産経は7.5万人と報じる
読売、産経、日経各紙の脱原発集会の扱いは小さかった。社の原発に対する意向がよく表れている。中でも産経は写真なし社会22面3段で、「脱原発集会に7.5万人集まる」の見出し。警察集計のみの数字をそのままで主催者発表数は記載せず。今回の集会は主催者側発表で17万人、警察発表が7.5万人。読売の掲載は写真はモノクロ、社会26面3段と貧弱ではあったが見出しは「最大規模の脱原発集会」。どうみても見出しの勢いとスペースの小ささとのアンバランスが浮立っていた。
発表数値の差に民主主義の未熟
主催者側と警察発表の参加者数に大きな差があることは昔も今も変わらない。ヘリの空撮からおおよその数値は把握できるはず。ましてIT化が進んだ今日のことなおさら。私は「主催者側」「警察側」の発表の数値の開きに民主主義の未成熟を感じます。いつの日か、この差が接近してきたときに本当の民主主義社会を迎えた証(あかし)になるような気がします。
成長を感じる整然デモ
呼びかけは原水爆禁止日本国民会議などが中心となりましたが、実際の参加者は党派を超え一般市民の飛び入りも多く、国民の怒りは本物になってきています。60年、70年安保のときのような理性を失った行動はなく、平和裏に進行し着実に輪の広がりを見せている。国民意識の確かな成長が感じとれます。
城南信用金庫の取り組みに連帯
私が参加したコースでは途中左手に、城南信用金庫の渋谷店の建物に遭遇した。全行を挙げて脱原発運動を実践している同行に対して、シュプレヒコールの内容が一瞬切り替わる。「再稼働を許さないぞ~」から「城南信用金庫と連帯しよう~!」「吉原理事長と連帯しよう~!」。福島原発が収束をしていない限り、これから先、脱原発・再稼働反対を叫ぶの国民の声も決して「収束」することはないでしょう。
7.16さよなら原発10万人集会 (落合恵子、澤地久枝、瀬戸内寂聴)
今回のデモは高レベルの人間らしいデモでしたね。
読売はパンダ出産で号外を出して、国民を無関心に洗脳していると思いました。
ポポロ(人々)の社会に対する眼が鋭くなりレベルの向上を感じます。
7.16集会では即日、政党が号外を出していましたが、大手メディアもこの時こそ号外を出さなくてはと思います。
パンダの出産で号外を配っていた読売新聞の程度の低さにはのけぞります
ホームページの議事録拝見し、思ったのですが、「震災瓦礫処理」は町民の将来の命と健康に関わる問題です。一元的な価値観の押し付けで安易な決定をせず、科学的かつ町民の安全を第一に考え、慎重に対応してほしいと思います。住民の生の声を直接聞く必要があるのではないでしょうか。場合によっては「住民投票」という形も考えられます。町長の一声で決めて欲しくないです。よろしくお願いします。
「震災瓦礫処理」は放射性物質が含有されているだけにその量の大小を問わず健康には決して良くないことは明らかですね。放射能に「安全値」はないからです。
放射能を専用フィルターで捕捉できればまだしも、フィルターメーカー自体が「責任はもてない」と言っている状態です。
経済的にも復興予算の無駄遣いです。北九州市で広域処理した経費はトン当たり17万5千円です。(阪神大震災の時、兵庫県内処理では2万3千円)
阪神の経験を活かし今回も東北の地元で処理した方が断然コスト安、それに現地雇用にもつながります。「絆」の美名に惑わされてはならないですね。
「住民投票」大賛成です。
群馬県割り当てとして2万トン以上の処理がまだ依頼中です。忘れたころに話が復活しないよいう今後ともしっかり注視していきたいと思います
パンダや島問題にうつつをぬかしていると、いつのまにか、その町にガレキがきますな。
世論は、ガレキ受け入れ賛成が半数以上と新聞、テレビは報じる一方では、いざ自分の地域となると反対の声が。
ガレキの世論は国策のような。。。
国民も自分の危険にさらされないと真剣にならないとは、、、、
パンダの一喜一憂で大手新聞が号外を出しているようなことでは・・島の問題は、しっかり日本の立場を主張するべきです。ただ眼が外に行っている間に、コスト高で不経済な放射性ガレキの広域処理がなされないよう監視していかないと・・
ガレキも世論操作されています。特にマスメディアが良くないですね。情報独占(既得権)にあぐらをかく記者クラブ制度が弊害です。
これからもよろしくお願いいたします。