呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

訳アリで山暮らしから都会に戻ったオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

TV「のだめカンタービレ」第7話~CDも買ってしまったぁ・・・

2006-11-27 | 映画(DVD)の話
♪ついにブラームスが・・・

最初の頃ちょっとぎこちなくて違和感があった登場人物の面々。
このごろは、もうぴったりハマッテいるね。
野田恵の上野樹里が、やっぱり一番はまり役だな。
石原さとみでも、まさみちゃんでも、堀北でもないんだよな。
やっぱり上野樹里だよ!

黒木君のオーボエコンチェルト、いいねぇ。
はにかみ屋の黒木君も原作にそっくりだね。
いぶし銀のモツァルトが、ピンクのモツァルトに変わったところを聴き逃した。
録画してあるから、今度じっくり聴き比べてみよう。
ホントに演奏変えている?だとしたら凄すぎる!



CDも買っちゃいました。
「ORCHESTRA de NODAME LIVE」2枚組みだよ。
Disc1はオーケストラバージョンで、のだめオケの原曲演奏が入っている。
そしてDisc2は、器楽バージョンで、ピアノが中心。
ラフマニノフの連弾も聴ける!
モツァルトのピアノソナタの「2小節で間違えるバージョン」は笑ってしまう。
と書いてきたけど、実はまだ忙しくて聴いていない。
楽しみだなぁ。
今度インプレッションをじっくり語りますね!
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呑む気父さんの読書感想文・その35「隠し剣秋風抄」

2006-11-26 | 本の話
隠し剣秋風抄

文藝春秋

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♪「隠し剣秋風抄」藤沢周平著 文春文庫

木村拓哉主演映画「武士の一分」の原作である「盲目剣谺返し」も収録した短編集。
地方の小藩の30~70石の下級武士が主人公だ。
このくらいの石高だと、せいぜい女中と下男を一人ずつ賄うぐらいにしかならない。
しかしいずれも剣士としては一流で、それぞれ代々受け継がれる秘剣技を持っている。
そんな主人公が、呑兵衛だったり、女好きだったり、女房に逃げられたり
仇として果し合いを迫られたり、盲目になって女房を寝取られたりする。
どの話しにも下級武士の懊悩や葛藤が溢れていて胸に迫るものがある。

一話目の「酒乱剣石割り」は、剣の腕は立つが大酒のみで酒乱のために
今ひとつ評判がよろしくない武士の話。
家老から、悪政を敷く側用人の成敗と、使命終了までの禁酒を命じられる。
城内で相手を待ち受けるが、ここ暫く酒を呑んでおらず
身も心も緊張で凝り固まり成敗どころではない。
それでなくても相手は相当な剣の遣い手・・・。
居ても立ってもいられず、お屋敷の台所に駆け込み
給仕役に酒を出させ一気に呷る!
さすれば強張った心も体もしなやかに目覚めてぇ~!・・・。
いやぁ、呑兵衛侍の気持ちが手に取るように分かるね。

そして最後は「盲目剣谺返し」だ。
泣けたねぇ、いい話だねぇ・・・。
盲目の武士に木村拓哉がダブるけど、全く違和感がないな。
不自由になった体と妻女の不貞の疑いに対する苛立ちや悲哀などを
凛として体の奥に隠す若侍。
彼は目が不自由でも妻女をたばかった上役を許す訳に行かなかった。

「勝つことがすべてではない。武士の一分が立てばそれでよい・・・」

かっこいい~!!
キムタクはさぞや天晴れに演じ切ったんだろうなぁ。
映画が楽しみだ。

藤沢周平はいいなぁ。池波正太郎よりも、いいね!

ところでこの文庫の表紙絵を描いている画家さんは
最近時代小説には、なくてはならない存在になりつつあるね。
いい絵だよねぇ。名前もいいねぇ・・・(?)
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「五穀五菜酒家・陸風(ルーフン)」

2006-11-26 | 食べ物・お酒の話

♪横浜駅東口 スカイビル「陸風」

Kっつぁんの職場の先輩Tさんは父さんの元上司、そしてO嬢の昔の上司でもある。
以前にその話になって、Oが「Tさんに会いた~い!」というので
Kっつぁんがセッティングしてくれた。
Oが横須賀なので東京では可愛そう、ということで横浜にした。
店はPJTで行ったことのある「陸風(ルーフン)」を予約しておいた。
父さんはTさんとは3年ぶりぐらいか・・・。
Oとは数年前に一度会ったらしいが、なにせ一緒だったのは15~16年前だって!

「陸風」は創作中華料理(?)の店だ。
四川とか広東などの区別はないが、結構美味しい料理が出る。
みなとみらいの夜景が望め、カップル向きかな?
多少高いけど、たまにはこういう店もいいでしょう。
TさんとKっつぁんは「いつも桜水産だから、こんな高級店は久しぶりだ!」だって。
ここの「黒酢酢豚」はなかなか美味い。
最近でこそ、いろんなところで黒酢酢豚が食べられるけど、前は珍しかったよね。
昔話に花を咲かせ、10時半ごろにはお開きとした。

父さんとKっつぁんは呑み足らず、終電までもう一軒・・・。
Oも行きたそうだったけれど、Tさんが「改札口まで送ろう」と言い出したので
素直に帰ったようだ。(昔はよく送ってもらったって)
Kっつぁんの奥さんは、元銀行員で(Kも元仙台の銀行員)
なんと父さんが新人の頃営業で通っていた支店にいたらしい。
25~26年前に銀行の窓口で会っているかもしれない。
人間の繋がりって、面白いもんだよねぇ~。

旧社は社員も3~4千名だったから、結構いろいろなところでつながりがあり
共通の知り合いも多い。
今は1万数千人もいるため、どこの誰だかほとんどわからない。
向こうの旧社のバブル期世代は、同期が400名以上いるんだって。
同期の絆もあったもんじゃないよねぇ。

(画像はスカイビル入口のイルミネーション)

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呑む気父さんの読書感想文・その34「夜のピクニック」

2006-11-23 | 本の話
夜のピクニック

新潮社

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♪「夜のピクニック」恩田陸著 新潮文庫

地方の公立進学校の年中行事「鍛錬歩行祭」。
全校生徒がほぼ24時間かけて80Kmの道のりを歩く。
始めのうちは、元気に友達と恋の話しや将来の話をしているが
距離が進むにつれて体力も気力も落ちて、会話も途切れがちに・・・。
融(とおる)と貴子という二人の高校生が主人公だが
二人には誰にも話していない秘密が・・・。

ただ黙々と歩く場面しか出てこない小説だ。
でもそこに高校生の瑞々しい感性やら、初々しい悩みなどが溢れている。
とても懐かしい匂いのする話だ。
自分が高校のときも、こんな感性だったかなぁ・・・。
30数年前の父さんは、何を考えて何を感じていたんだろう。
呑んだくれ父さんにだって、多感な高校生の頃はあったんだよな。
でも実際はあんまり覚えていないんだけどねぇ・・・。

この話しのモデルは名門水戸一高だ。
今でも「鍛錬歩行祭」は続いているらしい。
仙台は公立高校のほとんどが男女別学だから
日常の学校内で、直接女生徒と接することはなかった。
でもクラブ活動など接点は結構あったし
それなりに仲間もいて、特に寂しい思いもしなかった。
別学なんて、共学のご同輩には信じられないでしょう!
しかしなかなか別学もいいもんだったよ。

あの頃の仲間と今でも付合いが続いている。
H夫妻も、Sも、Yも、カメラマンAも・・・
東北楽天のIも、支配人NやK先生、Mちゃん、Jちゃんだって!
男も女も、みんないい奴ばかりだ。
この本だって、Yに借りたものだ。
なにせ30数年の付き合いだもの!

果たして主人公の融や貴子、そして彼らを取り巻く友人は
父さんたちのように30年後も付合いが続いているだろうか?
いや、続いていて欲しいね。
父さんたちのように・・・。
ボクの友達は、自慢の友達だよ!


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TV「のだめカンタービレ」 第6話

2006-11-20 | 映画(DVD)の話
♪やっぱり言わずにいられない!

今日ものだめパワー全開だ!
千秋とのだめのラフマニノフの連弾、良かったねぇ~。
楽譜を無視して強弱もテンポも関係ないのだめの演奏。
でも、どういうわけかそんな演奏に惹かれて、きっちり合わせる千秋・・・。
いよいよRSオケもスタートしそう。
オーボエの黒木クンも、感じが出ているね。
またまた来週が楽しみだ!

今ベトベンの7番を聴きながら、このブログを書いている。
ベトベン、いいなぁ~。
今日の番組で流れていた「皇帝」もいいねぇ。
ベトベン、大好き!
でもこの7番って、改めて聴くととても明るい曲で、元気が出るね。
ベト様は、作曲当時こんな明るい曲を書くような精神状態だったんだろうか・・・。
と思ってCDの解説読んでいたら、やっぱり相当無理して明るい曲を書いていたらしい。

「これでもかと言わんばかりに反復して興奮を盛り上げていくフィナーレには
ほとんど自虐的な響きさえ感じられなくもない・・・」(大木正純氏)

そうだよねぇ~、そんなに元気だったはずないもんなぁ。
なんかそう考えると、この底抜けに明るいメロディーが胸に迫ってくる。
第2楽章がホンネかなぁ。偉いぞ、ベトベン!!

さて、もうマングースは登場しないんだろうか。
残念だね、せっかく着ぐるみ作ったんだから、もっと出て欲しいよね。
(っていうか、原作でも出てこないんだから無理か・・・)
せめてコミックの付録のマングースの腹を押して、ギャボギャボいわせるか・・・。
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TV「東京タワー」~オカンとボクと、時々オトン

2006-11-19 | 映画(DVD)の話
♪それなりに良かったが・・・

大ベストセラー、「東京タワー・オカンとボクと、時々オトン」のテレビドラマ。
随分話題になっていたけど、例の「極楽トンボ山本事件」で、放映が相当延期された。
楽しみにしていたので、一生懸命(?)観たよ。

う~~ん、それなりに上手くテレビドラマ化されていたとは思う。
でもなぁ・・・、やっぱり所詮映像は文字には勝てないのだろうか!?
本を読まずにドラマとしてテレビを観た人は、それなりの感動が得られたんだろう。
でも原作を読んでからだと、やっぱりディティールを省略し過ぎだなぁ。
連続ドラマなら別だろうけど、2時間の枠に入れるためには省略も仕方がないか。

「ボク」が、高校から一人暮らしをしてオカンに苦労をかけたところや
東京に出てきてからもいかにオカンに心配をかけ、オカンの世話になったかが
いまいち描かれ切れていないな。
それと「ボク」が、どん底から少しずつ這い上がって、漸く食えるようになって
オカンを東京に呼び寄せるところも、もっっと描いて欲しかった。

この小説はなんでこんなに売れたのか、なんで読者に感動を与えたのか・・・?
多分読者の多くが、親元から離れて一人暮らしをして
「ボク」と同様に親に心配をかけ、親に援助を貰い
そのことにある種の後ろめたさと、心からの感謝を感じているからだと思う。
一人暮らしをしたことのない親同居組も、その感謝の気持ちは同様かも知れない。
そこが読者の琴線に触れる部分だけど、テレビでは「端折られた」感が否めない。
文字で表現されれば、読んだ者の想像力がどんどん膨らむが
映像で見せられると、それ以上の感動はなかなか広がらない。
映像化って、ホントに難しいね!

「ボク」の彼女に広末を持ってきたのはいいけど
その彼女が東京タワーで働いている・・・。
ちょっと安易だよなぁ~、その辺がテレビドラマの浅はかさだ!
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お酒・二題

2006-11-19 | 食べ物・お酒の話
♪目黒「風音」

旧友(「バルトの楽園」以来、この言葉が気に入っている・・・)のYが
「風音」のマスターに届けたい酒があるので、付き合って欲しいとのこと。
呑兵衛の父さんとしては、吝かではないぞ。
でもそう言っておきながら、Yは「月、火しか空いてないんだよね」・・・。
別にあなたに合わせるのも、吝かではありませんが・・・。
更に「絶対に軽くね!」だと・・・。
別にいつも父さんが重くしている訳ではないぞ。

で、父さんが「風音」に着いたのが9時半、Yが来たのは10時だ。
この時間からで軽くったって、それなりの時間になっちゃうでしょう!?
Yが持参したのは、茨城は大洗の「月の井」。
マスターは「呑んだことないけど、冷やしておいて後からみんなで呑もう!」
結局、お持たせの「月の井」の味見をしたのが1時ぐらい。
店を出たのは1時半だ・・・。
誰だよ、「軽くね」なんて言ってたの。決して長引かせていないよ!
まあ久しぶりにいい酒を呑んで、満足してタクシーで帰りました・・・。
呑み代はたいしたことないが、タクシー代は高かった・・・。

PS)肝心の「月の井」の味とかは、また別の機会に・・・


♪足を切って縫ったというのに・・・



八王子での仕事を終えて、メンバーと立川で呑んだ。
11時過ぎにはお開きとして、南武線で帰ろうと駅に向かった。
「あぁ~、終電かぁ~、今から帰ると12時半過ぎだなぁ・・・」
「明日も八王子だしなぁ~、立川に泊まれば明日すごく楽だなぁ~」
結局誘惑に負けて勝手知ったる立川のカプセルに泊まってしまった。

いや、決して呑みすぎたわけじゃありませんよ。
そのままカプセルに行って、風呂入って12時には寝ちゃったんですから。
たっぷり寝て、朝に上段のカプセルからハシゴを伝って降りる時に
腕力が体重に負けて足を踏み外した。
「痛ってぇ~」と洗面所まで歩いてきたら、なんか足がおかしい・・・。
見下ろすと、足が血だらけだぁ!!
右足薬指の内側がぱっくり切れて血が流れている!
結構の量で、歩いてきたところに点々と血痕がついている。
大して痛くもないんだけど、血がなかなか止まらなかった。
ホテルの従業員にガーゼを貰って止血して、近所の総合病院まで行ったよ。

ドクターは「またややっこしいところを切ったねぇ~、取り敢えず縫わないと・・・」
薬局の薬剤師が「抗生物質とお酒は一緒に摂らないでくださいね!
ひどい頭痛になる場合があります」(えぇ~?)
「そう言うと、薬を飲まずに酒を呑む人がいるけど、ダメですよ!」(ギクッ!)

遅刻して八王子に行き、仕事が終わったのが7時過ぎ。
他のメンバーは呑みに行くそうだ。
でもA課長が、「今日は止めた方がいいですよ、縫ったんでしょう!」・・・。
そりゃそうだよな。でも今までも抗生物質と酒って一緒に呑んだことあるよなぁ。

みんなと別れて駅のホームに降りてきた。
そこへ「特急かいじ」が入線。
これに乗れば新宿はすぐじゃないか!目黒にも近いぞ!どうする?乗るか??
その後どうしたかは、ご想像にお任せします・・・。
でも父さん、今日も傷も痛まず元気であります!!
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スポンサーリンク先・・・!?

2006-11-18 | 徒然なるままに
♪みんなでリンクして、呑みに行こう!

先週からこのブログの本文の下に、「スポンサーリンク先」が載っている。
みなさん、ぜひ見に行ってくださいね。
皆さんがそのページにリンクすると、ほんの少しの掲載料が父さんに入るらしい。
1回のクリックで、いったい幾らだ?
多分数円~数十円だね。
でもチリもつもれば・・・だよ。
これでウン万円でも貯まれば、ご同輩諸氏にご馳走しますぞ!
宜しくお願いいたします!!
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世の中はクリスマスモード・・・

2006-11-18 | 徒然なるままに
♪いくつになってもクリスマスはウキウキするね・・・

川崎駅前のミューザにも、クリスマスのイルミネーションが輝きはじめた。
クリスマスって、いくつになっても嬉しいよね。
つい最近まで、子供にプレゼントを用意してクリスマスをやっていたような気がする。
我が家のクリスマスの定番ディナーは「鳥のもも」と「リッツ&クラッカーカナッペ」
それに父さんの子供の頃からの御用達の「コーンスープ」
最近ではイブにプレゼントを用意したりはしないが
それでも女房殿は、クリスマス近くの土日で
全員が揃う日には「鳥のもも」と「カナッペ」は用意する。
そのことに、むくつけき息子どもは満更でもなさそうで、美味そうに食っている。
まあ平和なことこの上なし、だな。
今年のイブは日曜日、家族が揃うようであれば「鳥のもも」が食卓に並ぶんだろう。
イブの日曜日に、若いモンが家で鳥を食っているようじゃあ情けないけどねぇ・・・。
おっと、父さんも家にいないと、まずいべかぁ~?
みんなが揃うようなら、息子にシャンペンでも呑ましてやるか・・・。



会社の本館と新館の渡り廊下にクリスマスツリーが飾られた。
まあ新館は他の企業もいろいろ入っているから、ツリーもありかなと思う。
でも、クリスマスツリーでも見ながら心を癒し
年末までガンガン仕事をしろ!って意味かと勘ぐるのは、とっつぁんだけ?
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呑む気父さんの読書感想文・その33 「クライマーズ・ハイ」

2006-11-14 | 本の話
クライマーズ・ハイ

文藝春秋

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♪「クライマーズ・ハイ」横山秀夫著 文春文庫

う~~~ん、まいった!凄い!凄すぎる!!
何たる臨場感、何たる緊張感、何たる疾走感・・・!
本を読んでいる自分が、新聞社の大部屋で主人公と机を並べていると
錯覚しそうになる。今期最高傑作! ☆5つ!!
「半落ち」にしても「第三の時効」にしても、臨場感とスピード感に溢れていたが
この「クライマーズ・ハイ」は更にも増して凄い。

85年の8月に起きた世界最大の飛行機事故、日航123便の墜落を巡る
地元新聞のベテラン記者のさまざまな葛藤が主軸の物語だ。
いかに社内の各セクションや上司の思惑と闘って
ジャーナリストとしての使命感を果たしてゆくか・・・。
そこに息子や同僚との確執、山仲間である同僚の病気
かつて部下を死なせた後悔などが織り混ざる。

横山は事故当時、現場の群馬県の上毛新聞の記者だった。
だから新聞社の内部や編集現場のディティールはまさに迫力いっぱいだ。
ぜひ今後も「新聞記者もの」を書いて欲しい。
そういえばTVや映画では、警察ものやテレビの報道局ものなどは結構ある。
でも「新聞記者もの」って、大昔のNHKの「事件記者」以来ないんじゃない?
この本を読んで、ぜひテレビや映画で事件記者も取り上げて欲しいと思った。

主人公は、植物状態になった同僚の
「山には下りるために登るのさ」という、なぞなぞのような言葉に拘る。
最後にその意味に気づき、その先の人生を決めるのだが
主人公の生き方には、しがない中年サラリーマンとして共感を覚える。
自分の息子、そして倒れた同僚の一人息子との関わり方も
また心に染み入るものがある。
そう、やっぱり血は水より濃し!
いつかは分かり合えるものなんだよ!!


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TV「のだめカンタービレ」 第5話 ~やったぁ、マングースのラプソディー!

2006-11-13 | 映画(DVD)の話
♪そうか、ラプソディーはこんな演奏かぁ~!

いつも言い訳してますが、決して毎回語るつもりではないんです。
でも!語らずにはいられない!!

今回のラプソディー・イン・ブルーもラフマニノフも良かったぁ~。
特にマングースがピアニカでどういう風にガーシュインを弾くんだぁ、と思っていたけど
いやぁ~、最高だね、のだめマングース&ピアニカ、最高!
漫画では想像するしかなかったけれど、さすがTVだね。
そうか、こんな感じかぁ~!と感心した。
この番組の「音楽アドバイザー(?)」は素晴らしいね。
各場面の裏に流れるクラシックの名曲の数々、ぴったり合っている。

ピアノは誰が弾いているんだろうね。今日のラフマニノフといい
先週のベト7のピアノソロといい、とってもいい演奏だ。
この番組のヒットで、少しでもクラシック音楽に興味を持つ人が増えれば
ホントにいいことだよね。
漫画を原作とした実写もの(人が演じるもの)としては、最高傑作の部類だな。
益々月曜日が楽しみ。毎週早く帰るぞ!
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挑戦しなけりゃ、結果もないさ!

2006-11-13 | 徒然なるままに
♪やったぁ~、屋内駐車場の抽選に当たった!

マンションの屋内駐車場の抽選に当たった。
去年の5月に引っ越してから、もう5回目ぐらいの抽選だ。

思えば1年半前、入居前に駐車場の抽選会があった。
なにせくじ運の悪い夫婦だ、屋内の駐車場は全然当たらず
結局外の機械式3段駐車場になってしまった。
それから屋内に空きが出来るたびに抽選に挑戦したが全くダメ。
父さんが3回、女房殿が1回挑戦したけど、当たらなかった。
今回も父さんは検診で出れないのでどうしようかと思ったが
一応女房に行ってもらうことにした。
そうしたら20名ぐらい集まっている中で、女房が当りを引いてくれたよ!
このところ我が家を取り巻く諸情勢は、あまりいいことがない。
でも女房が当たりくじを引いたことで、ちょっとは運が上向きになるかな!
年末に向けて、明るい話題でありました。

やっぱり何でも挑戦しなきゃダメだよね。
これでネガティブに「どうせ当たらないから今回は行くの止めるか」
って言っていたら絶対に当たることがなかったわけで
わざわざ女房に行って貰ったから当たったんだよな。
人生、ポジティブに行かなきゃ損だよね。
食わず嫌いはダメ!やる前から諦めている奴もダメ!!
一度きりの人生、みんな似たような人生
少しでも前向きに、自分から楽しくしていかなけりゃ・・・。
誰のための人生だい!?
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今夜は我が家特製「水餃子鍋」

2006-11-12 | 食べ物・お酒の話
♪水餃子は幾らでも食べられる・・・

今日は我が家オリジナルの「水餃子鍋」にした。
(写真を撮ったのに、変な色でピンボケで使えません)

この鍋、うちでは冬の間には3~4回ぐらいのペースで食べる。
レシピは簡単だよ!

・餃子をたくさん作る(今晩は72個)
・土鍋にお湯を張り煮立たせる
・1回に、餃子を10数個、野菜はモヤシ、長ネギ、青梗菜
・具に火が通ったら取皿にとって、ポン酢とラー油をかけて食べる
・具を取り分けたら、すばやく次の材料を鍋に入れる

これを4回ぐらい繰り返す。
餃子の油も落ち、野菜もたくさん摂れてヘルシーだ。
父さんはご飯を食べない代わりに
ビールを呑んで、餃子は15~18個ぐらい食べる。

今日はその他に、「野沢菜冷奴」
豆腐に塩を振り、刻んだ野沢菜を乗せて、その上からごま油・・・。
酒の肴(ビールや焼酎)にぴったりですよ。



育ち盛りの息子がいる我が家では、72個の餃子はあっという間になくなる。
まあ、たまにでもこうやって鍋を囲んでいるうちは、我が家も平和か・・・。

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久しぶりに買った「オリジナル」・・・

2006-11-12 | 本の話

♪また読もうかと思って買ってはみたものの

コンビニで立ち読みをしていて、久しぶりに読んでみるかな・・・と思った。
(コンビニ立ち読みもあんまりしなくなった)
で、買ってみたんだけどね。
「黄昏流星群」(弘兼憲史)や「蔵人」(尾瀬あきら)なんかは面白いんだけど
他の漫画は、なんか読み進まない。
う~ん、なんか前みたいにすんなり体に入ってこないなぁ。

50を境にいろいろなことが変わるって、先輩達からはよく言われてきた。
確かに50前後から嗜好とか体力とかが変化したような気がする。
漫画を読んでいても、絵を見ずに噴出しの台詞だけ読んでいることがある。
漫画より、小説を読んでいるほうが面白く感じる。
どんなに面白い漫画雑誌でも、気の利いた小説には絶対負けるんだな。
漫画読んで、絵を見ないんじゃどうしようもないよね。

やっぱりビックコミック・オリジナルを買うのはやめておこう・・・。
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初体験!お尻にそんなことを・・・

2006-11-11 | 健康の話
♪初めて大腸内視鏡をやりました!

前から一度やろうと思っていた「大腸内視鏡検査」、今日受診してきた。
どうも最近便秘と下痢を繰り返す。
2~3日便秘気味で、酒を呑みすぎると翌日その分が・・・みたいな感じだ。
だから新宿ビルにいる時、一度ビル内の診療所に予約したんだけど
最初に掛かった医者が結構若い美人の女医さん。
どうもこの先生が内視鏡もやるらしい・・・。
それに看護婦さんも美人だ!事務所に戻ってから、ふと気がついたんだよね。
「おいおい、エレベーターでしょっちゅう看護婦さんや先生と会うじゃないか!」
「なんかそんな診療所で父さんのお尻を晒すのは恥ずかしい!」
「他の病院にしよう!!」

なんて、本気で考えた訳じゃないんだけれど
転勤になってしまったし前日から下剤を飲むって言うし
休日に近所の病院でやったほうがいいなと思い
掛かり付けのJ先生を通じて川崎の病院にした。

朝9時から1時間以上かけて2リットルの下剤入りの液体を飲む。
これがポカリスエット味で、結構美味しく飲めたよ。
そのうち便意を催し、あとは2時間ぐらいの間に5~6回トイレへ。
昼過ぎから漸く検査が始まる。
後ろに穴の開いた紙パンツを履いて、上は上っ張りに着替える。
「ハイ、ベッドに左を下にして横向きに寝てください」
「腸の動きを止める筋肉注射をしますよ~」チクッ
「膝を曲げてお尻を突き出すようにして!」
医者がワセリンみたいなものをグリグリと肛門に塗りこむ。
「ハイ、ではカメラを入れま~す」
お尻にするするっとケーブルが入っていく・・・。
カメラそのものは痛くもなく、全く平気だったよ。
胃カメラのほうがよっぽど大変だ。(父さんは胃カメラも全然OK!)

検査は10数分で終了。
しばらくはお腹に空気が溜まってちょっと痛かったけれど
それも何度かオナラででてしまい、あとは普通どおりです。
食事も普通でOK、酒もダメとは言われていない。
これで腸が点検できて、宿便もとれてスッキリするなら
年に一度ぐらいやったほうがいいよね。
さあ、今晩も呑むぞぉ~!
(検査の結果は出ていないんだけどねぇ~)
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