水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」
私の他はほぼ全員が生徒さんを持っている先生だ。
それでもすぐに違和感が無くなった。
むしろ、私が知っている事や出来る事が多々あった。
多くの時間や経験をしていても、感覚は別な次元だ。
最初はそのことが不思議だった。
何十年もしていて、何故人の触り方が下手なのか?
何故身体の歪み等が一瞬で判らないのか?
氣の感覚が何故鈍いのか?
それらは私の考え違いだった。
得意な能力は生れ付きに近い。
練習や経験で伸びる分など、たかがしれている。
感覚はスイッチなのだ。
そのスイッチを押すまでが練習や修行なのだろう。
すぐスイッチが入った人は次の段階にいってしまう。
下の階段でウロウロしているのが不思議に思えてしまう。
私は、私の得意分野に関して努力や練習がほとんど必要なかっただけだ。
その代わり、苦手分野は練習する気もなかった。
私はすること、しないことがハッキリしていた。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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17年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始)
四月から北千住にある道場に通った。
スペース・ガイアシンフォニーという空間だ。
先生の兄、龍村仁監督の「ガイアシンフォニー」に同調している。
私は最初から指導者クラスに入らされていた。
受講生というより塾生とよんだ方がいいだろう。
ホリスティックな教えだ。
龍村塾というのがふさわしい(そうは称してなかったが)
その塾生のほとんどが教室を持っているヨガ講師だった。
龍村先生は、指導者を指導する立場だったのだ。
私は、相変わらず何も知らずに飛び込んだのだ。
やがて、龍村一族がどんなに特殊で凄いか知る事となる。
だが、当時はノーテンキの私だもの、何もしらなかった。
沖道といわれても、ヨガは初心者なのだ・・・
クラスでたった一人の初心者だった・・・
それだけに、予習復習をしないとついていけない。
私は、この3年間、かなり集中していた。
いわゆる、マトモモードだった・・・
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オウム真理教狂団が信者を勧誘する手法の一つにヨガ教室があった。
洗脳という言葉が毎日マスコミに流れる。
ヨガ教室に行くと洗脳される・・・
バックにオウム狂団がいるかもしれない。
元々はオウム、アウン、アオン、アーメン、オンは聖音なのだ。
ヨガに限らず、精神世界では頻繁に使われる真言だ。
それなのに凶音のように囁かれる。
少しマトモなヨガ教室なら、当然使う言葉だった。
その為、マトモなヨガ教室から人がいなくなった。
狂団に関係しないヨガ講師は身も細るような時期だった。
そんな頃、龍村先生から封書が届いた。
もちろん師匠となる先生だ。
世のそんな風潮などとは関係ない。
堂々とヨガを通じて生き方を指導してくれる。
そこには、ホリスティックヘルスコンサルタント養成講座と書かれていた。
長ったらしい講座だが、日本では初めてだ。
四月から第一期生を募集するけど、どうだね?
もちろん、受講させていただきます。
一学期が半年あり、私はそのまま3年間通った。
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狂団は3月20日に地下鉄に猛毒サリンを撒いた。
数年にもおよぶ数々の犯行に何故か警察は慎重だった。
だが、ここまで多くの公での犠牲者が出て、やっと強制捜査となった。
警察は暴力団とか凶団とか政党とかの組織には及び腰になる。
どんな組織だろうが、暴力的なら遠慮はいらないだろう。
唯一暴力に対抗できる国家権力なんだから。
確かに警察が簡単に強制捜査をする時代は怖い。
単なる思想の違いで引っ張られるのは、嫌だ。
国に対して、モンクを言えるのは健全な国なのだ。
国という一部の権力を持った為政者達。
意に染まぬヤツはタイホしろ、というのは暗黒の国だぜ。
私は国にモンクをいうが、力で他を従わせようとは思わない。
自分が自由でいたいなら、他の生き方も自由に認める。
オウム真理教事件では、一部の幹部と一般信者を分けて考えるようだ。
それは違うと思う。
あの凶行を土台で支えたのは、一般信者なのだ。
知らなかった、想定外は卑怯な言い逃れだ。
未だに、その後を継いで真理(と信じて)を学ぶ信者達がいる。
善男善女の信者は、自分の罪を認めようとしない・・・
(これを読んだ信者に攻撃されるのも嫌だけど・・・)
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大震災という自然界と人間の摩擦。
大きな自然の力の前には、人間は一方的に災害を受ける。
皆で協力して、助け合う以外に道はない。
大震災により普段は関わらない生き方の人達が目覚める。
震災など起きなくても、人は助け合う以外に道はない。
それなのに、この年はオウム真理教という狂団が事件を起こした。
次々に起こした。
私は真理や教えを謳い文句にする人達を信用しない。
真理や正義を看板にする組織は、人を侵す。
殺人や戦争まで進む。
歴史が証明していることだ。
教会、教団は狂会、狂団となり、凶会、凶団となる。
多くのマジメな人達は、容易く信者となり凶行まで進む。
それが正しく、使命だと信じてしまう。
生真面目は人の迷惑になるという事を理解しない。
教組は狂祖となり、凶祖になる事を想像さえできない。
マジメと不マジメを自由に行き来できる重要さを理解してくれ。
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冬シーズンが来て忙しくなった。
年が明けて1995年になった。
1月17日、阪神大震災が起きた。
私は朝早くから店の除雪に来ていた。
店にはテレビもラジオもない。
本妻から「大変な状況だよ」と電話があった。
一日が終わり、11時頃帰って初めて映像を見た。
まるでパニック映画の場面のようだった。
見渡す限りの倒壊と火災の場面は、別の世界のようだった。
昨年の5月の最初の生駒。
白髭のオッサンは、世界の大惨事を予測していた。
大規模な自然災害が起こりそうだ。
それが、このことかどうかはわからない。
おそらく、本人だってわからなかったろう。
私も時々、フッと予測みたいなものが降ってくる。
だが、とてもアイマイな感覚なのだ。
何ができるだろう?
今の私に何ができるだろう?
自分を見失う事なしに、何ができるだろう?
葛藤、迷いはあるが、こういう時こそ冷静にしたい。
現地に行って、何らかのボランティアをする人。
いろいろな混乱があるが、それは大きな行動だと思う。
私なりにできること。
それは、あった。
私は、私の身体が変わった事に感謝した。
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基本的には毎日治療している母。
以前と比べれば見違えるように元気だ。
寝込むような酷い状態にはならない。
以後、天寿を全うする17年間、一度も無かった。
それでも完治しない。
顔面、こめかみの痛みがある。
時には、話をするのが困難なほどにもなる。
もちろん、まるっきり晴れやかな状態にもなる。
取り切れない。
母の病は状態が良くなっても消えない。
病というモノは、私が思うより遥かに奥が深かった。
もちろん浅い病も沢山ある。
それらは簡単に完治する病だ。
病は生きている。
例えれば、そういうモノだ。
単なる状態や症状や病巣ではない。
日々、本人と連動して生きている。
母が完治していたら、私は今の仕事をしなかったろう。
病や人と深く交流するような立場にはならなかったろう。
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わけがわからないモノ。
無条件に魅かれる。
この一年、病み人に真剣に接するようになった。
人もわけがわからないが、取りあえずいい。
よほどでなければ、私には関係ない。
だが病とは、否応無しに関係を持つ。
そいつは、奥も深さもあるヤツだった。
これ(この仕事)は一生モノかもしれない。
まだプロにもなっていなかったが、そういう予感がした。
後に、いろいろな人にいわれる。
人の為になる、やりがいのある仕事ですね。
違うんだなぁ・・・
そんな事は思っていない。
人の為にしたい、などという立派な人間じゃない。
病と人がわけがわからないからなのだ。
病み人に魅かれるからだが、説明できない。
運命みたいなもので、大した志はないですよ。
かなり厳しいけど、好きですね。
今は、そんな風に答えている。
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一定の変化はあるのだが、それ以上回復しない場合もある。
本人は氣功での治療に積極的だ。
生活も回復との関係を理解して変える。
家族やその他も特に障害はない。
だが、病の氣がなくならない。
人は複雑、複合、統合で成り立っている。
簡単に理由を見つけて修正できるようなモノばかりじゃない。
そんなことはわかっている。
薄っぺらな言葉セミナーじゃあるまいし。
こちらは、身体と真剣に向き合っているのだ。
それでも何故?と思ってしまう。
私としては、もっと回復してもいいはずなのに。
氣は入っているし、その変化もある。
それなのに、一時的な変化しかしない。
もっと別な仕組みが病にはある。
一年もしないうちに、病の奥の深さに気づき始めた。
病は、単純なモノから複雑なモノまであり、日々変化する。
それは、生命と同じだった。
生命の別な形でもあった。
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講座が終わり家に帰ると、すぐに感覚の変化がある。
やはり御師匠様の近くにいるだけで身体は変わる。
教わるとか、変えられるとかではない。
一緒にいるだけで、勝手に変わるのだ。
後にプロとなった私。
長く治療するクライアントさんもいる。
すると、全員ではないのだが勝手に氣功ができる身体になる。
患者本人ではなく、近くにいる家族の誰かが変わる場合もある。
「この氣」は伝染、あるいは感応し、身体が変わるのだ。
ただし、私と関係が切れると、身体も元に戻るようだ。
私は相変わらず今でいうボランティアを続けていた。
数人ずつ集まっていただき、定期的に氣功した。
いろいろな感覚が加わり、会っただけで患部がわかることもある。
会っただけで、相手が楽になってしまうこともあった。
そういう事が起こる条件は不明だった。
今でも、必ず変わる条件は不明のままだ。
下手に法則みたいなモノをつけないほうがいいようだ。
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