炉内の温度が70度まで下がっているので空けて窯出しします。昨日焼く前の配置をそのままで撮影してみたのですが、自分でやっていながらも本当に不思議ですね。焼くとこういう赤みがかった土色に変化します。これが東京の隅田川流域の天然土の色のひとつというか、、。流域といってももっと下流とか場所によってもっと赤みの強いところもあるでしょう。みかん色っぽい土色の古い今戸人形もありますから。焼くことでこういう風に色が変わったり、固くなるということは、科学式みたいなもので表されるんでしょうか。(生徒だった頃化学とか力学とか大の苦手でした。)
取り出して籠に移し、隣の町内の仕事場へ運びます。