いなご家のだんご3兄妹~それぞれが輝ける未来へ~

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「不毛地帯」最終回

2010-03-25 09:44:11 | Weblog
今頃ですが、最終回を見ました。視聴率は、あまりよくなかったようですが、久々見た、骨太のいいドラマだったな~という感想です。俳優陣も、ベテランぞろいで、ギャラすごかっただろうな~・・なんて邪推してしまいましたが・・。シベリア抑留から、話は進み、商社で激動の時代を生き抜く。実は、叔父がシベリア抑留の生還者でした。その叔父は、青春時代を、シベリアで過ごし、その後、学が無かったにもかかわらず、銀行の支店長まで上り詰めた人でした。お正月などで、親戚が集まっても、戦争の話ばかりで、正直、「またか・・」という感じで、あまり好きではありませんでした。でも、「不毛地帯」の抑留の過酷な労働シーンを見て、叔父は、生きて帰れただけ、運がよかったんだな・・と思いました。確かに、すごく努力をして、片言のロシア語を習得し、食料をわけてもらったりしたと聞いています。そんな苦労の末、やっと帰還。そして、バンカー人生を歩く。なんだか、ちょっと、「不毛地帯」の壱岐正と、だぶって見えました。もうすぐ、亡くなって8年です。叔父の人生は、幸せだったんだろうか・・?ふと、思いました。そして、今の世の中、とても平和なんだな~と、つくづく感じたし、戦争の無い時代に感謝しなければならないな・・と感じたドラマでした