特に読みたい本もなく、図書館をブラブラしていると・・。
ふと、新聞の連載小説が読みかけだったことを思い出した。
それが、読売新聞に連載されていた「黄金夜界」。
ずっと読んでいたのですが、引っ越しと同時に一時新聞を解約したので、読む事叶わず。
ずっと続きが読みたいと思っていたのです。
検索すると、あるじゃないですか~!!
早速借りる。読む。
これって、尾崎紅葉の「金色夜叉」の現代版なんですよね。
なので、主人公も寛一と美也。原作は寛一とお宮・・だったはず。
原作は読んでいないのですが・・。
この作者の橋本治さんは、この新聞連載が終了してすぐに亡くなられました。
遺作になったということか・・?
多分、単行本化する前に亡くなられたのではなかったか・・?
そんなこんなで、一気に読む。
途中までは、以前読んでいたので、読み進むのは早かったです。
そして、ラストに近づくと本のページが気になる。
一体、どんなストーリーで終わるのか・・?
このページ数だと、どんな結末になるの・・?
ラストは、そうきたか~って感じでした。
あっさりしてる・・というか、あっけなかった・・というか・・。
本を読んでラストが完璧、素晴らしい!という作品に出会える確率って、そうはないような気がします。
いつも、何か物足りなくて、消化不良な感じ。
でも、今回は、最後まで読むことができて、かなりすっきりしました。
次は、何を読もうかな~。
P.S
先日、BBQをしていると、ノコギリクワガタがどこからともなく飛んできました。
でも、これって、一歩間違えると、アレに見えますね。