わが家の十五夜さんの部屋には冷房を入れています。困るのは例によって人形の彩色です。膠が心配です。
今日もラジオを聴きながら色塗りをある程度済ませ、傘をさして家に帰ろうと、、ままよ、あそこに寄ってから帰ろう、、とやってきました。赤羽公園の近くの交差点の一角にあるマンションです。
つい何日か前に気がついたのですが、ここにはトノサマガエルかアカガエルかがたくさん飼われているようで合唱が聞こえてきます。猫さんの往来もあるところなので放し飼いだったら、すぐさま食べられてしまいそうですが、特別の飼育装置のようなもので飼われているのでしょうか?
ここ赤羽には50年以上住んでいますが、自分の経験ではこの近辺で自然に生息するトノサマガエルやアマガエルの姿を観たことはありません。ガマガエルは不思議と今でも姿を現します。
今日も生垣の向かいに佇んで小一時間カエルの合唱に聞き入っていました。そして不思議なことに気がつきました。
カエルが鳴かないと上の画像のように生垣の中は真っ暗です。そして一匹目のカエルが鳴き出して2匹目、3匹目と合唱になると何故か生垣の中に設置してあるライトが点灯します。鳴き続けているとそのまま点灯が続き、鳴き止むと消灯します。
防犯用の電灯なんかは人の動きとかをセンサーが感知して点滅しますが、ずーっと観ていた限りでは生垣の前の人の往来にはライトは対応していないのです。あくまで3匹目のカエルが鳴き出すあたりから点灯するのです。
これは一体何の実験?またはカエルの鳴き声で発電できるとか何か新しいエネルギー技術か何かでしょうか。
不思議ですが、何よりも遠くに出かけなくとも近所でこうやってカエルの合唱に耳を傾けることができるなんてうれしいです。
下は3匹目のカエルが合唱に加わったあたりで点灯した状況です。
気になってネットを調べてみると、
赤ちゃんの泣き声や病気の方の声をセンサーが感知して、
チャイム音などで他の人に知らせるという装置が売られているのを見つけましたが、
蛙の声がうるさくなると、ライトを当てて黙らせるシステム、とかなんでしょうか?
それと、猫さんは蛙を食べますか?
大昔、三鷹の実家で猫を飼っていた頃は、
猫が雀やもぐらをつかまえてきて、姉の枕元に置いておくものだから、
朝になって家中大騒ぎになった、ということが何度かあったのを覚えています。
(後始末は大抵私の役割でした。)
大きなガマは庭先にいましたが、
猫が捕まえるには大き過ぎる獲物だったのかもしれません。
ところで、不思議なこともあるものですね。
蛙の声に反応するライト・・・見てみたいです。
蛙の合唱というのは、田舎での風物詩かと思っていたのですが、赤羽でも見られるのですね。
今やっと余裕が出てきたので、、。この記事の話はアップした時には蛙の声よく聞こえてうれしかったのですが、次第に鳴き声が少なくなり、今では聞こえなくなりました。残念です。蛙さんたちの身に何があったのでしょう。猫さんは優しくじゃれあってくるかと思えば、ときに野性の本性でびっくりさせられる時もありますね。わが家の十五夜さんにも先日びっくりさせられました。狩りをする本性というのは消えないものなんですね。
暑いですね。年年厳しさを増しているような感じですが、これでは東京の特産物がパイナップルという日も遠からず来てしまうのでしょうか。この暑さに家族や十五夜さんの健康についても心配です。
赤羽駅の東側はかつて湿地とか田圃だったことろと言われていますから、もともとは蛙の合唱は珍しくなかったことでしょう。でも自分の記憶の中には、湿地や田圃はもうありませんでしたから、赤羽で自然の蛙の声を聞いたこともないのです。マンションからの合唱の声は何故かもう聞こえてこなくなってしまいさびしい限りです。