押し入れからでてきました。小学校2年生の夏に現地で買った大阪万博の絵はがきセットです。
あの当時、タイムカプセルというものを地中に埋めて何十年後か何百年後に開けるとかいう話題があったように記憶していますが、今将に41年ぶりのタイムカプセル状態です。
意外なのは、当時リアルな印象があったのに久しぶりの絵はがきを見ると、会場の思い出など自分の中でかなり忘却しているな、ということ。
パヴィリオンによってはかなり長蛇の列で、見学していなかったところもありました。
アメリカ館は粘って見学したことはよく憶えていて、アポロのジオラマのところにあった砂を指に唾をつけて一生懸命ちり紙に集めていたことは鮮明です。
ソ連館には入れなかったような、、。それに太陽の塔の中にも入れなかったのです。その周りの「お祭広場」というところで毎晩アトラクションのようなものをやっていたのはおぼろげに憶えています。一番強く印象に残っているのは「ガス館」の不思議な形の建物とその中にあったミロのオブジェとクレージーキャッツの出てくる映像だったような、、。
エキスポランドという遊園地にペンキで自由に落書きできるところがあったのも印象的。
あと会場周辺にやたら竹林があったのが珍しかったように憶えています。あの辺りはもともと筍の産地だったのでしょうか?
当時旅館には泊らず、山形の叔父の知り合いの人で京都と奈良の間の「新田辺」というところに住んでいらした方のお宅に泊めてもらっていました。駅前に日産の工場があったようなことを記憶しています。
今見るとこの絵はがき、不思議です。どうして模型のイメージばかりなのでしょうか?28枚1組で¥500とは当時としてかなり高価だったのでは、、?