ポポロ君(以下ポポ)とステラさん(以下ステ)の対談は3年ぶりです。(前回2019/9/30)
ポポ「ステラさん、こんにちは。3年ぶりですね」
ステ「こんにちは、ポポロ君。3年前というとコロナ騒ぎの直前の頃でしたね」
ポポ「一向に収まらないコロナ騒動でしすが、きょうはシオノギの飲み薬の承認見送りの話をしましょう」
ステ「コロナの飲み薬のことね」
ポポ「そう。国産のこの薬が認められれば、ふつうの風邪薬のように手軽に飲んで治せるなら、みんなの不安が一気に和らぐでしょう」
ステ「ワクチンよりも飲み薬のほうが、副反応(副作用)も弱いように思うのだけれど・・」
ポポ「塩野義製薬の手代木社長は、外国製ワクチンが先行する状況を、ただただ悔しい思いで眺めている(文藝春秋2021年8月号)と言われ国産のワクチンに意欲を示していました」
ステ「せめて、純国産の飲み薬には挽回してがんばってほしいな」
ポポ「はい。ほうとうにそう思います。今回の飲み薬では厚生労働省の薬事分科会と専門部会の合同会議でシオノギ新薬「ゾコーバ」の緊急承認の可否をめぐって激しい激論が繰り広げられたそうです(読売新聞2022/7/21)」
ステ「薬事分科会のメンバーってどんな人?」
ポポ「2年前の資料が厚労省のホームページから見れますが、大学教授や、感染症研究者、大手新聞の常務など22人で構成されているようです」
ステ「どんな議論がされたのか詳細が知りたいわね」
ポポ「どうしてワクチンにしても、飲み薬にしても純日本製の薬を国を挙げて支援しないのか不思議です」
ステ「塩野義は当然承認されると見込んで、すでに100万人分を生産したって、ほんと?」
ポポ「もしそうであれば先行投資が負となり、業績にも悪影響ですね」
ステ「かわいそう!塩野義、みんなで守りましょう」
ポポ「コロナ飲み薬が良く効けば、コロナ騒ぎも終息するのにね」
ステ「ワクチンだって世界的には、異例の速さでの緊急承認でしたよね。多少有効性がパーフェクトでなくても国産コロナ飲み薬も承認してもらいたいですね」
ポポ「コロナの問題は分かりにくい。終着点が見えない。それでいて良しとしているようにも受け止められます、ワカラン!」
ステ「次のゾコーバの分析結果は秋とか、たぶん延び延びになるような気がする。国産品をしっかり育てようという雰囲気が伝わってこないもの」
ポポ「ステラさん、ではまた秋以降に」
【木工さんの写真】制作 矢嶋秀一 / フォト 田口大輔
【解説】塩野義製薬「ゾコーバ」 国産の“コロナ飲み薬” なぜ承認見送り?
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