NHKのスペシャル番組でした。子供の虐待の番組・・。なぜか夫が録画していて、私に見ろって・・?とちょっと、勘ぐってしまいました
。番組に出てくる、虐待に走る親の気持ちが、よくわかりました。特に、他人から「しつけができていない子」と思われたくなくて・・の部分、本当によくわかります。太郎は、じっとしていることが全くといっていいほど、できない子でした
。多動か・・?と本当に悩みました。病院、お店に行っても、大人しく待っている子がいる中で、一人、走り回る、寝転ぶ・・といった状態
。小児科へ連れて行くのは、本当にいやでした。いやでも、他の年頃の子と比べてしまいますからね。そして、内心「しつけできてない・・。」と思われているのでは・・?と、とても、びくびくしていて・・。それで、必要以上に怒っていた気もします。自分の子しか知らないので、比べようがないんですよね。自分の子は異常では・・?とまで思ってしまいます。太郎が1歳半くらいで、動きが激しく、私自身、限界だった時期があります。商店街に貼ってあった「商店街で子育てを活性化させる為の意見交換。託児あり。」のポスターで、お店に行きました。意見交換なんか、どうでもよくて、託児をしてほしかっただけ・・。今、考えると、切羽詰っていたんですね~
。でも、行ったけど、託児が無く、自分で見る羽目に・・。自分の意見を言いながら、泣いてしまいました
。一体、自分は何をしているのかな・・?と・・。見ず知らずの隣に座っていた方が、「大変だよね。私の子供は高校生だけど、子供なんてあっという間に育つんだよ。今は、気づかないけどね~。大丈夫、がんばってるよ!」と言ってくれて、ぼろぼろ泣きました
。恥ずかしかったけど、なんだか、ちょっと気が軽くなりました。今思うと、もっと身近な人たちに、「きつい、つらい・・。」と小出しにしておけばよかったのかな?でも、身近な人にも、がんばれていない自分を見せたくなかったかも・・。今は、今で、子供の反抗期にイライラさせられるし、手はかからなくなったけど、精神的にきついですね。いつになったら、開放されるのかな・・?でも、その頃には、一抹のさみしさ・・を感じるんでしょうけどね
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