実家から荷物が送られてきました。その際、いつも、母が手紙を入れてくれています。最後には、「体を大切にね・・。」といった内容のことが書いてあります。今回の帰省で、私の髪が異様に抜けるのを心配した母が、「シャンプーは、いい物を使いなさい!抜け毛が減ると思います。自分のこのシャンプーがおすすめだ・・。」といった事が書いてありました。思わず、くくっと笑ってしまいました。40になっても、娘は娘なんだな~と思って・・。70になっても、80になっても、子供は子供なんですね。実家が和歌山の友人と話したのですが、いつも、帰省して戻る時に、これが今生の別れかもしれない・・と思って帰るそうです。私も同じです。空港まで送ってくれる父母。その姿を見ながら、「これが最後なのかもしれないな・・。」と思います。いつ、何があるかわかりませんし、順番からいけば、確実に父母の方が先に死ぬからです。そう考えると、年に1度の帰省は、親孝行でもあるのかな??父は、「俺は、もういつ死んでもいい。」と言います。「延命治療の類は一切するな。胃ろうも結構。」と言っています。延命治療を断ると、すごく冷たい家族のように、言われるそうなのですが(医者、親戚等)、病院で寝ているだけの生活が、果たして幸せだろうか・・?と思います。延命治療を開始されると、自分の意思で死ぬことも叶わなくなってしまいます。ただ、生かされている・・。実際に、自分の父や母が目の前にいて、ドクターから「この呼吸器を外すと死にますよ・・。」と言われた時に、外す決断ができるのか・・わかりませんが、父の意思を尊重していきたいと思います。「紙に書いて残しておいてね・・。」と言ってますが・・。