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「シンチレーションカウンターを使って東京都内の公園、海水浴場の線量をきちんと測ってみた。怪しげなガイガーカウンターとは全く異なる数値が出た」と、『週刊ポスト』7/22-29号。
週刊ポストはこれまでも、放射線測定器について書いているが、素人がガイガーカウンターで放射線測定することには冷笑的だ。20mSv/yまで安全とする朝日新聞の「ニュースがわからん!」でも共通しているが、個人が入手できる測定器で放射線を調べることに、“放射能は一定値まで安心派”というか、週刊ポスト流に言うなら「煽(あお)らない派」は、専門家でないものが測って一喜一憂することの無意味さを強調している。
好評だったNHK、ETV特集 「ネットワークでつくる放射能汚染地図」では、いわき市在住の農家の女性、大越さんが「孫のためにも」と4~5万円のガイガーカウンター買って毎日、周辺の放射汚染を調べていた=写真。これは住民の一人として事実をしっかり知ろうとするごく自然で正しい態度であると思う。
放射線測定器には、ガイガーミューラー管(GM管)を用いたもの、シンチレーション式、半導体式などがあります。
私もシンチレーションとガイガーカウンターの2種類を使用していますが、シンチレーションの方が、数値の安定が速い。ガイガーは5回以上測って、最小値と最大値を切り捨て平均を出す。さらにセシウム係数として0.772を乗じるとシンチレーションと似た数値になることを雑学情報から知り得た。ガイガーカウンターの方がテクニックが要りますが、素人といえどもこうして放射線を測り出そうとすることは意味深いことだと思う・・。
どうだね、そうは思わんかね?週刊ポスト君、朝日の「わからん!」記者クンたちよ。
今日の測定群馬県大泉町古氷公園 0.06μSv/h
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