杵屋響泉(きねやきょうせん)さん。1914年東京・築地生まれ。明治時代に活躍した五代目杵屋勘五郎の一人娘。父親は4歳の時に早世。父の志を受け継ぎ長唄三味線の道をひたすら歩む。父の作曲した作品を次女(65歳)、孫(30歳)とで共演しCD「一〇五」(いちまるご)をこのほで制作し104歳でCDデビューする。
新聞を読み日記をつけている。筆まめで手紙も書く。好き嫌いなくしっかり食べる。「三味線を持ったら年なんか忘れてビクともしない。もっと勉強したい」と響泉さん。(東京新聞2019/5/3=写真。神野栄子記者)
「さらに勉強をしたい」という気持ちは私たちも見習わなくてはと思います。新しいものを創作するという前向きな姿勢は「生き方」道についてもお手本ですね。(拍手)
ドキュメンタリー( 104歳の長唄三味線奏者)