戦後最大となった御嶽山の火山噴火被害。
9月上旬以来、地震計は反応していたのに、地震予知連絡会は「レベル1」の告示のままであったという。
責任とらぬ「火山ムラ」学者
噴火警戒レベルは、1から5の5段階区分。各レベルは、火山の周辺住民、観光客、登山者等のとるべき防災行動として、レベル5は「避難」、レベル4は「避難準備」、レベル3は「入山規制」、レベル2は「火口周辺規制」、レベル1は「平常」誰でも登山OK。今回レベル1のままであった。予知連絡会会長は「こんなもんです。今の科学技術で完全に安全だとか噴火を予知を断定できるレベルではない」と。
レベル設定は廃止せよ
ならば、われらが武田邦彦先生がおっしゃるように、レベル設定などしなければいい。予知が今の科学でできないのなら、素直にレベルは決められませんと公示する方が、登山者に常に警戒する覚悟を与えることになる。生半可にレベル1などと安心感を持たせることの方が、無責任です。原発震災事故とも共通したものを感じる。日本の学者の劣化、堕落か・・。
御嶽山噴火で死者が出ても知らん顔か 武田邦彦教授