呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

今年の夏休み・その2

2012-08-17 | 徒然なるままに

〇8月13日(月)
一日公式行事なし。前から行ってみたかった「鉄道博物館」と、それから時間があれば東京都現代美術館で併設されている「特撮博物館」を観に行くことにした。

〈鉄道博物館〉
テッチャン初心者としては、ぜひ訪れたいと考えていた。もっともこの前身である万世橋の「交通博物館」には子供のころから何度も行っている。さぁ、リニューアルされて「鉄道」専門になった博物館は如何なものか?
京浜東北線と東北本線を乗り継いで大宮に到着。そこからニューシャトルに乗り換えて隣の「鉄道博物館駅」で降りる。50半ばを過ぎたオヤジだけど、やっぱりワクワクしてきた。テッチャンならずとも男は乗り物が好きなのだよ。

全体的には、昔の交通博物館と較べると規模が小さくちょっと物足りなかった。一か所にごちゃっと懐かしの車両を並べたという感じ。時間がなくて、あまりじっくり見学は出来なかったが、「博物館」なのだから、もう少し鉄道の歴史などがまとめて学べるような展示も欲しかった。



とはいうものの、オジサンには懐かしくて涙がチョチョ切れる展示物も多かった。L特急「ひばり」、これは自由席付(Liberty)の特急列車で、上野ー仙台を4時間15分で結んでいた。東北新幹線が開通するまで、学生時代と社会人数年は、この「ひばり」にお世話になったものだ。
東京で一人暮らしする大人の自分と、実家に戻って子供に還る自分を結ぶ、異次元空間を旅する特別な列車という印象が強い。客席のシートにも座ってみたけれど、まさに30年以上前にタイムスリップした感じがする。
それから、もっと昔の客車。座席の背もたれが木製だ。小学1年生のころ一時横浜に住んでいて、一度伯父に連れられて仙台に行ったことがある。その時に常磐線を走っていたSLの客車がこんな感じだったことを覚えている。「銀河鉄道999」の客車も、まさにこれだよね。
ちょうど転車台に乗ったC57型蒸気機関車が回転し「ボォーッ!」という迫力のある汽笛を聴かせるイベントに巡り合った。腹に響く野太い汽笛、良い音だぁ~。でもせっかくだから外で、吹き上げる煙と蒸気と一緒に聴きたいね。
夏休みで結構の人出だったけど、今度は空いている時間にじっくり観てみたい。

*超豪華「御料車」の内装を見よ!



〈特撮博物館(都現代美術館併設)〉



これまたぜひ観たかった博物館。なんたってプラモデルや鉄道模型のジオラマ好きのオヤジです。特撮とは共通するんですよ。それに怪獣映画やウルトラシリーズは、まさにオンタイム。最近のCG至上主義みたいな風潮に意義ありのオヤジだから、絶対に見逃せない。
昼から出掛けて、大宮まで行って鉄道博物館を観て、その後清澄白河の特撮博物館をハシゴしようというんだから、とても忙しかった。でも来て良かった。
まさに日本の特撮技術の、CGをも超越・凌駕するような職人技にBravo!だ。日本人は偉い!
懐かしのウルトラシリーズ、ゴジラ、モスラ、ガメラ、大魔神。そして最新の特撮技術(CGではありません)を駆使した「巨神兵」
まさに時間がなくて(閉館1時間前だった)、かつ夏休みで混雑していて、じっくり見学することが出来なかった。10月までやっているので、絶対にもう一回観に来よう。




〇8月14日(火)
母親が新幹線で上京してきた。まぁ、慣れた道程ではあるが、すっかり足腰が弱って物事の理解力も少し落ちてきたので、心配ではある。
そうしたら弟が義姉の墓参りもしたいということで、東京駅まで迎えに出てくれた。弟と母を川崎駅でピックアップして、次男も入れて妻の墓参りに出かけた。



旭区の横浜聖地霊園。妻が亡くなったあと、いろいろ墓地を探して歩いたけれど、最終的にここにして良かった。雑木林が残る高台の墓地は静かで緑も多く、気持ちが良い。それに管理が行き届いており、お彼岸以来の墓参りだったけれど、墓石もある程度掃除されていて、ほとんど手を付けなくても大丈夫だった。
妻が逝って6年目、来年は七回忌だ。早いね、あっと言う間。息子たちはそれぞれ独立状態で、僕は仙台に帰り、父が亡くなって母親と二人暮らし。空の上から眺めている妻は何を想う?

弟が墓参りに付き合ってくれたので、川崎の駅前辺りで夕飯を食べることにした。前から妻や亡父が生きているうちに連れて行きたかった「つばめグリル」に行くことにした。
フランクフルトソーセージ、鰊の酢漬け、アイスバインにハンブルグステーキ…。ここの生ビールは美味しい。親父に呑ませたかったな。
アイスバインは、妻と結婚したばかりのころに、母が上京し、独身の弟と4人で入った銀座のドイツレストラン(店名は忘れた)で初めて食べた。母も弟もその時のことをよく覚えていて、「あの時のもも肉の塊にはびっくりしたね」などと思い出話を一しきり。
もう25年ぐらい前の話だ。そう考えると、まさに月日の経つのは早いもので、かつ年を取るのも当たり前だ。来月は56歳です。






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