呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

訳アリで山暮らしから都会に戻ったオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

カイロプラティック

2009-05-31 | 健康の話

4~5年前から肩こりが酷いことは、以前に書いた。
ここ1~2年は、単なる肩こりどころか首から背中にかけて痛みが走るようになって来た。
それでいろいろ整体院やカイロプラティックを探していた。
男声合唱の先輩から紹介されて、川崎駅の東口の整体に行った。
ここは保険扱いにすることが出来るので、一回500円と格安!
でもその分揉み時間も短く(電気15分、揉み15分)、ちょっと物足りない。
普段はここでやってもらって、月1~2回本格的に「治療」をしてくれるところがあるといいんだけど・・・。

先日ネットで調べていたら、ウチの近所(川崎駅に行く途中)に日曜日もやっている良さそうなカイロが見つかったので、早速行ってみた。
1回40~60分で4,000円。でも最初は体の具合を確認してその後の治療方針を決めるので90分ぐらいかかるそうだ。
先週の土曜日に初めて行ってきた。
体の歪みなどを測定して、それから全身を施術してもらった。
たっぷり90分。いやぁ~、気持ちよかったぁ~。
背骨や頚骨は歪んでいないけれど、全身の筋肉が硬直しているとのこと。
特に肩周りは「こんなに凝り固まったのは、滅多に見れない」のだそうだ・・・。
「運動は何かやっていますか?」
「いえ、50年間やっていません・・・」
「これだけ硬いと暫く通ってほぐさないと良くなりませんよ」
う~ん、1回4,000円では、そうしょっちゅう通うわけには行かないよなぁ。
でも暫くは通って施術してもらうことにした。
足も、太腿から脛、足首と全部施術する。今まで使っていない筋肉や筋が伸びて気持ちが良い。
「下半身は腰や肩にも影響を与えるから、大切なんですよ」
なるほどねぇ・・・。

水曜日も会社帰りに行ったが、この日はなんと2時間も施術してもらった。
そして今日も90分。とても良心的だ。
「少しほぐれてきましたね。肩は肩甲骨をしょっちゅう回してほぐして下さい」
呑むのを1回減らし、当面は週1回は通おうと思う。


PS)良心的なカイロなので、皆さんにもお勧めします。

「がんば整体院」川崎市幸区南幸町(詳しくはネットで調べてください)
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男声合唱練習(2009/5/30)

2009-05-31 | コンサート・LIVE・演劇などの話

2週間ぶりの男声合唱練習。
今回も新曲の音取りを中心に行った。
実は練習をサボって、友人と静岡に生桜えびを食べに行こうかと思っていた。
でも午前中に運営委員会が入ったし、この時期新曲の音取りに参加しないと、自習しなければならないので断念。
桜えびは日曜に行かないかと各方面に声を掛けたが、誰も乗って来ず・・・。
で、春の桜えびは諦めた。
漁期が6月の初めまでと決まっているので、あとは秋まで食べられない。残念!

練習後の反省会で、音取りをする際にどうやって音程を取るかということで議論となった。
このところ我が団の練習では、楽譜に「移動ド」で階名を振ってみんなで歌うことにしている。
そのやり方が分かりにくいという意見がいくつか出て来た。「固定ド」の方が分かり易いというものだ。

前にもちょっと書いたが、「移動ド」とは、ト長調ならば「ト=G」がドになり、ヘ長調なら「へ=F」をドとして階名をつけて読むこと。
楽器をやっている人は、#がいくつ付こうが、ドはド。指のポジションは同じだ。
だから「移動ド」はとてもやりにくいというわけだ。
確かに僕もいろいろ楽器をやってきたから、その通りだとも思う。
当然いちいち楽譜に階名を振らないと、読めないし歌えない。
でも歌に限って言えば、僕は「移動ド」の方が分かりやすい。
#や♭が3つも4つも付いたら、頭がこんがらがって音程も取れず、全然歌えないだろう。
#が4つ付けば、ホ長調=ホ(E)がドと置き換えて階名を振っておけば、あとは体で覚えているドレミで歌える。
メロディーが分からなくなっても、頭の中で修正が利くと思うんだけどね。
楽器なら鍵盤なりキーなりを押せば、決まった音が出る。
でも歌は人間の頭の中の感覚で音を発するもの。だから正確な音程を保つのは大変。
つくづく歌の難しさを感じるなぁ・・・。

そんな熱い論議をしながらぐいぐいと呑んだら、あっという間に一升瓶が5本空いてしまった。
5月末で記念すべき100本目を達成。
店長より100本記念の「純米酒」の差し入れを頂いた。
この日のうちに104本目が入った。
「凄いですねぇ~」と言ったら、「このうちの20本は君が呑んだんだろう」だって。
一瞬そのぐらい呑んだかと思ったが、冷静に計算すると・・・。
1ヶ月に6回反省会をやったとして、5ヶ月で30回。1回で3合呑んで90合。一升瓶で9本。
そんなに呑んでいないじゃないかぁ!
いやいや十分呑んでいますよって?
(第一、毎回3合どころじゃないのでは? ハイ・・・)
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「アサヒ ザ・マスター」 Ein Prositにのせて~

2009-05-28 | 食べ物・お酒の話
アサヒビールの新製品「アサヒ・ザ・マスター」のCM。
葉加瀬太郎、松下奈緒、小野リサ、ブラザートムらが出演している。
このCMでビール片手にみんなが歌っているのが「Ein Prosit」だ。
ドイツでは最もポピュラーな「乾杯の歌」
ハイ、我が男声合唱団でも呑む前に必ず歌います!
リンク先のザ・マスターのHPでは、Ein Prositの歌詞も見ることが出来ます。
皆さんにも是非覚えていただいて、今度呑むときには一緒に歌いましょう!
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混声合唱・コンサートのチラシ

2009-05-28 | コンサート・LIVE・演劇などの話

混声合唱の夏のコンサートのチラシが出来上がった。
合唱団の名前などは一応伏せてきたので、チラシを載せるのもどうかと思ったが、小さい画像だから良く分からんでしょう!?

ハイ、第20回の「サマーコンサート」です。結構歴史があるんですよ!
今回は20回記念ということもあり、オケつきでプロの声楽家との共演もある。
演奏曲目は、第1部がT先生のアレンジによるJ-Pop集。第2部がプロの歌手のステージ。
そして第3部がオケ・プロ歌手と共演するオペラ特集と現代宗教曲。

ちょっとだけ中身に触れると、共演する歌手のお一人は、テナーの福井敬さん。日本を代表するテナーだ。
この前までボイトレを受けていた I 先生が、「今国内で活躍しているテナーでは、福井さんがトップでしょう」と仰っていた。
福井さんは、以前神奈川フィルの合唱団で「ヴェルレク」でご一緒した。
それから去年のサマコンにも出演されていたので、僕は客席でその歌声をお聴きした。
も~、単純な言葉では言い表せないぐらい素晴らしい歌声だ。
この人の「誰も寝てはならぬ」(トゥーランドット)は、感涙なしでは聴けません!(今回も歌ってくれる??)

今回のコンサート、我がアマチュア合唱団の実力からしたら、ちょっと入場料がお高い。
でも、福井さんの歌声を聴くだけでも入場料をお支払いいただく価値があると思う。
あぁ、福井さんとまた同じステージに立てるなんて、幸せです・・・。

いやいや、福井さんらプロの歌手やオケの魅力に頼ることなく、我らの歌でも聴衆を魅了しなくてはならないと
本番を前にして身の引き締まる(?)思いのオヤジであります。
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妻の命日

2009-05-27 | 家族のこと

本日は妻の命日です。
最近、妻がらみのネタが多く、自分でもちょっと女々しいかなと思わないでもありません。
でも、せめて命日の前後ではちゃんと妻のことを思い出してやって、出来れば皆さんに伝えて、妻が50年間生きてきたことの証にしたいと思うのです。
それが僕の使命のようにも感じます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

前日までの気持ちの良い五月晴れが、一転どんよりした曇天に変わった日。
今にも雨の降り出しそうな平成19年5月27日(日)の午後6時25分、妻は逝きました。
享年50歳、人生これからという年齢で。

亡くなるひと月前の4月25日に妻は入院しました。
この日も朝から雨。
亡くなった日も曇天。
告別式も晴れたり雨が降ったりの変な天気。
なんか、妻の心のうちがそのまま天気に映し出されているようです。
そして去年の一周忌法要の日も、午前中は大雨。
でも法要の始まる昼過ぎには、すっかり雨が上がりました。
今年の三回忌もやはり雨。
でもやはり、法要が始まる午後には雨が上がりました。
妻らしいです。
ちょっと拗ねても、最後にはみんなのことを思って、自分は身を引いて抑えるんです。

今日の命日。やはり曇り空です。
あぁ、君らしいね。
まだ何かに拗ねているのかい?


追伸)
妻の最後の様子は、別ブログに「闘病記」として公開しました。
これも妻の闘病を忘れないためです。
もしまだご覧頂いていない方で、その様子を見届けていただける方はどうぞ。
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混声合唱練習(2009/5/26)

2009-05-27 | コンサート・LIVE・演劇などの話

今回も頑張って、5時半には会社を出た。(ただ仕事がしたくないだけ?)
いそいそと帰っていく上司を、職場のメンバー(全員女性)はどんな風に見ているのだろう・・・。

7時15分には練習場に到着。
段々、本番に向けた練習体制になってきた。
各曲を細切れに、T先生が気になるところを中心に練習して行く。
女性が10数名でソリを歌う曲では、細かく並び順を変えてサウンドをチェックする。
確かにもう本番までまる2ヶ月、もうそろそろ仕上げの段階だ。
なのに、ほとんど歌えないメンバーもいる。どうするんだろう。
これからは益々個人練習が重要になってくる。
もしちゃんと歌えないところがあるのなら(僕なんかそんなところばかり!)、一つ一つ潰すように歌い込まないと・・・。
それがなければ暗譜どころではない。(ど、どうしよう・・・)
先週1週間、僕は難関現代宗教曲の中で、更にテナーの最難関部分(通称24番!?)を集中して練習した。
その部分をとにかく暗譜して、四六時中声を出して、鼻歌で、ハミングで、頭の中で歌いまくる。通勤中も仕事中もトイレの中も。
そうやって、漸くなんとかT先生の指揮について行けるようになった。
でもそれはリズムだけで、音程や発声はまだまだ。
ちゃんと歌えない曲は、他にもいっぱい。早くやっておけば良かった・・・。

さて反省会。
今回は女性メンバーのShさんが作る特製焼酎お湯割りを中心に呑んだ。
平日の遅い時間からの呑みだから、あんまり日本酒をぐびぐびやると次の日の朝が辛い。
この焼酎、ネーミングが「金魚」
水割りでもお湯割りでもいいんだけれど、Shさんがいつも持ち歩く赤唐辛子とシソの葉を浮かべて呑む。
少しピリッとしてさっぱりしていて体にも良さそうだ。
見た目も鮮やかで爽やか、金魚と言うより「金魚鉢」かな?
ハイ。確かに今朝はすっきり目覚めました。

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おかあさんへの手紙・その21~みんな集まりました!

2009-05-25 | 家族のこと

おかあさんへ
本当に久しぶりの手紙です。なんと、去年の秋以来!
ゴメンね、決しておかあさんを忘れている訳じゃありませんよ。
毎日仏壇にお線香を上げているし、合唱練習の時に通るお寺でも、必ず手を合わせて声を掛けていますよね。
でも、手紙としては随分間が開いてしまいました。

おかあさんがそっちに行って、もうすぐ2年ですね。
昨日は三回忌法要でみんな集まりましたよ。分かりましたか?
仙台の両親、Sの家族、新座のおばあちゃん、Mちゃん家族、全員揃いました。
Mちゃんのところは、子供たちも含めていろいろ忙しそうだったけれど、無理して集まってくれたのかもしれません。
Auちゃんはドラッグストアーの会社に就職しました。Yoクンは所沢の高校に入学しました。
Mちゃんの家族が全員揃うのは、正月以来だって。
ウチの息子はご存知のとおり、Yuは就活中、Waは学校を辞めて相変わらずバイトに夢中です。
このままフリーターになっちゃうのかね。心配だね。
おかあさんが生きていたら、Waはどうしたんだろう。同じことになっていたかな。
まぁ、今となっては分からないね。なるようにしかならないのかな。
困ったもんだね。

仙台の両親も、随分年をとりました。体も不自由そうです。
特におじいちゃんは相当体力が落ちて来ました。もうそうしょっちゅうは上京できないと思います。
おばあちゃんだって「掃除と洗濯ぐらいならやってあげられる」と言っていますが、以前みたいには動けません。もう当てには出来ないですね。
新座のおばあちゃんは、Mちゃんたちが戻ってきて大変そうだけど、それでも一緒に住めるのは良かったんじゃないかな。
お母さんもその方が安心でしょう?
仙台の両親には、向こうから来てもらっていましたが、今度は時々こちらから行ってやらなければと思います。

命日が近づいて、法要をやったりしたからか、またお母さんのことを想い出すことが多くなりました。
なんかお母さんを看取った後の僕の人生は、フロクのような気がします。
だから、もうあまりあくせく生活したくないんだよね。
出来るのなら、仕事もやめて静かに暮らしたいです。
でもそうも行かないよね。Yuの就職が決まれば一段落だけど、Waはいつまでも心配です。
住宅ローンだって残っているし、食っていけないもんね。
合唱をやっているときは、嫌な仕事のことも家事のこともすっかり忘れて楽しんでいますが、それ以外のときは、どうもやる気が出ません。
腑抜けになっちゃったのかな。

ごめんなさい、おかあさんに心配かけちゃうよね。
大丈夫です。まだ老け込むわけには行かないし、僕はお母さんの分も一生懸命元気に生きなければならないんです。
そう、頑張りますよ! おかあさんもどこからか見ていてくださいね。
また手紙を書きます。お墓にも行きますよ。今度からはYuが運転してくれるでしょう。
ではまたね。

追伸
MちゃんのところのShoクンが、Waとそっくりになってきました。
今時の若者の髪型などが似ているんですが、顔も似てきました。なんか双子みたい。
おかあさんにも見せたかったな。
ん?この前お墓に来てくれたから見た?
そう、それなら良かったです。

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三回忌法要のご挨拶

2009-05-25 | 家族のこと

え~皆さん、本日は妻志津江の三回忌法要に遠路遥々お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。

志津江を看取ってから、実質2年が経ちました。
なんか、もう2年?という気持ちと、まだ2年?という気持ちが半々です。
おかあさん、この呼び方が慣れているのでおかあさんと呼びますね。
おかあさんの病院に毎日通っていたのは、ついこの前のような気もしますし、あれから季節が2回巡ったことを考えると、随分前のことのようにも思えます。
お母さんは50歳になったばかりという若さで逝ってしまったので、やっぱり本人は悔しかったし、1年でも1ヶ月でも長く生きたかったのだと思います。
そんな闘病生活を5年も続けて来たのに、僕は何の支えにもなってやれなかったという後悔は、未だに続いています。
多分この先何年経っても、この思いは消えることはないでしょう。
でも最後の1ヶ月の入院中は僕を含め、息子たちもよくお母さんの面倒を観てくれました。
新座のおばあちゃんもMちゃんも、遠いのに良く来てくれました。
おかあさんも随分感謝していたと思います。
僕も最後にほとんど毎日一緒にいてやれたこと、手術の後遺症でパンパンに張った腕をさすってやれたことなどは、少しは喜んでくれたのかなと思います。

おかあさんは亡くなってしまい、肉体はありません。でも僕らの心の中にはいつまでも生きています。
おかあさんは一日でも長く生きたかった。でも力尽きて逝ってしまった。
その無念さを、僕たちは受け継いで、一生懸命頑張って生きていかなければならないと思っています。
今日お集まりの皆さんは、いろいろ人生の転機を迎えている人が多いですね。
進学して新しい学校に入学した人、学校を辞めた人、就職して社会人になった人、就活中の人、引越しした人、これから引越しして新しい生活を始める人・・・。
楽しいこと辛いこと、いろいろありますが、でも生きているからこそです。
生きていれば何とかなるし、どうにでも出来ます。
おかあさんは、あと30年ぐらいあったたはずの人生を無念にも放棄せざるを得なかったのです。
だから残った僕たちは、おかあさんの気持ちを大事にして、精一杯生きていかなくてはならないと思います。
特に僕や息子たちは尚更です。
ぜひ皆さんは、志津江姉さん、志津江おばちゃん、志津江おかあさんの分まで、これから精一杯生きてください。

すみません、なんか坊さんのお説教のような挨拶になってしまいました。
でもおかあさんも、空の雲の上からか、僕たちの周りを吹き渡る風になってか、とにかく側で見守っていてくれるはずです。
今日はみんなで語りかけてやってください。よろしくお願いします。

では、献杯!
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アイスバインの想い出

2009-05-23 | 家族のこと

先日、新丸ビルでアイスバインを食べたことを書いた。
アイスバインというと、いくつか想い出がある。

僕が最初に本格的なアイスバインを食べたのは、銀座の「ケテル」というドイツレストランだった。
妻と結婚したばかりのころで、仙台の母が画家の友人の個展を観るために上京してきて、それに夫婦で付き合ったときだ。
もちろん子供もまだおらず、独身だった弟が一緒だった気がする。
小さなロビーでの個展を観終わって、遅めの昼食を摂った。
太い脛骨の周りのピンクの肉の塊をナイフで削ぎ落としてゆく。
たっぷりマスタードを塗って頬張ると、柔らかくてジューシーな肉が口の中で蕩けた。
本格的なドイツビールも初めてで、弟と二人で昼からほろ酔い加減。
土曜か日曜の、春の日差しが眩しい暖かい日だったと思う。
僕も妻も、もちろん母も弟も、若かった。
僕らは新婚で前途洋々、弟も就職したばかりで張り切っていた。
母も息子たち二人の落ち着いた姿を見て、一安心だったろう。
もう20数年前の、満ち足りて心地よい休日の想い出だ。

もうひとつは2年前の夏。
5月に妻を看取り、その年の夏休みをどうしようかと考えていた。
まだ妻の遺骨が家にあったので、仙台の実家に帰るのはやめておこうかと思った。
でも両親も何かと気を遣ってくれて「孫と一緒に来たら」と言ってくれたし、妻も「行っておいでよ」と言っている気がした。
それで久しぶりに息子たちと新幹線で帰省した。
仙台では、温泉に泊まったりカラオケに行ったり、ボーリングをやったりで、ワイワイと遊び歩いた。
息子たちもそれなりに盛り上がって楽しそうにしていたが、なにせ母親を亡くして3ヶ月も経っていない。
無理に明るく振舞っているようにも見えたものだ。

仙台から川崎に帰ってきて、駅前で夕飯を食べることにした。
中華でも寿司でも良かったのだが、夏休みの締めくくりだから「たまには豪華にレストランで肉でも食ってビールを呑むか!?」ということになった。
川崎駅西口の「つばめグリル」で、ソーセージ盛り合わせ、ハンバーグ、そしてアイスバインで生ビール。
長男はグイグイ生ビールを呑んでいたが、次男は未成年だし酒そのものがあまり好きではないようだ。
食べることが中心の次男は「なんか、肉ばっかりだな」
僕は息子にアイスバインを切り分けながら、20年前のケテルを想い出していた。
なんでこんなところで息子と3人でアイスバインなんて食べているんだろう。
妻は何でいないんだ?
ケテルにはいたじゃないか!
どうしてこんなことになったんだ!?
帰りは重い荷物を下げて家まで黙々と歩いた。
あぁ~、もう休みも終わり、夏も終わり、みんな終わり・・・。

20年前とは対照的なアイスバインの想い出である。
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つつじが綺麗だが…

2009-05-22 | 徒然なるままに

海浜幕張の会社の周りは、最近つつじに覆われてとても綺麗だ。
ウチの会社がビルの周りに植えたのかと思ったが、よく見てみると駅前全体がつつじだらけだ。
う~ん、元々人工的な無機質な街並みなので、それこそ「華を持たせた」のかなぁ。
なんか自然の美しさというよりは、ちょっと無理に作った感じだ。
そんなことを考えるのは天邪鬼?

でもそんなことを考えていたら、結構都内の他の街並みも同じようにつつじが満開だ。
必ずしも幕張だけじゃないんだね。
やっぱりオヤジは、天邪鬼でありました。


これはやはり会社の周り・・・
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数寄屋橋界隈~プラッツへ

2009-05-22 | 食べ物・お酒の話

会社の友人Kっつぁんに誘われて、久しぶりに数寄屋橋のプラッツに行った。
まだ7時というのに、相変わらず桜田門関係とか某鉄鋼会社?などのサラリーマンたちで席は一杯。
かろうじて空いていたカウンターの隅に席を取った。
勝手に注いだ生ビールで乾杯!
Kっつぁんは、今回の異動で部長職に昇進だ。偉い!良かったね!!
仙台の地銀から旧N社に中途入社して、それから北海道10年、仙台4年?そして東京3年。
いろいろ大変だったようだが、でも君の実力が認められたということだ。とにかくめでたいね!
でも、もう暫くは仙台に帰れないかな・・・。まぁそれも仕方がないべさ。

プラッツは相変わらずリーズナブル。
生ビール呑み放題、焼酎も日本酒も呑み放題。
今日の肴は、大きな鰈の切り身の煮付け、脂の乗った鰹刺し、かぶと豚肉の煮物・・・。それで4,000円ぽっきりだ。
どうしたってここに来てしまうね。

ソニービルと日動画廊の裏通り。昔は横丁にいろいろな飲み屋があった。
でも今ではエルメスのコケオドシの?ガラスブロック製のビルに変わってしまった。
でもプラッツの辺りは変わっていない。
ママ、まだまだここで頑張ってね!
Kと分かれて有楽町に向かって歩いていると、数寄屋橋の袂にそれこそ20年前に何度か食べたトラック屋台のラーメン屋を見つけた。
ここはラーメンだけではなく、うどんや蕎麦もやっている。
あぁ~、懐かしいなぁ。新しいビルや店はどんどん増えているけれど、20~30年前から変わらないところもあるんだね。

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混声合唱練習(2009/5/19)

2009-05-21 | コンサート・LIVE・演劇などの話
混声合唱練習日。
今回は7時半に到着。うん、1時間半は歌えるぞ!

僕が着いてからは、今回のサマーコンサートのメインイベント?の現代宗教曲の練習だった。
№1は、まぁ何とか歌える。№2もそれなり・・・。
う~ん、問題(または鬼門?)はやっぱり№3だなぁ~。
なんか以前の方がちゃんと歌えた気がする。今は却っていろいろ意識するからダメなのかな。
とにかく、中間のテナーから始る変拍子のフーガ的掛け合いがお手上げ。
特にテナーが難しい?テナーでまともに歌えている人は、はっきりいってほとんどいない。
相当のベテランメンバーでもリズムと音が取れない。斯く言う僕も全然ダメ。
誰か一人でもきっちっと歌える人が周りにいると、それなりに合わせてきっちり歌えるんだけどなぁ・・・。
誰も頼りに出来ないということです。

練習途中の事務連絡で団長から「第1ステージは基本的に暗譜でお願いします」
グサッ・・・、それはきついなぁ~、いくらJ-Pop中心でも覚えられるかなぁ。
本番まで、あと2ヶ月+αです。T先生の指導も随分細かくなって来て、これからが大切です。
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FRANZ club (ドイツ料理)

2009-05-18 | 食べ物・お酒の話

今日は丸の内で午後から打ち合わせ。
ウチのメンバー二人(♀)を連れて、昼過ぎに幕張を出発した。
3時から5時まで、びっちり打ち合わせを行い、5時10分には終了。
お疲れ様!たまに丸の内に来たんだから、軽く打ち上げをやっていくか!?
ウチのメンバーに「No」はありません。元々食べ呑みの好きな二人だ。
では新丸ビルにでも行ってみますか。



新丸ビル5Fのドイツ料理店「FRANZ club」に入った。
本当は、5時過ぎのまだ煌煌と明るい日が差し込む店で、ビールをぐびっとやりたかったんだけど、ちょっと薄暗い同店に入ってしまった。
まずはドイツビールで乾杯!僕はしっかりした味わいという「プレミアムボック」
確かにしっかりした味で苦味も適度にあるが、結構フルーティーなビールだった。
旨い!
その後はモーゼルワイン(銘柄は忘れた)を。

食事も美味しかった。
白カビチーズに温製野菜サラダ、アイスバイン・・・。
アイスバインは、ちょっと表面を炙ったような燻製にしたような造り。
あまり今まで見たことのないアイスバインだった。
ザワークラウトとマッシュポテト添えでボリュームもあり、堪能できた。
温製野菜もビネガーが効いていて美味。



さすがに新丸ビルでちょっと高かったけれど、十分に満足できました。
今日は一人が明日健康診断ということで、あまり呑んだり食べたり出来なかった。
食べるというより、彼女らの仕事上の愚痴などをガス抜きのために聞いてあげるという感じだ。
今度はもっとゆっくりして、いろいろなドイツ料理を食べたいな!

PS)
そう言えば、店内には有線?が流れていたが、「アイン プローズィット」が時々掛かっていた。
随分長い曲だ。我々は一部のみを歌っているのかしら・・・。
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呑む気オヤジの“Dancyu”~最近の夕ご飯・3日も休肝日!

2009-05-17 | 食べ物・お酒の話
先週は呑み続けだったので、家で飯を作るときは休肝日とした。
呑まないときは、おかずはあまり必要ない。
でもどうしても作り過ぎてしまう。意識して料や品数を減らさないとねぇ~。


♪しめ鯖&豚エリンギ炒め


冷蔵庫に残っていた豚肉とエリンギ、玉ねぎを適当に炒めた。
それとしめ鯖に冷奴。奴に乗せたのは、きゅうりのみじん切りのような漬物。
しめ鯖は安くてもそれなりに美味しく食べられる。


♪ホイコーロー&ポテトサラダ


ホイコーローは炒め過ぎてキャベツがぐちゃぐちゃになってしまった。
もっと強火でさっと炒めないとね。
ポテトサラダは、なんとなく食べたくなって買ってきた。一応レタスを敷いてあります。


♪ナポリタン&牛乳スープ&サラダ


ナポリタンなんて、随分久しぶり。というか、自分で作ったのは初めてか?
パスタはやっぱり好きだな。
でもナポリタンは大盛りになってしまった・・・。
スープは、余り物の野菜とハムかソーセージをコンソメスープで煮て、最後に牛乳を加える。学生時代に先輩(女性=彼女ではありません)に教わったもの。
簡単で美味いので、時々やっています。
サラダはちゃんとアスパラも茹でて、結構本格的でしょう?


♪づけ丼&厚揚げとふきの煮物&スナックえんどう


生協のづけ鮪をどんぶりにした。ちょっとタレが化学調味料っぽい味がするが、なかなか美味い。
水煮のふきと厚揚げを麺つゆで煮付けた。これまた簡単で美味。
休肝日です。


♪番外編~味噌はやっぱり仙台味噌!


自分で飯を作るようになってからは、ず~っとこの味噌を使っている。
やっぱり故郷の味、お袋の味だね。
仙台味噌の特徴は、大豆の粒が残っていること。
出汁の利いている白味噌とかは、受け付けないなぁ。
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男声合唱練習(2009/5/16)

2009-05-17 | コンサート・LIVE・演劇などの話

今日は練習の前に合唱団の運営委員会があった。
今月から僕も運営委員の一員となった。
午前10時半に、いつもの居酒屋の2階座敷に集合。
練習前にランチは食べるものの、午前中の部屋使用料はサービス。もう20年以上の付き合いの居酒屋ならではのご配慮です。

運営委員会では、今年度の予算、行事予定、定期演奏会の日程など、まじめに?論議した。
団長曰く「練習よりまじめでしょう?」ハイ、確かに・・・。
定期演奏会は当初の予定より少し遅らせて(というか会場が取れず)、5月22日に決定した。
最初は2~3月の予定だったが、寒い時期だし年度末でいろいろ行事が立て込むこともあり、5月の方が断然良いという結論になった。
場所も、多少遠めだが本格的コンサートホールだ。
トップテナーのI さんがホールの空きを確認に行ったら、たまたまその日が空いていたという。キャンセル?とにかくラッキー。
定演の日程が決まり、まずは一安心というところだ。
12時過ぎからそのまま1階で昼食を摂って、練習会場へ。
店を出てから帽子を忘れたことに気づいた。でもまぁいいや。だってまた4~5時間後にはここに戻ってきて「反省会」なんだからね。

練習は、このところのいつものように新曲の音取りを中心に進めた。
男声合唱組曲は、音取りが終わった曲は少し丁寧に歌えるように細部にも拘って練習。
パート内の音質やリズムの統一、メロディー部分の曲の表情など、課題は多い。
8月の末に某行事を予定しており、そこで歌う曲に、この組曲からも1~2曲入れたいらしい。
それなら確かにあまり時間はない。きちんと曲を作っていかないと・・・。

さて、いつもの如く反省会。
先週は、男声合唱と混声合唱の練習が土日で続いた。
当然、2日ともこの居酒屋で呑んだのだが、日曜に一緒だった混声合唱メンバーの女性が「あなた方って、昨日も呑んで散々話したんでしょう?よく今日もそれだけ楽しそうに話して呑んでいるわね。羨ましい・・・」
ホントだね。先週の土日に続いて、火曜日も練習後に呑んだし、そして今日の土曜日。
8日間で4回一緒に呑んでいることになる。よくも飽きないというか、それだけ共通の趣味で語り合える良い仲間ということなんだろう。ありがたいことです。




今日は5時過ぎから呑み始めたので、8時過ぎにはお開き。
散々呑んだけど、まだ帰るには早過ぎる・・・?
何度か行ったことのある立ち呑みイタリアンに行きました。
ちょっと雨がぱらついたけれど、外のテーブルに7人が肩を寄せ合って、ワインを3本空けてしまった。
某氏の発言を巡って、結構熱い論争?になりましたが、まぁこれも良き仲間の前向きな論議のうち。(なのかな??)
Sさん、スミマセン。最後の最後にまたワインをこぼして・・・。
店長さん、スミマセン、ワイングラスを落としてしまいました。
あれほどテーブルがぐらぐらするから注意して、と言われたのに・・・。
コメント
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