初の米朝会談へ向け金正恩氏、早々シンガポール入りのニュース。
意欲十分ですね・・。
それにしても、よくここまでこぎ着けたものです。
この事態を「歴史の狡知」とは姜尚中の表現です。「狡知(こうち)」とは、わるがしこい才知のこと。「暴君のような若き独裁者」と「予測不可能な行動に出そうなガラの悪い大統領」によって、これまで歴代の政治家がなしえなかった戦争終結が成し遂げられるかも、と姜氏。(AERA 2018/6/11号)
「歴史の狡知」・・難しい表現ですが、いい得ていますね。
それにしてもここまでのプロセスで努力をしてきたのは、朝鮮半島の南北首脳でしょう。とりわけ、戦争回避への政治課題を追求してきた、この間の文在寅大統領=写真=の粘り腰のセッティングは見事でした。
まさかのケンカ別れは無いと思いますが、なんせ常識が通用しない予測不可能なトランプ大統領。果たしてノーベル平和賞に近づくのか遠のくのか、12日の「トランプ劇場」には興味津々です。
金正哲(正恩の実兄)が大ファンだというエリック・クラプトン。彼の曲のように『チェンジ・ザ・ワールド』になるか・・
ERIC CLAPTON / Change The World (AT THE YOKOHAMA ARENA)