すっかり春の草花たちも花開いて咲き競っている風情です。
なかでもタンポポはどこを歩いていても必ずといってよいくらいに目に入るかわいい花ですが自分がまだ小学生だった昭和40年代後半くらいから昔ながらのカントウタンポポと外来種のセイヨウタンポポとがあり、年々カントウタンポポが少なくなっている、という話を聞いて、道端のタンポポのガクの様子を確かめていました。
今では町中で見かけるタンポポのなかにカントウタンポポをみることはまずなさそうで四ツ葉のクローバーをみつけることより数倍難しいのではないか、と思っていたところが十五夜さが我が家にくる以前、黒ラブのダンちゃんが元気で一緒に散歩をしていた近所の区立運動場のトラック脇の土手にセイヨウ種のガクとは明らかに違うタンポポの群生をみつけました。
ガクの外側の一列が外にめくれるセイヨウタンポポと異なってガクがめくれず全部固まってあるので「カントウタンポポか!」と胸ときめいたのですが、ネットを検索したらガクがカントウタンポポ風に固まっている外来種が最近みられるようなことが書かれていてがっかり。
しばらくあのタンボポのことは忘れていたのが先日また気になって件の運動場の土手へ行ってみたら前より背丈が縮まって地面にへばりつく風情ながらまだ数株残っていました。これらカントウタンボポなのか、それとも似ているだけの「もどき」なのか、くわしい方からご教示いただきたいものです。
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