
最近アマゾンで149円の品を買いました。送料は込み、つまり配送代は無料。
品物は翌日、クロネコDM便で届きました。
これで利益が出るのだろうかと心配してしまいましたが、「ヤマト運輸、巨額の未払い残業代」のニュースを聞きその謎が解けました。
品物は翌日、クロネコDM便で届きました。
これで利益が出るのだろうかと心配してしまいましたが、「ヤマト運輸、巨額の未払い残業代」のニュースを聞きその謎が解けました。
ヤマトが検討している見直し策に、大口法人客への運賃割引の縮小が挙がっている。大口法人とはアマゾンなどのこと。アマゾンは日通、佐川、そしてヤマトと運送会社を替えてきている。以前ヤマトが一般のメール便を止めたとき変だなと感じた。その頃から大口にシフトしたのかな・・その無理な請負がとうとう業績を圧迫するところまできたわけだ。
労働組合の出番だ、ガンバレ!
ヤマトの労働組合が今年の春闘で荷物量の抑制を要求に加えたことはとても良い。宅配市場のリーディングカンパニーが従業員の勤務体系の見直し、業界全体の労働環境向上に先鞭をつけるべきとき。ヤマトの労使が良い知恵を出し合って改善を。
消費者も便利さや安さばかりを求めず流通部門で働く仲間たちのことも思いやろう。アマゾンは送料無料でなくてもいい。ヤマトとともに適正な値上げを図ろう。配達速度も競うことはない。翌日でなく翌々日に届いても一向にかまない。私などは10年前、アマゾンを知るまでは町の本屋さんに新刊を注文し2週間くらいは平気で待ったものです。
ここはヤマトの労働組合にがんばってほしい。もちろんアマゾン労組も。
ヤマトもアマゾンももっと価格は上がっていい。配達の速度は今でも十分すぎる。それよりそこで働く人たちが過労死にならないように健康面、労働基準法の順守に留意していただきたい。
スローなブギにしてくれ!
【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔
![]() |
仁義なき宅配: ヤマトVS佐川VS日本郵便VSアマゾン |
横田増生 著 | |
小学館 |
スローなブギにしてくれ(I want you) 南佳孝
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます