次男の受験のために弁当を作った。
この前、センター試験のときに握り飯とタッパーに詰めたおかずを持たせたけど、弁当を作ったのは、初めて。
今までも握り飯は何度か握ったことがある。(結構上手なんです!)
でも弁当は、51年の人生で初めてだ。
結構それなりでしょう?
まあ、今時は冷凍食品で弁当用のものがいくらでも出ているから、それほど大変でもない。
今回だって、自分で作ったのは玉子焼きぐらいなもの。
本当はもっと手作りのおかず入れられれば良いのだろうが、ちょっとそこまでは無理だね。
ブロッコリーとか、もっといろいろ入れようと思ったが、ご飯を半分詰めたらあんまり入らなくなってしまった・・・。
この弁当箱、それ程大きくない。
出掛けに「ハイ、弁当!」と渡したら、「おう、サンキュー!」だって。
次男は帰ってきて、美味かったともなんとも言っていなかったが
綺麗に食べてきたので、不味くはなかったんだろう。
母親が5月に亡くなって、それからは昼はいつも学校の売店でパンとか弁当を買っていた。
「お父さんが弁当を作ってやろうか?」と何度か言ったが、返事はいつも「いいよ、大丈夫」
まあ親父の作った弁当を教室で広げるなんて、恥ずかしくもあり嫌だったのかもしれない。
でも毎日お金を渡すのも、親としては不憫だった。
せめて受験の時ぐらいはと思い「弁当作るよ」と言ってやったら、「うん」
初めての大学でどこで昼飯を買ったら良いのかも分からないという不安もあるだろう。
素直に「うん」と言ってくれたのは、正直嬉しかった。
もっと前から、たまには弁当を持たせるんだったな。
たとえ冷凍食品ばかりでも、コンビニ弁当よりは愛情も籠っているし
食べて満足してくれるはずだもの。
弁当ケース。この弁当箱は僕が以前使っていたもの。結構かっこいいでしょう!