テレビなどでは、都内で屈指の桜の名所の賑わいを報じていましたね。昨年は自粛ムードだったのが今年は大賑わいとかで上野の山など映っていました。
地元北区赤羽でもあちらこちらで桜の見頃。公園の日当たりのよい場所ででお弁当を拡げているおじさんの姿も見られました。花冷えとでもいうのでしょうか、案外薄ら寒いですが、真冬に比べれば戸外での水いじりもそろそろかと思い、寝かせておいた粘土の泥しょうをバケツから吸水鉢に移すなどしている合い間に近所の桜をまわってきました。
最初はカトリック赤羽教会前の桜。ここは向こう側の舗道から真横から見たほうが枝ぶりはきれいだと思いますがやっぱり聖堂と一緒のほうがそれらしい景色かな、、と思います。ここ、終点の路線バスがお客さんを降ろしたあと暫らく停車していることが多くて、ぎりぎりの眺めなんです。バスがいなければもう少し右に寄ればベストなんですが、、、。
駅西口に移って、太田道灌ゆかりの旧稲付城跡でもある静勝寺の石段下へ。赤羽にはたくさんの桜の見どころがありますが、個人的にはここが一番しっとりとした風情で落ち着きます。ちょっと逆光ぎみです。この石段を上って山門を潜れば、道灌堂に向かっての石畳みも桜に彩られて趣があります。近所においしい和菓子屋さんがあるので、そこで買って境内でつまむのも一興なのですが、現在食べるのを控えているので、、。
静勝寺下から日光御成街道(岩槻街道)沿いに十条方面に向かったところにある法真寺や香取神社へ向かう坂道から御成街道を振り返ったところ。写真の左端に写っている白っぽい家はかつては(数年前まで)街道に面して古めかしい店構えの酒場「大久保」さんがあったところ。知る人ぞ知るという有名なお店でわざわざ出かけてくる人も少なくなかった店ですが、道路拡張計画によりなくなってしまいました。その右隣の角の家はまだ健在です。子供の頃は何屋さんだったか思い出せないのですが、商店として現役だった雰囲気は憶えています。
赤羽台団地の桜、旧保健所通りの桜、岩淵水門辺り、新荒川大橋からJR荒川鉄橋に並ぶ桜並木、西ヶ丘の御屋敷に続く桜並木、自然観察園など、赤羽にはたくさんの桜のみどころがありますが、泥いじりの続きをするために家へもどりました。人々が集う屈指の名所というのもいいですが、ちょっと近所でサンダル履きで向かえる桜に恵まれているということは、赤羽も案外捨てたものではないな、、と思います。
本堂に上がったら、いつの間にか天井に、大きな龍の絵が描かれていました。力の漲った龍でした。
お寺の人に訊ねると、昨年のことだとか。作者は中国出身で現在は青梅に住んでいらっしゃる、白浪(はくろう)さんという方だそうです。鎌倉の建長寺の襖絵なども手がけていらっしゃるそうです。
白浪さんのものではないですが、本堂には江戸名所図会を模写した、江戸時代の静勝寺の屏風絵(昭和18年作)も飾ってありました。当時の山門は二層だったのですね。そこからの見晴らしは、遮るものもなくきっと素晴らしかったのでしょうね。隅田川も望めたのかな。
帰り際に、甘茶をいただきました。砂糖も甘味料も入っていないのに本当に甘かったです。境内で収穫した夏みかんのお土産までいただきました。夏みかんは、夕食のデザートに食べましたが、酸っぱくてとてもそのままでは食べられず、砂糖をたっぷりまぶしていただきました。良い一日でした。
2枚目の画像は、急な階段が桜に囲まれていて、絶対に桜の季節に歩いてみたい風景です。
ところで、いまどきさんは現在、和菓子を控えておられるのですか?!
見倣いたいです!!
したっけ。
甘い物はカロリーオフの甘味料なら自分に許しているのですが、和菓子といえども砂糖が入っていますから控えています。買いものへ行けば必ずおいしそうなお菓子が目に入ってくるのですが、辛いところ、、。でもこのところそうした辛さにもいくらか慣れてきたような、、、。スーパーのお豆腐売り場の横に寒天ベースのカロリーオフのデザートというものがありまして、嵩がちょうどお豆腐一丁分なんですが、オレンジ味、ピーチ味、グレープ味、コーヒー味の4種類あり、中でもコーヒー味に牛乳をかけて食べるのが楽しみになっています。もちろん桜餅とか道明寺とか食べたいですが、カロリーオフという商品はまだないでしょうね。
ジンギスカン鍋ですか、、、?羊ですよね。考えてみると好き嫌いは少ないようでいて、羊は余り得意ではありません。食べられないという程でもないのですが、、、。食べたことがあるのは鍋ではなくて「焼き」のほうです。もつ鍋のように味付けして煮るのでしょうか?それとも食べる時にたれにつける?羊肉の鍋というかしゃぶしゃぶのようなものは北京の名物のひとつだったような、、。でも食べたことがありません。しかしおかしなことに、ドイツではシシカバブとかケバブとかシャシュリックなんか安いので食べていました。お鍋だとどんな感じなのか、一度試食してみないと何ともいえません。