ここは赤羽駅東口と南口との間のパチンコ屋さんの林立する裏通りです。余り用事で通ることが少ないのでつい最近まで見落としていたのですが、こういう店構えがまだ残っていたとは、、。
昭和30年代~40年代の喫茶店の遺構だと思います。表向きだけですが煉瓦積みの重厚な洋館を演出した作り。
小学生の頃まで、確かにこうした古城風な店構えの喫茶店は赤羽に数軒あったことは憶えています。子供ひとりで店に入るということはなかったので、こういう店に入る機会はそれほどなかったように思います。
こうした店の前を通ると必ず煎りたてのコーヒーの香りというより、コーヒー粕の酸っぱいような臭いがしたように思います。一度入ったら帰って出てこられないような怪奇なムードと香り。大人にならないと入れない店というイメージを持っていました。
コメントをありがとうございます。
高校生の頃まで自腹で喫茶店に入ることがあまりありませんでした。
どっちかというと喰い気なもので、コーヒー一杯よりも立ち食い蕎麦一杯のほうでした。
今はドトールやサンマルクのように手ごろな店もあるので、割とそういう店へは立ち寄るようになりました。でも雰囲気は、画像のような店構えのほうがいい感じですね。コーヒールムバの時代への憧れのような、、。