当広場、昨年10月6日「かつ目しよう!地熱発電」で安川香澄さん(日本地熱学会評議員)のご意見を紹介させていただきました。嬉しいことにご本人様からコメントいただきました。
地熱について (やすかわ かすみ) 2012-07-07
地熱へのご関心ありがとうございます。今月、7月20(金)と7月27日(金)の2回にわたり、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう一直線」で再度、地熱の話をします。去年と状況が変わり、少し違った話もしますので、よろしければお聞きください。放送は朝5:45頃から、10分程度です(この番組はポッドキャストが無いようなので、早朝で恐縮ですが録音するなどしてください)。
ぜひ拝聴したいと思います。「ニッポン政策研究所」はTBS土曜朝5時5分からですが、「生島ヒロシのおはよう一直線」も早いですね。クリーン地熱は「健康時間帯」の早起き型でしょうか(笑)
忘れずにタイマーセットします・・7月20(金)&7月27日(金)TBSラジオ朝5:45~
昨年7月のラジオ放送で、安川香澄さんの話を聴いた時は、すべてが新鮮なことばかりでとても興奮しました。この頃はまだ世間で地熱について取り上げているところが少なくその後、特に今年に入ってからは、具体的で有力な代替エネルギーとしてにわかに注目度が高まり認知度も次第に広がってきたように思います。それというのも安川香澄さんが昨年12月、福島市での「地熱エネルギーに関するシンポジウムin福島」でも地熱発電のメリットをご報告されたご努力にもよるものと思います。
地熱に対しての問題点を並べ立てる人もいます。開発・建設コストが高い、エネルギー効率、資源減衰など・・しかし、どれもをみても解決可能なことばかりで、少なくともリスクの面では殺人的な原子力発電と比べたら雲泥の差です。なぜに国はもっと地熱に目を向けず原子力に走ったしまったのか・・、ここでも国の失政、大きな責任は免れられません。
改めて以前、tomさんのコメントからの環境活動家レスターブラウン氏(米)の「日本は再生可能エネルギーの中でも地熱発電が大きな可能性を秘めている」との言葉も感じ入るところ大です。
【写真】右、安川香澄さん 左手前、麻木久仁子さん(TBSサイトから)
≪安川香澄さんプロフィール≫ 東京大工学部1987年卒、カリフォルニア大学バークレー校資源工学で1993年理学修士。九州大2000年博士(工学)。自然電位と地下流体流動の研究で、日本地熱学会賞研究奨励賞(H11)受賞、米国地熱協会GRCのベストペーパー賞(2001、2003)2回受賞。Geothermics誌の Most downloaded articles(2003、2005)第1位2回 独立行政法人産業技術総合研究所主任研究員 国際地熱協会理事
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