弁償

昨日、太郎が、友達の家から落ち込んで帰ってきました。今にも、泣きそうな顔。どうしたのか、聞いても、黙ったまま・・。夕飯の後、そっと聞いてみました。すると、友達の、おもちゃの拳銃を壊してしまったとのこと。「あやまったの？」と聞くと、「あやまったよ。でも、７００円持って来てって言われた・・。」と。「それで？」「金曜日に持って行くって、言った・・。」・・・。「だめだよ。お金のやり取りは、子供のすることじゃないよ。それは、大人の領域だよ。」と言いました。その後、お金がからむ問題は、大人が解決すること、お金を要求されても、応じてはいけないこと・・等々、話して聞かせました。太郎は、泣きながら、じっと聞いていました。お友達のママは、よく知っている人だったので、電話しました。そして、太郎が、銃を壊したこと、弁償が必要か・・等、聞きました。でも、言った本人も、銃のことなど、ころっと忘れているようで、結果としては、たいしたことなかったのです。私も、ほっとしましたし、一番、ほっとしたのは太郎でしょう。でも、いい機会だったと思います。これから、年を重ねるにつれ、子供同士でも、安易に金銭を要求する場面も増えてくると思います。本人に、悪意がある、無しに関係なく、それを断ることは、知っておいてほしいと思います。そして、解決できない時には、親に相談する・・。ほんと、子供を育てるって、いろいろあるんだな～と実感。でも、問題が発生する度に、少しずつ、解決していくしかないですね。前向きに、受け止めましょう。