「駆けつけ警護」を閣議決定した。いよいよ動き出す南スーダン派遣部隊に付与。
それにしても「駆けつけ警護」・・官僚考案用語か、電通あたりとも相談したのだろうか、なんとも軽々しい言葉だ。駆けつけ一杯の飲み会じゃないんだから。
たとえ国連協力とはいえ武装部隊を海外に派遣することは、紛争の武力解決を否定している現行憲法の精神には背いていることは明らか。
しかし、それでも戦闘に首を突っ込むというならば「駆けつけ警護」などと気休めのハグラカシ言葉でなく、最悪の事態も十分覚悟した「救出のための戦闘作戦」=救出参戦なのだと堂々と内外に表明するべきだ。そうでなければそれに命を懸ける自衛官の皆さんに失礼だろうと思う。
「駆け付け警護」15日閣議決定へ 南スーダンPKO