというのはまず考えにくいですね。なお私もだいたい1キロから500gです。おしっこはだいたい1リッターですね。多ければ2リッターです。一日の体重変動は最大±1.5キロです。想像できませんね。なお実測はしていません。トイレに行く前の体重とその後の体重を計測しています。

男ってこんなもんです。

なお故水木しげる氏が言った名言「ウンコの量は肛門ではわからない」のは実際です。

ただだいたいのアスリートは、一週間に一度のハーゲンダッツを食べて猛烈な至福に囚われた後、強烈な罪悪感にさい悩ませられるものです。それをトイレに行くのが罪悪という感覚は、多分体重無制限だからこそでしょう。もしかすると柔道の無制限にもあるかもしれませんが、多分他のジャンルではないでしょう。

なおこの森さんですが面白いことを言っていました。「私が言った食生活のポイントはやらないでください。なぜかこういったところで喋ると生真面目にやって成功する方がいるのですが、問題が起きやすいのです。なぜかうちのジムに来るお客さんに同じことを言っても、全然うまくいかないのが不思議です」というようなことを言っていた。

これはあるあるです。本当ある。イワシの頭も信心というけど、本当にそうなのだ。逆に通っているときは安心してしまってやらないのだ。

個人的にスポーツトレーニング法で、「イワシの頭理論」ということを言っています。真面目に信じないと成功しないということです。どの理論も有効かどうか全力で試さないと、結果がでないというのは歴然としています。

 

 

舞の海は「今は便秘に悩まされている」そうです。かつてはトイレに行くたびに味わっていた罪悪感が懐かしいと言ってました。そして「丈夫な体ではなく、丈夫な内臓が欲しい」と過激な発言が。よくわかりますね。でもな、相撲取りって内臓も丈夫だからあの体なんだけど。吐くほど食べても消化できる内臓があったからこその体だったんだけど。

しかし舞の海の声は、本当いいな。

 

 

春が春であるためには、冬が必要なのだ。だが今年は冬がないような感じだ。変な話だが、これが景気に影響しないかと考えている。

 

 

近所の米屋で売っている、鳥のエサ用の米がある。以前は全くの屑米だったのだが、最近かなりグレードアップしている。なぜかといえばこの米屋は色彩選別機を2台も持っているのだ。用途によって使い分けているのだが、そこから出た米を売っているわけだ。2キロで150円。品質としては30年前の北海道で売っていた米の一番安いものより品質は良い。玄米で出しているが、確実に人が食べても良いレベルだ。

写真を撮っているだけではチト悪いなと思って、コイのエサとしてばらまいたら、まあ鳥に食われてしまった。えらく反応しているので、彼らはパンより米の方が好きなんだというのがよくわかる。

ここの米屋は少し面白い商売をしている。品質は良いのだが破砕米をリゾットやお粥用にとして売っていたりする。当然やすい。もう少し品位のいい選別落ちのコメも実は用意しているという。ただ表立っては売っていない。理由は商売だからということなのだが、貧窮している老人家庭が多いというのだ。彼らが恥ずかしくないように売るためには、表立って売ってはいけないわけだ。「いつもの」だけで済むようにしなければいけない。

「わかって買う」お客と、「そこに品質保証」を出す店とのつながりが本来の姿だろう。

日本の食品廃棄量は800万トンと膨大だ。米の生産量並みの廃棄物を出している。それも大多数が安全安心の名の下に捨てられている。原材料を売る米屋では、ある意味きわどい商売をしているわけだが、正しい。

だが本質的には、大企業化した流通が持っている問題なのだ。小さい商売なら問題がないことが、大きくなるとおかしくなる。

 

 

ただそれでも不二家と赤福のリサイクル事件と、最近の食品廃棄物横流し事件とを同列にしてはいけない。前者は極めて悪質だたのだ。ブランド毀損から味の保証まで、全部壊してしまったからだ。後者は、全くの社会の歪みなのだ。

食えるものを鳥に食われてしまったのだが、矛盾だらけの行動だった。ただ、やっぱりおかしい。


ドイツ製のシガレットケース

2016-02-14 00:59:06 | 日記

 

2年ほど使っていたシガレットケース。ブラックステンレスで結構気に入っていたのだが、ついに壊れた。

 

 

まあこのタバコを抑える羽のスプリングが折れてしまっただけなのだが、この羽が重要部品なので、もう使えない。まあ流石に中国製だとは言える。だが2400円なのだ。

 

 

さてスパークに行って買ったシガレットケース。ドイツ製ですよ。それでいて1900円。フツーのタバコは18本、短いのは20本入る。以外と軽いのが特徴。

 

 

今回写真を撮るのに悩んだところがある。シガレットケースの上下はあるのかということだ。写真をやっていると、中判カメラとかの折りたたみ式のファインダーフードみたいにボタンが上が正しいように思える。だがどうもシガレットケースはボタンが下のようだ。不鮮明だがボタンの上側の平面に仕上げが違う箇所がある。どうも梨地仕上げの鋼板をプレスして型を作り、裏側に会社のロゴとMADE IN GERMANYの刻印を押しているのだが、その際表側に押した分の出っ張りが出るらしい。そこを最後に仕上げるので、うっすらと模様の違う部分ができてしまうのだ。

つまりこの写っている天板は裏側のようだ。そう考えて行くと、女性の化粧用のコンパクトのボタンと同じだということになる。

 

 

ドイツ製といえば丈夫というのが一般的なところだともう。確かにそうなのだが、そのためによくわからないことをするのがドイツというところがある。日本のドイツ車信奉者はそこがすごいとかいうが、日本のメーカーが真似しない部分は多分なんでこうゆう作りにするのか理解できないからだ。昔カメラメーカーのミノルタがライカの下請けをやっていた時期があったが、その時のエンジニアが「ものすごく合理的で素晴らしいところがいっぱいあったが、それ以上になんでこうするのかわからない部分が多かった」と言っていたが。このシガレットケースは本当にそう。

実はボタンの作り方が全然違うのだ。中国製はプレスしたケースの一方にストッパーの凹みを作り、ボタンも板バネを使ってねじれて動かないようになっている。ほんのちょっとの力でふたが開くようになっており使い勝手が良かった。化粧のコンパクトのような感触だ。

だがここはドイツ製。鋼板を2ミリほど折り曲げ凹みを作ってストッパーに、ボタン側も2ミリほど鋼板を折り曲げて、さらに爪状に内側に折り曲げて、ボタンについたピアノ線を押さえている。で、そんな加工をするからボディのボタンやストッパー側の鋼板の角にシワが出てしまい、かなり無骨な印象になってしまっている。その上バネを丸棒のピアノ線にしているから、ボタンがまっすぐに押せない。回ってしまうのだ

さらに鋼板を内側に2ミリ折り曲げたことによって、タバコが引っかかってしまうこと多数。なんでこんな作りにしたのか。

そしてL字型の羽は2種類のサイズに対応するためにこうなっていて、実は不便なのだがそれは仕方がないとして、この羽を180度開くことを想定していなかったようで、羽の基部がひっかっかって動かなくなることがある。

ただ表面処理がすごいようで、傷がなかなかつかない。まあ元々傷が目立たない仕上げでもあるが、この点はさすがだ。

まあドイツ製って、こんなところがある。羽もわざわざ溝を入れて強度を上げていたりと、頑丈一点張りだ。可愛くないが、男らしいと思っておこうか。


風邪をぶり返したようだ

2016-02-13 00:56:39 | 日記

 

大変な晴天だった。しかし朝飯を食べてボ~っとしていると、どうも熱っぽい。体温を測ると37度3分だ。気持ち悪くはないがなにかボ~っとする。今日は泳ぎに行こうかと思っていたのだが、もうむり。

家でネット見たりして過ごす。薬局に薬を買いに行き、このまま引きこもろうかと思ったが、外に出てしまう。

 

 

今日は重力波検出のニュースで持ちきりだった。今まで重力が光を曲げるとか、重力場の存在はわかっていたわけだが、それが振動するのは予言されていただけで、これで場としての存在が確定したわけだ。

さてここからが微妙なのだが、だからって世界が変わるわけでもないし新しいデバイスができるわけでもない。もしかすると宇宙空間の大部分を占める質量、ダークマターというやつだがそれの存在を調べる理論とかが出来てくるかもしれない。そうなったらそのダークマターをエネルギーにしたブラックホールエンジンで重力場の歪みを利用した、超光速航行の開発とかSFファンが喜ぶネタだけにしかならないわけで、でもそこが大切なんだけど、多分普通には関係ない。

日本のKAGURAが試験運用中なのでアメリカに先を越された格好になってしまったが、アメリカの二つの施設だけで観測を続けたとしても、重力波とその理論値とリアルな挙動の差が解明されるわけではない。距離が離れた日本とヨーロッパの施設が稼働して初めて研究が進むわけだ。その巨大すぎる測定器の問題もある。校正がかなり難しいわけで、できるだけいろんなところに観測機器があるのが望ましいわけだ。

ただその校正ということで言えば、正式運用の前からキャリブレーションを続けていたわけで、つまり重力波を観測していたわけだ。機器の誤差とかを詰めて詰めてようやく正式運用したから、運用後二日で観測成果を発表できたのだろう。

だがそれ以上に大きいのは、アメリカもEUも日本も、そのブラックホールで起きた重力波の発生を予測していたから、計画が大体同じ時期になっていたということだ。間違いなく重力波の発見はノーベル賞ものだが、重力波を計測するシステムを作ったチームと、初めて発見したアメリカのチームとそこから新しい理論を作り上げた国のチームに与えられるだろう。

人とか国に与えられるレベルではない、発見でもある。

 

 

子供の育児のために休職します!といって、不倫していた国会議員が辞職した。イクメンだけでも結構顰蹙買っていた。私はそうは思わないが、さすがに自宅で不倫というのは安っぽすぎる。完璧に始末しないと確実にカミサンにバレることをよくしたよなと思うと同時に、自宅だとマスコミに言い訳できると思ったのだろうがその了見が安っぽい。私は知らないが、確実にマスコミを避けられて全く違うように装うことができる場所はあると思う。ただそういった場所は値段が高い。例えば政治家が必殺で使う料亭とかはまだあると思う。そういった場所を使えばいいのに、それをしなかったというのは不倫する価値もない男だ。

イクメンはいいことだ。他の人はワンワン言っているが、イクメン正しい。権利を行使できるならしたほうがいい。だがその最中に不倫はないだろう。イクメンと不倫を両立させようとした努力はあるのだろうが、多分これはカミサンにバレバレだったのだろう。だから週刊誌に狙われたのだよ。女は怖いのだよ。

これを下衆というのは正しい。ここまで浅はかな男はゲスだ。

実はここまで前振りだったのだが、このゲスという言葉、最近不倫限定になりつつあるのが気に食わない。なんか「ゲスな極み乙女」というバンドのリーダー川谷氏とベッキーの不倫騒動で、不倫=ゲスという構図が出来つつある。だが下衆という言葉はもう少し面白いはずだ。

「浅はかな」「愚かな」「下世話な」「教養がなさすぎる」「品がない」という意味がある。この対義語は実はない。強いて言えば「高貴」「教養」なのだろうが、実際下々の民の中でも品がない行動をいう言葉だ。だが品がないと言ってもそれはエロだけではないのだ。何にでも顔を突っ込み浅い知識で適当なことを言いふらすヤツ、それが下衆なのだ。特に下の話ばかりに持って行くのは下衆の極みに成る。そういった言葉なのだ。

逆がある。石田純一氏が「「文化や芸術といったものが不倫から生まれることもある」」と、自分の不倫を肯定したことがあった。結果として火に油を注いだのだが、実際の所不倫が認知された事件でもあった。

石田純一に誰もが感じたのはなにか。確かに発言は強がりだった。だが「粋」に見せる所が大きかった。だから石田純一は職業生命を奪われなかった。ただその後がイマイチすぎたがね。

ベッキー騒動で確実に言えるのは、彼らは粋ではない。馬鹿な男と野暮な女の組み合わせだ。少しだけベッキーを擁護したい所はあるが、やっぱりおつむが弱いとしか言いようがない。実は清純派ということを証明したのだが、誰も気がついていない。

それでは辞職した国会議員はどうなのかといえば、立場がある。安っぽい事したらアウトなのだ。それこそ野暮。やってはいけない事だ。そこをいかに切り抜けるかが粋なのに、防御のなさがひどい。おまけに女を大切にしていないフシが野暮天だ。おまけに下衆だ。女房抱くベットと不倫のベットが一緒というのは、貧しすぎる。

ということで、多分ゲス=不倫は今年に入って3例目だと思う。流行語大賞に入る可能性すらある。だから言いたい。一番下衆で野暮なのは、この報道を楽しんでいる私だということだ。



北帰行が初まってますね。

日本人ってすごいと日本人が言うたびに違和感を感じている。それはこのブログを始める前からあったのだが、最近建設現場を見るたびに思う。正確に言えば、すごい日本人とダメな日本人の落差がすごいのだ。あのアリの25%だけが働いているという話は有名だが、まさしくその通りなのだ。ただなぜうまくいくのかといえば、管理者が優秀だからだ。

私の周囲だけだと思うのだが、日本人はルーティンワークを好み、そこから出た隙間時間をダラダラと過ごして、残業して働いているフリしかしていないように思える。もっともその場合はだいたい上司が悪いのだが。

建設関係で特に電気系かな?という人がいて、先日その話になった。彼はアメリカである小さい会社が集まってジョイントベンチャーのような形で建設を請け負うというワーキンググループがあって、そこに参加したのだが実際の現場は大混乱に成ってしまったという。みんな好き勝手作業しようとして大混乱になったのだ。建設スケジュールは守らないし駐車場も守らない。スケジューリングは打ち合わせていたはずだし、現場もわかっているはすなのだが好き勝手に作業を始める。

彼は、日本的なゼネコンや工務店のシステムを超えるはすだったのが、結果ダメだったというのがわかった。日本にある、このシステムというのが何かはわからないが、あるというのだけはわかった。そう言っていた。

もちろん大工や内装屋などの技術レベルが低いわけではない。ただトップが誰になるかで仕事が変わるという、あまりよろしくない状況があるようだ。

 

 

アオサギがいた。今日は高松の池の東側にいたわけだが、そこは私の生息域でない。南側は最も危険な場所だ。北が一番安心できる。実はカメラマンの質が違うのだ。南はマジメ過ぎる人しかいない。だいたい白鳥一筋だ。東側はフツーの人が多いが、ゆうひバック白鳥を狙う極度にマジメな人が多い。私のように、うまそうだとかキンクロハジロをお風呂に浮かべたいという不真面目な人は行ってはいけないポイントだ。

だがそのあたりを考えない人と知り合いになった。空気がいいね。アオサギが来た!と言って二人で撮影しに行きました。

白鳥はあんまりいい被写体ではないと思うのだがね。鷺とか鵜は、かなり日本的でかっこいいのだがね。オナガガモとマガモもえらいものがあるのだけどね。

白鳥ってレッドオーシャンだと思うのだがね。もっと正確に言えば、野鳥を撮影するのはレッドオーシャンそのものなのだがね。

 

 

話は元に戻るが、なぜアメリカのシステムが日本でできないのかというのは、アメリカは組合で管理されているというところはある。職業別の組合があって最低賃金を出している。それ以下の仕事は組合に入っているとない。組合に入っている以上、最低賃金は守らなければいけないし、仕事の質も一定保証する。ギルド制に近い。組合加盟以外の業者に頼む場合は、自己責任となる。

実はここが大きい。システマティックになっている世界の話と、個人事業者に近い日本の建設では話が変わるわけだ。だから彼のジョイントベンチャーの話は消えたわけだ。

職人に対する品質保証がないというのが、日本だろう。そう言い切っていいのかはわからないが、多分なのだが、自己判断できない状況かあるから、職人の質が悪くなるのだろう。単純に労働力不足だけではない

 

 

日本的な「言葉のない」信用社会はいつまで続くのだろうか。

言葉を使って維持しているのが現実だ。それは現場を見ているとつくづく思う。だがその言葉が分断されている。一発の言葉が必要なのだが、その言葉がでてくるのは天才としか言いようがない。

だがそれは恐ろしく不安定な時代だからなのだ。その例は第一次世界大戦の後の話で終わる。

 

 

またまた戻ろう。結局ゲスと言われている、最近のあの事件は、野暮なんですな。

バカがやった話です。なんで笑えないのかといえば、やっぱりベッキーが純粋(天然orバカ)なんですが、野暮をやってしまう下衆というのは、下衆より下ということで、ゲスという言葉の自虐が、自分に降りかかってくるのを分からんで使いたくないですね。

 

 

自分を全否定して生きていたのだが、なかなかにこれは面白いことだと今気がついた。ないというのはなかなかなのだ。

そして、なかなかというのはキーを打ちやすいな。

人を叩き潰して喜ぶというのは、ニャカニャカだぞ。それこそ下衆だ。


150円以下のレトルトカレー番外編、究極の貧民カレー

2016-02-11 23:01:40 | 日記

 

さて150円以下のレトルトカレーは、実は個性的です。そして安い。なので応用が利きやすいです。

貧民カレーというのでは以前紹介したレトルトのミートソースを使ったのが一番誰もが納得するものだと思いますが、さらに安くするとカレーでカレーを作るというものになります。レトルトカレーで、お手製カレーを作るというものです。

とは言っても手は入れるからお手軽ではありません。レシピ的には2食分、女性なら3食分です。

まず一番安いレトルトカレーと一番安い鶏胸肉210円とジップロックを用意します。

 

 

ジップロックの中に鶏肉を入れてカレーを入れて、袋を閉じて多少モミモミします。

要は漬けるのです。味を染み込ませます。この時に冷凍野菜を入れると後先楽になると思います。肉を入れてモミモミ、冷凍野菜を入れて空気抜き程度に軽くトントンでしょう。

今回は煮込もうと思ったので、肉はホールで漬けましたが、肉を切って漬けたほうが効率はいいです。

 

 

タマネギ1個を炒めます。このタマネギ一個を大雑把に切るのが手作り風です。真面目に切ってはいけませんん。

 

 

タマネギの芯に熱が通ったら、カレー粉小さじ半分と肉投入です。カレー粉が大体まじる程度に炒めます。なおカレー粉の量はお好みなのですが、ここではあんまり入れないほうがいいです。カレーにカレーを足すので、バランスを崩しやすいです。今回はわかっているカレーなので中途なく最初っから入れていますが、仕上げに入れたほうが無難でしょう。

 

 

肉を漬けたカレーと、新しくもう一袋を加えて煮ます。多少水分が飛ぶので水を加えながらとろみは見て行きましょう。

 

 

神戸物産の冷凍食品の芽キャベツが余っていたので、ここぞとばかりに投入。あとは弱火で加熱、沸騰したらしばらく休んで、また加熱・沸騰を3回くらいやって出来上がりです。味の調整にカレー粉を入れてもいいです。

ただ現実的には、肉は細切れにして冷凍野菜とともにカレーに一晩漬ける。タマネギを少しじっくり炒って(透明感が出たくらいに)、漬けたものを入れてカレーを入れて、10分煮込むくらいでいいと思います。

 

 

ということで美味しくいただきました。ただ、冷凍食品の余りをぶっこんでしまって、ミックスベジタブルと冷凍ロールキャベツが入ってしまいました。結構ゴージャスになってしまいました。おまけに煮込みすぎていい感じじゃないですね。

 

レトルトカレーって懐が深すぎてわかりにくいところがあります。なので野菜をちょっと足して煮ただけでも確実に高級に跳ね上がります。タマネギ+だけで全然変わりますし、カレー粉を少しだけ加えただけでも世界が変わるのです。でもバランスが狂いやすいです。なのでタマネギなんですね。タマネギのクッションは大きいと思います。

 

ということで、この安くて手抜きというのは結構いけます。2種類のレトルトカレーのハイブリットとかも結構いいです。ただ肉を入れたり野菜を入れたりするコストを考えれば、90円以下のレトルトカレーでないと難しいかなと思います。さらにお手製カレーに、この値段帯のカレーを入れるとグっと美味しくなります。もうちょっと正確に言えば世間受けが良くなります。元々が美味しいんですが。もともと。でも世間受けが、ああ~。

ということで、150円カレー最終回です。皆様正しく手抜きしましょう。カレーにおいては世間と人は、全くのポストモダンなんで、何を好きとか嫌いとか全く言えない気がして、だったら今食べているものを羅列してしまおうと思ったのが、今回のお題の参加です。

でも進めるうちにどうもなんかメーカーって恐ろしい努力だよなと気がついてしまった。メーカーに対する冒涜かもしれない。でもこれって使えるから。

昔っからある方法だが、60円以下のレトルトカレーがある今では最貧の「手作りカレー」だ。そしてそれはうまい。ぜひご賞味あれ。

デフレのあだ花だな。

 

 


今日も何もないが大通りにふくろうを手にした女性がいた

2016-02-11 20:36:35 | 日記

 

今日は天気が良かったが、家の中でジトジトしていた。

だが白鳥の北帰行が始まっている。今日のような風も少なく天気のいい日は、巨大な群れを見ることができるかもしれない。そこで高松の池に出てみた。

スズメが相変わらず可愛い。

 

 

どうも子供とはぐれた親鳥らしい。ずっとウロウロしていた。

 

 

残念ながら天を埋め尽くす白鳥は現れなかった。

 

 

多分今日最大の群れ。

 

 

いい夕焼けです。

 

 

細く三日月が出ていた。

ニューズウイークの岩本沙弓氏のコラム「現場主義の経済学」で、「マイナス金利は実体経済の弱さを隠す厚化粧」という記事がある。昔日経新聞を購読していた時期があって、その時の思い出とかぶる部分があって、生々しい。

 

「2000年に入ったころには徐々に貸出し先もなくなり、私の在籍していた中規模程度の米系商業銀行でもすでに数百億円単位の金額を(日銀当座預金に・M野注)0%で積んでいた記憶があります(外資でも在日支店は日銀当座預金を保有します)。つまり、当座預金に金利が付いているから日銀当座預金の残高が積み上がるわけではなく、適当な貸出先が見つからなければ金利が付いてなくても当座預金の残高は増えるということです。

 また、これまでの金融政策と全く違うという点で言うなら、2002年9月18日に公表された日銀による株式購入もあげられます。当時も今も先進国で中央銀行による株の買い入れをしているのは日本だけですので、異次元と言えるでしょう(ECBの資産購入もカバード債やABSです)。」

公定歩合が0%の大台に乗せたのが1995年9月8日、ゼロ金利に成ったのは1999年2月12日で、日銀が「無担保コールレート(オーバーナイト物・銀行間の貸し借りの金利一夜限りの超短期)を0.15%以下にすると言い出して、日銀総裁が「0%でもいい」といったことがきっかけです。なおこの期間に金利自由化に伴って公定歩合という言葉はなくなり、無担保コールレートや日銀当座預金などの政策金利の操作で市中の金の流通量を操作することで、経済政策を実現しようというマネタリスムの方法に変わったわけです。ところが、そうして市中に金を溢れ返らせても、貸し出すところや運用するところがないわけで、本来は運用したい金が日銀当座預金に溜まっていたわけです。まあここには銀行の運用安全基準の強化なんかもあって、銀行規模ごとの自己資本率や日銀当座預金残高の最低額が決まってしまうわけで、一概に悪いこととは言えないのですが、銀行としては運用できない金は問題なわけで、そこで金融自由化の流れ、つまり銀行が証券・保険業務ができ手数料収入を得られるようにする流れができたわけです。ただリーマンショック以降はその流れに制限がかかるようになってきているというのがあります。

08年10月31日から開始された日銀当座預金の+0.1%の付利は、リーマンショックに対する銀行救済と、金融自由化が浸透していなかったから一時しのぎで行っていたというフシが大きいです。


機会収益を逃すまいと、少しでも高い金利があれば(海外も含め)そちらで運用しようとするのが銀行です。したがって、90年代に法定準備預金で必要とされる以上の金額を日銀の当座預金に積むようなことをすると、決して大袈裟ではなく「無駄金を積みやがって」と資金担当者は罵倒されたものです。現在のように、一金融機関が何千億円も金融機関全体では250兆円もの資金を毎日、日銀当座預金に残すなど当時からすれば隔世の感があるわけですが、この時の無駄なお金という意味合いだけが残り、業界では日銀当座預金に積まれた残高を今でも通称で「ブタ積み」と呼んでいます。」


銀行は手足縛られた状態で仕事をしていたということでしょう。

 

 

しかし市中には貸し出したくともかせる相手がいないという状態が20年も続いてしまった。逆に貸せるという相手がいたら果敢にチャレンジしていたのも銀行です。例えばソフトバンクでしょう。ユニクロもそうです。ライブドアもそうでした。急成長した企業のほとんどが金余りを有効に使っていたというのは事実です。だがそんな大物はそうそういるわけではないし、ある一定以上の大さになると株式や社債で資金調達しますから、銀行の貸出は頭打ちになるわけです。

日銀が資金供給をするのはなんのためなのか。日本国内の実体経済にこそ回すのが目的ではないのか。金融政策で出来ることは限られているとの至極当たり前かつ謙虚な原点に立ち返ることが必要かと思われます。」

実体経済が弱すぎるところに金をジャバジャバつぎ込んだところで、景気は良くならない。そんな当たり前のことを書いているだけなのです。もう一つ、有力な人や事業があっても、プレゼン能力が低すぎて貸し出せないということが多いのも事実でしょう。豆腐の相模屋なんて、実際のところ誰も金を貸し出さない業種なはず。でも急成長したのは間違いなく鳥越専務の力だった。ガンダムと豆腐をくっつけたのはイノベーティブかどうかは判断が苦しいが、そこで銀行を動かしたのは確実に個人の力だ。

 

 

ということでいきなり梟の写真です。喫茶米山に行ったらお休み。帰りがけに新規開拓でもしてみるかと思ったのだが、貧乏性で躊躇しているうちに大通りの端っこ近くのクリエイトビルの前に梟を腕に乗せた女性が立っている。ナンジャと思ったら、どうもフクロウカフェがあるという。一応店名を書いとくか。クリエイトビル地下、ふくろうカフェRicky.

ネコカフェのフクロウ版なのだが、この数年大都市で流行っている。だがまさか盛岡にあるとは。1年前からあるという。一時間1000円でワンドリンク、アルコールだと1200円が基本。午後7時には無料の餌やりタイム(他の時間は有料)がある。基本的に高い。

触ることのできる別室があって、これが楽しい。ただなぜかモモンガやハリネズミやウサギがいて、こいつらの匂いが気になったが、やっぱりふくろうを腕に乗せたり肩に乗せたりして、「ゆけ~」とかいうのは楽しいな。残念ながらふくろうは飛ばないけどね。おさわりは、なんとも言えないな。羽毛が柔らかすぎるのでなんか触った感じがしないしかといって風切羽とかだとえらく硬いし。そもそも鳥だからあんまりお触りはしないほうがいいので、かなりじれったい。

なお後ろにいるのはチョウゲンボウ。ふくろうではないが、こいつに触れるというのは楽しすぎる。この感覚がわかる人は少ないと思うが、触れないものに触るというのはなんとも言えない。フクロウのフワフワ感が少し少ないので、何か触った気分にもなる。とは言っても猛禽でも鳥って繊細な骨格だからなあ~。やっぱり躊躇するよ。

やっぱり犬最強。

仙台より早かったというのは、チと驚く。盛岡ってこの点少し変わってるんだな。

 

 

飲食コーナーでは、程よいバランスでふくろうが止まっていました。

 

 

シロフクロウが美輪明宏みたいになっています。北極周辺が生育域なので、チト暑いようです。

5回通うと、FKおさんぽ(ふくろうお散歩)ができるようです。FKと外でお散歩です。写真撮影し放題ですので、コスプレの方にはなかなかにいいかもしれません。チョウゲンボウも現在調教中で、飛ばして遊ぶことができるようです。プチ鷹匠でしょうか。

ただコスト的に厳しいですね。私には。一番きついのは禁煙でしょうか。