呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

亡国のイージス

2006-04-28 | 映画(DVD)の話
♪「亡国のイージス」真田広之主演 福井晴敏原作
「父さんのGW DVD特集」第一弾。一言で言えば、「ダイ・ハード」の日本版だね。もう中年の、普段は冴えない下っ端専任伍長がテロリストからの日本の危機を救う話しだ。「ダイ・ハード」のアクションスペクタクルに、「日本人は自らの危機に鈍感過ぎる!命を掛けて守るべきものがあるのか!?」という重厚なテーマが重なり、かなり面白い…はずなんだけれど、どうも底が浅い感じがした。こういう重いテーマは、もはや日本映画では描けないのだろうか。
このブログを書くにあたってAMAZONのレビューを1~2読んだが、みんな同じことを書いている。特に原作を読んだ方は、映画の内容(表現力)の薄っぺらさに納得いかないらしい。父さんはこの原作は読んでいない。でも原作者の本は本作以前の2冊は読んだ。登場人物の背負う人生の苦悩を濃密に描いて、なかなか読み応えのある話だった。多分この「亡国のイージス」も、小説では選任伍長や寺尾聡演じる副長、それから特務機関DICEから送り込まれるキサラギ達が抱える人生は相当に複雑そうだが、映像からは伝わってこなかった。それにイージス艦の将校達がなぜテロリストに迎合したのか、なぜ副長の一言で行動を翻したのか、その辺も明確には伝わって来ず、そこが薄っぺらなアクション映画になってしまった要因だろう。
真田広之は、前にも書いたと思うけど父さんの大好きな俳優だ。年をとって冴えないオヤジ役をやるようになってから、凄く良くなった。今回の作品は、寺尾聡や中井貴一、吉田栄作など、いい役者が揃っているのに残念だ。
福井晴敏は映画化を前提にこの原作を書いたそうだ。今回は借りていないが「ローレライ」(原作は「終戦のローレライ」)もそうだ。まあ原作が面白いから、そういう企画もありかもしれないが、そろそろ映画制作のほうは見直したほうが良いかもしれない。
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一足早いG・W…また「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」??

2006-04-28 | 健康の話
蜂窩織炎で高熱が…ず~っと休め?

とうことで、木曜の夕方から右足の脛が少し腫れて熱を持ってきた。痛くもある。ここは4/1に仲間と花見をして、昼からすきっ腹に呑んでふらふらしながらすっ転んで、石段にぶつけたところ。ちょっと傷があってずーっと痛みが取れなかったけれど、大したことはないのでそのままにしていた。そこが急に腫れてきたんだ。
前の晩、神奈川メンバーと大酒呑んで、それでも気持ちよく帰ってきたが、だんだん足の痛みがひどくなってくる。頭も熱っぽい。木曜日に朝起きたら、頭がぼ~っとして、足も普通には歩けないぐらい痛んだ。熱を計ったら、38度3分だ。こりゃ風邪を子供からうつされたかと、仕方がなく(?)会社を休んで内科に行ったよ。
内科の女医さんは、足を一目見るなり「あぁ~、これは蜂窩織炎だね。4階の皮膚科に行って!」だって。え~っ、それって1年前に左足でやったじゃない、それをきっかけに血小板数の異常を指摘されて、先週まで大学病院に通っていたのに…。来週からは地元の掛かりつけの先生のところで、経過観察になったのに…。ショック!普通はどこかに傷があって、そこから菌が入り込み蜂の巣のような形をした皮下組織が化膿する病気らしい。軽視すると、菌が内臓に回って死に至ることもあるという怖い病気。肥満の人は足に負担がかかっており、この病気が出やすいということもあるらしい。やっぱり肥満と高脂血症とドロドロ血も関係あるんだろうか…。
4Fの皮膚科の先生も女医さんだった。2Fの内科の先生はちょっと怖かったけれど、皮膚科の先生は優しげでちょっと可愛い…。何を言っているんだろうね!でもみんな自分より若い先生ばっかりで、しかも女医さんだもの、尊敬しちゃうよね!
そんなことはどうでもよく、「とにかく安静にして、毎日抗生物質の点滴してください。会社?とんでもないです。連休中は行楽の予定もお在りでしょうが、キャンセルですね!」だって。休み中も点滴はしてくれるんだって。ギャボ~、って感じだね。唇も突き出たね。(すみません、のだめネタを知らない人にはわからんね)まあウチは子供も大きいし、女房もパートが入るかもしれないというので、特に遠出の予定もなかったので別に良いんだけれど…。でも神奈川の仲間と「交通博物館→神田明神→神田藪そばツアー」を計画していたし、昔の仲間のYの実家に那珂湊の初鰹を食べに行く話しもあったんだけどな。全部だめだね。大人しくしていよう…。
というわけで父さんは、なんとみんなよりも2日も早くゴールデンウィークに突入ですよ。今日は今まで見逃した映画のDVDをいっぱい借りてきたよ。あとは読書と合唱の新曲の音取りだな。先生に「やっぱりアルコールは…」と聞いたら、最後まで言う前に「絶対ダメです!!」とキッとにらまれた。シュン!ある意味、アカデミックでかつ健康的な連休になりそうでは、あります。
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遠方より友来たる~「RUBY CAFE」

2006-04-28 | 食べ物・お酒の話
♪「RUBY CAFE」アトレ品川4F
前の神奈川の仲間で、今は愛知に赴任しているEが出張で上京するというので、その頃の仲間が集まることになった。いつものS、O嬢、Kに小岩のOも参加するとのこと。本来なら横浜あたりで集まるんだけれど、Oが小岩から接待を終わらせて駆けつけるというので品川にした。
最近良く集まるこのメンバー(会)は、元々今回上京のEとO、それにKにO嬢が定期的に「同期会」をしていたところに、いつのまにか父さんが参加したものだ。EとOが転勤で神奈川を離れ、やはり同期のTと年の近いSが転入してきて、今の「会社の未来を考えるPJT~別名:呑むは唄うは旅行にも行くは…しょっちゅう集まって憂さを晴らそう!会」に発展した。父さんだけが随分年上だが良くしてもらっていますよ!
さて本日のお店は品川の「RUBY CAFE」。創作イタリアンの店だが、本日の主賓のEがワイン好きのため、居酒屋系ではなく洋風にした。料理はコースで3,800円だからリーズナブルだし美味しかったよ。「創作」というくらいだから、ちょっと手を加えたイタリアンだね。例えば前菜にイタリア風鰹のたたきが出たり、パスタはサーモンが入った半和風だったり…。
料理は安めだが、なにせいっぱい呑むメンバーだ(というか父さんにE,O嬢が沢山呑む)。ビールを呑んで、そのあとキャンティ・クラシコ、イスラエルの赤ワイン、小岩のOが9時ごろ着いて、またキャンティを1本、あとハーパーのロックダブルを2杯…。久しぶりのオリジナルメンバー集合で楽しくヘロヘロになるまで呑んで、お勘定が45,000円!た、高い!!Sが急遽不参加で、4人+遅刻1名にしては大散財だな。女性メンバー、特にほとんど呑まない(それでもカシスオレンジぐらいは呑んでた?)Kには割勘高くて悪かったね!
でも気持ちよく呑んで、久しぶりの小岩のOの嵐のような話術と、Eの物静かながら結構過激な会話を楽しめて良かったね。その時、父さんの右足の脛がズキズキ痛み出したのも忘れて楽しんだもんなぁ。
えっ、またなんか体調に異常があったのかって?そうなんです!これが次の「一足早いゴールデンウィークの巻」につながってゆくのです。風雲急を告げる春の嵐、呑む気父さんの身にいったいなにが!?待たれ、次回!
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題名のない音楽会21

2006-04-24 | コンサート・LIVE・演劇などの話
♪やっぱりこの番組は面白い!「題名のない音楽会21」テレビ朝日
日曜日の朝9時からテレビ朝日でやっているクラシック音楽番組。この番組、いつからやっているんだろう。だって父さんが中学か高校の頃からやっていたよ。20年ぐらい観ていなかったけれど、昔やよく観ていた。ちょっとした関連が出来たので、最近毎週観ている。レギュラーのオケが神奈川フィルハーモニー管弦楽団で、司会が羽田健太郎。昔は黛敏郎が苦虫を噛み潰したような顔をして、うんちくを語っていたな。
今朝は「音楽センター試験」と題して、マニアックな内容ながら楽しめた。「イントロクイズ」や「楽器当てクイズ」、スコアを見ながらの「間違い当てクイズ」など…。青島先生はさすが凄いね、最優秀賞だった。
オーケストラの間違い当てクイズ、これは「のだめカンタービレ」の中で、千秋が優勝した指揮者コンクールでやっていたな。ホントにあんなテストやるんだろうか。今、「のだめ」を読み直しているけど、やっぱり大傑作だね。11巻の途中で千秋はコンクール優勝の後、ミルヒー(?)のプロダクションに拉致された…。のだめはなんて天真爛漫なんだろう。才能豊かな主人公が沢山出てきて、羨ましい。指揮者になりたかった父さんとしては(そうなんです!夢はコンダクターだったんだけどなぁ…)漫画と言えども羨ましい連中だ。
昨日本屋で「KISS」を立ち読みしてしまった。休載中だった「のだめ」がいよいよ復活!バカンス中のフランスで、二人は相変わらずボケをかましつつ元気にやっていたよ。川崎あたりの本屋で「KISS」を立ち読みし、ムフフと笑いを噛み殺しているオヤジがいたら、それは私です…。
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「加賀屋」はオヤジの憩う店!

2006-04-23 | 食べ物・お酒の話
♪「加賀屋・東京駅前店」
久しぶりに「加賀屋」に行った。相変わらずオジサン達でいっぱい。60~70人は入る店だが、そのうち女性客は2~3人しかいなかった。
今日はホッピー。ホッピーは「低カロリー、ノンプリン体」で、オジサン達に大人気だ。父さんが学生の頃は、焼酎はまだブーム前。ホッピーなんて肉体労働者の呑む、安いけど強い酒と言うイメージしかなかったけれど、最近はイメチェンに成功したな。確か今の社長の一人娘が広報・企画をやっていろいろ創意工夫して人気が出てきたらしい。この人、父さんより一回り若くて、以前は旅行代理店などに勤務していたが、父親に「うちの会社で仕事するか?」と言われ、一念発起したんだって。女性ならではの新感覚でホッピーのイメチェンに取り組み、大成功したようだ。3代目社長の筆頭候補らしいよ。たいしたもんだね。
ホッピーを呑む時の注文の仕方って知ってる?焼酎と氷を「中」、焼酎を割るホッピーを「外」と区別し、一杯呑み終わってホッピーが壜に残っている時は「中ちょうだい!」と頼む。そうすると焼酎に氷をぶち込んだ奴をジョッキに入れてくれる。逆に焼酎が濃い時は「外をちょうだい!」と注文するんだよ。
加賀屋は刺身類や煮物・焼き物もあるけれど、やっぱりモツ焼きや煮込みが美味い。ギトギトのモツ焼きを頬張って、ホッピーで流し込む…みたいな図が似合うんだな。でも今日のお通しは、なんと「のれそれ」だったよ。前に一度食べたことがあるけれど、穴子の稚魚のことで珍味だ。三杯酢に紅葉おろしが乗っていて美味かった。どちらかと言うと日本酒に合うな。
今日は会社の進発式の二次会だった。立食でほとんど呑み食いしていなかったけど、やっぱり一軒目として来たい店だな。隣のサラリーマン達と肩をぶつけるように座り、グダグダ会社の悪口を言いながら呑むのも、たまには悪くない。

【本日の呑み物】
ホッピー、中・外を何度かお替りしたのでどの位呑んだか、わからん…

【本日の肴】
のれそれ三杯酢、鰹たたき、スタミナ焼き、揚げシュウマイ
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呑む気父さんの読書感想文・その22「容疑者Xの献身」

2006-04-23 | 本の話
容疑者Xの献身

文藝春秋

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♪「容疑者Xの献身」東野圭吾著 文藝春秋社
期待に鼻の穴を膨らませて、勇んで読んだ。…確かに面白かったよ。でも、う~ん、父さんのあまり好きじゃない「推理小説本格派」に戻ってしまった感じだなぁ。『多彩な作風』が東野圭吾の持ち味、という評価もあるぐらいだからそれでも良いんだろうけれど…。父さんの気に入っていた方向性とはちょっと違ったな。
「推理小説本格派」と言われる作家は、誰も思いつかないようなトリックを駆使して、完全犯罪を組み立てたり、アリバイを作り上げたりする。そしてその謎解きで読者に挑戦し、また読者側も真犯人を突き止めようと一生懸命読む訳だ。でも現代日本の犯罪(特に殺人事件)では、人を殺すのに前もって完全犯罪を仕組んだり、誰にも解けないようなアリバイを仕掛けたりする用意周到な犯人はほとんど存在しない。単純かつ些細な動機で簡単に人を殺してしまう。人の命なんてこれっぽっちも大切に思っていない人間が幾らでもいるんだ。だから「本格推理小説」の世界は、現実世界とあまりにも乖離しているように思えてならない。
もっともこの「容疑者Xの献身」は、単純な謎解き推理小説ではない。犯人の一人(高校教師)は、複雑で屈折した心理の元で犯罪を犯すことになり、読んでいて胸が重苦しくなる。最後の最後に「トリック」が明らかになり、そのことに白けることもなく、「そういうことだったのか!」と感心し、さらに同情心が増すことも事実だ。でも父さんの好きな「白夜行」「秘密」「宿命」「変身」などと比べると、トリックに拘った「本格推理小説」にシフトしたと思えてならない。
東野圭吾の話は、結構救いようがなくて、やるせない内容のものも多いが、最後の1ページ、最後の1行で「救われる」ことが特徴になっている。しかしこの話しの犯人は共犯者(?)の自首で救われたのだろうか。それとも自分の「献身」に対する後悔か。最後の「うおぅうおぅうおぅ…」という獣のような咆哮はどちらを示唆しているのか、判断がつかない。「救い」であることを祈るばかりだ。

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代々木村

2006-04-19 | 徒然なるままに
引き続き地名に因んで…。
角筈という地名に触れたが、今度の事務所の所在地は前にも話したように「渋谷区代々木」。だから昔風に言えば角筈の向かい側、代々木村となる。会社のもう少し先に、文化服装学院のとてつもなく立派なビル(校舎とはとても言えない…)がある。ここも代々木だ。昔はこんなに立派なビルじゃなかったんだけどな。
学生時代に、文化服装学院の裏手をもっと参宮橋方面にいったところに住んでいた。それこそ代々木三丁目という地名だったが、「西参道」というほうがピンとくる場所だ。明治神宮に三つある参道のうちのひとつで、北門まで10分、そして新宿で呑んでも歩いて帰れるとても便利な場所だった。もっともアパートは木造2階建て、4帖半一間で風呂なし、共同トイレ、西向きで夏は地獄のように暑い。西参道に面しているということは、首都高速に面しているということ、車の騒音も慣れるまで大変だった。もう30年近く前のそのころで、どう見ても築20年は経っていたと思う。
この前そばまで行ってみたら、その「朱雀荘」(名前は由緒ありそうでしょう)が、なんとまだそのまま残っている!もう絶対、築50年は経っていると思うな。いやぁ~、懐かしすぎる…。楽しい想い出も、辛い想い出も、嬉しいことも哀しいことも、この4帖半には詰まっていたなぁ。よくも悪くも父さんの青春の1ページに間違いないし、親からの独立の第一歩、大人への入り口だった。
その「朱雀荘」まで歩けば20分ぐらいのところに、30年経って勤務するなんて…。人生の巡り合わせに想いを馳せる、オジサンの今日この頃であります。
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内藤新宿・角筈村

2006-04-19 | 徒然なるままに
会社の事務所を移転した。中野坂上から新宿駅南口という「ご近所引越し」だ。新宿と言っても、甲州街道の南側なので、正確には渋谷区代々木。でもここを「代々木」と言う人は、誰もいないよな。
毎週研修時にいろいろな情報をペーパーにまとめて発信している。これを気取って「かわらばん」と名付けた。これまでは「中野坂上かわらばん」だったけれど、来週からどうしようかな・・・。そうだ、『新宿・角筈かわらばん』にしよう!
「角筈」というのは新宿近辺の古い地名だ。古いといっても昭和46年(1070年)に住居表示が変更になったそうだから、そんな昔じゃない。それまでは新宿駅の西側には角筈、淀橋、十二社、成子などの地名があったが、全部西新宿になってしまった。昔の地名は交差点や公共施設、歩道橋、バス停の名前などに残っている。それぞれに意味のある地名だったのに、画一的に「西新宿」じゃつまらないなぁ。「角筈」というのは、角製の筈、筈とは弓の弦を引っ掛ける先の部分や、矢に弦を番える部分を言うらしい。その昔はこの辺は原っぱで殿様の狩場が近かったらしい。そんなわけで「角筈」になったのかな。
こういう風に地名などの謂れを考えたり想像したりすると、とても興味深い。「西新宿」じゃぁ、何の想像力も沸かないな。東京で昔の地名が残っているのは神田や日本橋辺りぐらいだろうか。ホントに詰まらない、「粋」が消えてしまった世の中だなぁ。

追伸)「新宿」という地名は、甲州街道と青梅街道の分かれ目(追分)に新しい宿場を作ったことが発祥らしい。江戸の中心地から甲州街道などに向かうとき、一休みまたは出発前に一泊する宿場だったようだ。今の新宿駅東口のあたりがまさに追分、街道の分かれ道だ。歌舞伎町なんかもそのころの名残なんだろうなぁ。
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「なかむら」の鴨ラーメン

2006-04-15 | 食べ物・お酒の話

♪憧れの「鴨ラーメン」
今度オフィスを中野坂上から新宿駅南口に移転することになった。今日が坂上最終日だったので、昼飯は「なかむら」へ。
ここのラーメンのことは何度か書いているけど、有名行列店に負けない味だと思うんだけど、本やTVに取り上げられないのは不思議だ。父さん的にはBest5には入るけどなぁ。
で、味噌も塩も醤油も旨いんだけど、前から気になっていながら注文しそびれていたのが「鴨ラーメン」と「テールラーメン」。なにせそれぞれ1,300円。。。ちょいと高いもんな。でも最後だから「鴨」の方を食べたよ。
う、う、旨い!なかむらの基本の生姜の効いたスープが、うまい具合に和風醤油味に仕上がっている。麺はいつもの中太縮れ麺、具は勿論鴨にネギ、それとしめじが入っている。これ、本しめじだと思うんだよね。すごく良い香りと味だったよ。きざみ揚げニンニクがちらしてあって、本当に美味しかった。う~ん、この店やっぱりタダモノじゃないな!
しかし、テールラーメンを食えなかったのは返す返すも残念。。。待てよ、月曜に鍵を返しに行かなくちゃならないんだ!月曜の昼飯、決定!!
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クラシックCD充実のレンタルショップはないかな?

2006-04-12 | コンサート・LIVE・演劇などの話
♪クラシックCD専門のレンタルショップなんて、ないよね…
TSUTAYAでは、ポピュラーやロックのCDをよく借りてくる。まあ、いろいろ問題になっているし、音楽業界の方々には申し訳ないけど、よっぽど気に入ったアルバムじゃなければもうCDは買わないな。洋楽は別としても、邦楽なら新曲発売と同時にレンタルが始まるもんね。レンタルショップとパソコンのタッグは偉大だな!
ところで、ポピュラー系はいいんだけれど、クラシックやジャズのCDが沢山あるレンタルショップってないかな。TSUTAYAも大きな店は結構充実した品揃えだけど、ちょっとマイナーな曲はほとんど置いていない。最近、「のだめカンタービレ」などでピアノソナタとか誰々の○○コンチェルトとかが出てきて、どんな曲か聴いてみたいんだけれどレンタルされていないのが多いんだよね。わざわざCD買うのもなんだし…。大きな図書館なんかは充実しているかな。どなたかご存知でしたら教えてくださいね!

PS1)こういうCDレンタルショップって流行るかな?商売になるかも…。

ps2)今、日経夕刊で「アナログ」の話が載っている。この前は音楽の話。CDじゃなくて、アナログのレコード、それも真空管アンプにのめり込む人の話。レコードプレーヤーもそれなりに売り上げが伸びているらしい。父さんも昔のレコードをパソコンに取り込むためにレコードプレーヤーを買ったよ。もちろん1万円もしない安い奴。
でも昔のジャズ喫茶や名曲喫茶みたいに、大型スピーカーでレコードを聴いてみたいな。それも大出力の真空管アンプで再生…贅沢な趣味だよね。どこかにそういう音を聴かせるジャズ喫茶とか、残ってないかなぁ。これも知っている人がいたら教えて頂戴!
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パンの香り~ヴィ.ド.フランス

2006-04-12 | 徒然なるままに
♪「ヴィ・ド・フランス」中野坂上店
コーヒーとともにパンの香りも「至福の香り」だな。イースト菌?とバターの香りが堪らないね。
最近、この「ヴィ・ド・フランス」のパンが気に入っている。いろんなところに出店していて、川崎の駅にも、それと会社の近くにもある。毎日朝昼晩と店の前を通るが、パンの匂い誘われてふらふらっと入ってしまいそうになるな。
日曜の朝はパンにコーヒーと決めているけど、前の晩に買っても味は落ちてしまうのが残念。昼はどんどん焼きたてが出てくるから美味しいよ!たまに昼飯用のパンを買って事務所で食べている。父さんは上の写真の「パン.オ.レザン」が好きだ。焼きたてだと、表面はパイ生地でサクサク、中はモチモチ、そしてレーズンとカスタードクリームの甘さが堪らない。これとコーヒーが合うんだなぁ。こんな昼食は幸せだ。
えっ、写真は父さんの昼ご飯にしては量が少なくないかって?そ、そんなことないですよ。仕事中に、そんなぁ。。。。ごめ~ん、許して!ハイ、おやつです。昼が蕎麦で物足りなくて、出かけた帰りに会社の傍で、匂いに釣られて入っちゃいましたぁ~。う、美味かったですぅ。。。


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呑む気父さんの読書感想文・その21「変身」

2006-04-11 | 本の話
変身

講談社

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♪「変身」東野圭吾著 講談社文庫
東野圭吾は父さんにとって、ほとんど「憧れの人」になりつつあるな。いい年こいて「憧れ」でもないだろうけど、やっぱりいいよ。自分に年が近いのも、なんかいいね。自分より随分年上だったり、逆に若すぎるとあまり共感も覚えない。最近、音楽にしても文学にしても自分の年齢に近い人が活躍しているのを見たりすると、結構嫉妬したりするんだけれど、東野圭吾は尊敬するなぁ。
「変身」は、拳銃強盗に巻き込まれ頭部を撃たれた主人公が、脳移植により奇跡的に回復するが、次第に人格が変わってゆく…という怖い話。温厚で気弱な性格が、少しずつ積極的に、そして凶暴に変身してゆく。そしてなんと脳のドナーは…!! 怖い話だが、どんどん引き込まれてゆくな。本当に面白いよ。
この話は、結構グロテスクで容赦ないストーリーだが、東野圭吾は最後の最後に「救い」を残してくれる。他の小説もそうなのだが、最後の1ページ、最後の数行を読んで「あぁ~これでよかったんだな」と納得するんだ。ここが凄いところだな。なんで今まで「直木賞」を獲らなかったんだろう。不思議だ。
明日からは、いよいよ受賞作「容疑者Xの献身」に取り掛かるよ。美味そうな肴と芳醇な純米吟醸酒を目の前にして、涎がじわじわっと口の中に湧いてくるのに似た心もちだ。
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花見の後は「ばかなべ」

2006-04-09 | 食べ物・お酒の話
♪「浜幸」(横浜市中区野毛町)~ばかなべ=馬+鹿の鍋です
会社の友人と、ちょっと遅めの「花見」をした。桜木町の掃部山公園。去年も来たけど、去年はちょうど満開で金曜の夜だったのですごい人だった。今年はピークを過ぎていたし土曜の夕方という中途半端な時間だったせいか、花見客もまばら。まあそろそろ葉桜だし、風も強くて桜吹雪に…。でも、これはこれでそれなりの風情があるね。
途中の酒屋で缶ビールやワンカップを買って小一時間、花見を楽しんだ。先週もいつもの友人達と花見散歩をやって、昼間にすきっ腹で呑んだら、その後の夜の呑み会はほとんど覚えていなかった。最近ホントに弱くなったな。だから今日はゆっくり&軽く…。なにせ本日のメインイベントは野毛の「ばかなべ」なんだから!
それでも缶ビール(ロング缶=一応「サントリーダイエット」)とワンカップ1本は呑んだよ。えっ、それだけ呑めば十分だ?まあ、確かにアペリティフとしては十分だね。
伊勢山皇大神宮でお参りして、野毛に下りていった。野毛っていつ来ても呑ん兵衛心をくすぐる街だなぁ。父さんなんか、毎日でも通いたいね!さあ「ばかなべ・浜幸」へ。
いやぁ~、これまた父さん大好きな雰囲気の店だなぁ。馬刺し(赤身、霜降り、タテガミ)、馬ヒレカツ、おたぐり(馬モツのニンニク炒め)etc、そして〆は「ばかなべ」、最後にうどんを入れて…。美味かったぁ~。「おたぐり」はホントにバカうま!シャレじゃないよ。絶対にまた来よう、他の呑み仲間も連れて来よう~っと!!

ニ次会は久々にカラオケ。父さんも結構新曲をマスターしたつもりだったけれど、やっぱり若いバンドの曲は難しいな。「粉雪」はダメだ、決まらん…。「ため息キップ」はまあまあ、これからの唄い込み次第。「桜」はSやんに取られた。でもリードボーカルはSやんに任せて、父さんは小渕役に徹しよう。ハモリなら任せてちょうだいよ!
しかしSやんは相変わらず甘い歌声、マスクも結構それ系だしやっぱりマダムキラー(古い?)のフェロモンたっぷりだね。O嬢も相変わらずマニアック、ほとんど知らんぞ!Kも相変わらずほとんど呑まずに、今日は「エロカワ・倖田」をこれでもか~っと。Kよ、そんなに仕事が辛いのか?
みんな相変わらずで何よりだな。Oよ、友達と合コンするって話し覚えている?絶対やろう!S&Yのハモリは健在なり!!
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呑む気父さんの読書感想文・その20「片想い」

2006-04-09 | 本の話
片想い

文藝春秋

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♪「片想い」(東野圭吾著 文春文庫)
最近、東野圭吾好いてる父さんだな。友人Hが直木賞受賞作の「容疑者Xの献身」を貸してくれると言うので楽しみにしているが、それまでにもっと沢山同氏の小説を読んでおきたくて…。
やっぱりこの人は凄い人だ!近年これだけの話を書ける小説家って、そうはいないんじゃないかな。ミステリーや推理の要素を盛り込みながら、社会派としてその時々の「問題」を鋭く取り込んでいる。この話しは「性同一性障害」がメインだ。2001年の作品で、この小説の後にTVの「金八先生」で性同一性障害を取り上げている。いつも最先端の問題にきっちり取り組んでいる、という感じがするな。
大学時代のアメフト部の同窓会の後、主人公はかつての女子マネと再会する。しかし彼女は『男』になっていた…。アメフト部のもう一人の女子マネと結婚した主人公の夫婦関係や性同一性障害に端を発する殺人事件、アメフト部の友情や複雑な人間関係が絡んでくる。相当の長編だが一気に読めた。同氏お得意の最後の「秘密」も用意されていて、面白いし「ぐっとくる」話だったな。
また「友情は何ものにも勝る!」という結末も、決して青臭くなくおじさんの心に迫ってくる。まあ、年とともに「友情もの」や「親子もの」に弱くなってきたこともあるんだけどね…。
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