呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

訳アリで山暮らしから都会に戻ったオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

呑む気オヤジの、観る!~映画「藁の楯」

2013-05-30 | 映画(DVD)の話

♪映画「藁の楯」

小説の「藁の楯」を読んだのは既報の通り。元々会社の同僚が映画の話をしていて「結構重くて、観ていて辛かったけど面白かった」と聞いたので、まずは本を読もうと思ったわけで。

いやぁ、よく出来た映画だった思います。小説のキモをうまく映像にしている。脚本もよく、観ていて違和感がない。小説で多少「??」だったラストも、映画ではある意味スッキリ(中身は相当ドロドロで確かに気が重くなる)している。
そして役者がまたいいねぇ。大沢たかお、松嶋菜々子、伊武雅刀、岸谷五郎、そして藤原竜也。みんな良かったねぇ。特に藤原竜也は、人間の屑、誰もが殺したい救いようのない犯人役を好演した。彼がもっと歳をとった時にどんな役者になっていくのかが楽しみだ。
それから、CGが素晴らしい。福岡県警から犯人を護送するため、何十台もの警察車両が高速道路を疾走するシーン(CGじゃない?)。高速道路での大型タンクローリーの大爆発シーン。桜田門の警視庁に犯人が到着するときに皇居周辺に殺到する何百台のパトカー、etc。
お金をかければ、どんなシーンでもまさに本物のように作れるんだろうなー。日本人のテクニックは世界一なんですよ。

小説もお薦め、映画はもっとお薦めです!









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呑む気オヤジの、読む!~「藁の楯」

2013-05-20 | 本の話
藁の楯 (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社


♪「藁の楯」木内一裕著 講談社文庫

幼い少女の連続惨殺殺人犯清丸。二人目の犠牲者の祖父であり、日本でも指折りの資産家蜷川は、逃走中の清丸に10億円の懸賞金を掛けた。その条件は、清丸を殺害すること。
あらゆる日本人が10億円に目が眩み、清丸を狙い始めた。匿ってくれた知人に殺されそうになった清丸は、身の危険を感じ、福岡県警に自首する。警察庁と警視庁は威信をかけて清丸の東京への護送を、SPと捜査一課の刑事たちに命ずる

斯して、福岡から東京までの大護送作戦がスタートした。金に目が眩んだ一般市民はまだ大したことはない。しかし目が眩んだ訓練されて武装した警察官、機動隊員は始末が悪い。SPの銘苅や白岩は、捜査本部の刑事たちと疑心暗鬼の護送を開始する…。
犯人の清丸が、どうしようもなく嫌な奴でまさに人間の屑。その清丸に護送途中でこれでもかと民間人や警察官関係者が襲ってくる。「なんでこんな最低最悪で人間の屑を、自分の命をかけて守らなければならないのか」と自問自答しながら、護送任務にあたる銘苅たち。

殺人犯を殺したら10億円という設定に、最初のうちちょっと違和感があったが、作者の巧みな筆致によりスラスラ読めた。ミステリーなので、あまりストーリーには触れないけれど、犯人清丸の憎々しい態度、それに腹わたが煮えくり返りながらも誤送の任務を全うしようとするSPや刑事。
伏線にある銘苅の亡き妻への思いに、胸が詰まる。久しぶりに遅読オヤジが2日間で読んだ。
ただ、惜しむらくはラスト。なんで蜷川は心変わりしたの?あの一言で?犯人殺害に10億円というシナリオを書いた人物は何者?なんかよく分からなかった。その辺が読後に腹落ちしないのは残念。
作者の木内氏は、「ビーバップハイスクール」を描いた漫画家で、小説はこの作品が処女作とか。うーん、最初だから詰めの甘さは仕方がないか。

~~~~~~~~~~~~~~~
小説が面白かったので、映画「藁の楯」も観た。主役の大沢たかおや松嶋奈々子が良かったね。
映画の話はまた別途!


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TULIP “The LIVE” 40th memorial ture in Sendai

2013-05-20 | コンサート・LIVE・演劇などの話

TULIPの40周年コンサートを聴きに行った。TULIPといえば、我が青春のど真ん中のバンドだ。
40周年かぁー、メンバーも随分老けたけど、俺たちも歳を取るわけだ。

☆TULIP THE LIVE 40th memorial ture in 仙台
・日時:2013年5月17日(金) 6:30 PM
・場所:仙台サンプラザホール

サンプラザホールには初めて入る。円形で客席とステージが近くて、なかなか良いよ、とは聞いていたが、確かに2000名収容の割にはステージが近く感じる。今回は会社メンバーのお陰で、1F席の真ん中ぐらいだったから、オペラグラスは全く要らなかったが、多分2Fや3F席でもそれほど遠くは感じないだろう。
さぁ開演!TULIPの面々がステージに出てきました。おうおう、みんな相応に老けたなぁー。5年ほど前にそれこそ30数年ぶりで東京でコンサートを聴いたけど、それ以来だ。でも、ステージが近くて、メンバーそれぞれの顔が良く見えていいね。
1曲目は「夏色のおもいで」、姫野クンは相変わらずの姫野クンでした。そして「セプテンバー」懐かしいぃー!この曲、好きなんだよね。ちょっとウルッと来ました。「僕のお嫁さん」、この日一緒に聴いていた(席は別)友人の結婚式でみんなで歌いましたよ。
ポップスでは珍しい?休憩をはさんで、後半は「いとしのEmily」「Blue sky」「青春の影」「虹とスニーカーのころ」、エンディングが「心の旅」
そして2回のたっぷりのアンコール、「銀の指輪」「夢中さ君に」最後は「魔法の黄色い靴」のホール全員での大合唱!
曲目は僕が覚えている限りだし、虹とスニーカー以降の曲はあまり知らないので、曲名の分からないものも多かった。でも適当に古い曲がちりばめられており、とても懐かしかった。やっぱり、ミュージシャンの顔が良く分かる距離で聴けるコンサートは良いなぁ。これでもう少し音響が良ければ、サンプラザホールは言うことなしだ。(ちょっと音が籠ってしまい、ボーカルが聴きとれないこともあったので)
とても楽しく、懐かしさで胸がジンワリと暖まるコンサートでした。

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大昔の高校生の頃、中学時代の仲間とバンドをやっていた。メンバーが作ったオリジナル曲もやり、ビートルズも陽水もかぐや姫もジュリーもやるバンドだったけど、TULIPはみんな好きで、随分やった。テクニック的には決してレベルの高いバンドではなかったが、TULIPだけは評判が良かったっけ。
1970年代前半、仙台の一部の女子高校生には局地的に人気のあったバンドだった。バンド名は「下剋上」(今とな手は笑っちゃうね)。TULIPといえば下剋上、下剋上といえばTULIPでした。(笑)
TULIPは数多ある70年代のフォーク、ニューミュージックバンドの中でも、僕(ら)にとっては今でも特別の存在であります。


ご参考:08年のライブ映像だけど、今回も見た目は皆さんこんな感じでした。







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「つるのうた」を聴いてカラオケを考える

2013-05-19 | コンサート・LIVE・演劇などの話
つるのうた2(CD+DVD)
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン


つるの剛士のCDを聴いてぶっ飛んだのは前回書いた通り。いやぁ上手いなぁー、男も女も誰の歌を歌っても上手だなー、パワフル、ソウルフルだなぁー!
CD聴いていて、今すぐにでもカラオケで歌いたくなったが、そこで考えたこと。(過去に同じようなことを書いた記憶があるが)

僕はカラオケというと、どうしても歌手本人の歌い方を真似て歌ってしまう。おー、◯◯に似ているじゃない、なんて言われると得意になったりして。
でもつるのの歌を聴いていると、真似じゃダメということに気がつく。その歌が好きで歌ってみたいと思うなら、その歌の世界に入り込み、自分なりに解釈して自分のものにして、心を込めて歌う。それじゃないと所詮「モノまね」になってしまう。
歌手本人そっくりに歌うのも、それはそれでいいけど、つるの剛士のように、自分の歌い方で自分の解釈、世界観で、しかも上手に歌えれば、こんなに楽しくかつ気持ちが良いことはないだろう。

昔、TVで歌手が自分の持ち歌ではなく、他人の曲を歌う番組があったけど、最初のうちはなんだ本人が歌わないんだ、自分の曲を歌わないんだ、と物足りなかったけれど、観ているうちに、「あー、この歌手はこの曲をこういう風に歌うんだ」「こういう歌い方、表現方法があるんだ」「何だ、本人よりもいいじゃないか!」などと気づく点がたくさんあって面白かった。
そうなんだよ、素人はいくら上手でもモノ真似になりがちだけど、そこから脱却して自分のモノとして自分の歌い方ができれば、更にカラオケ(バンドなどもそう)が楽しくなる。
よーし、今度一人カラオケで頑張って練習しよう!



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つるの剛士にぶっとんだ!

2013-05-16 | コンサート・LIVE・演劇などの話
つるのうた(DVD付)
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン


FBに書いたが、最近TVのカラオケ王座決定戦みたいな番組で、つるの剛士の歌を聴いて、へぇーうまいじゃない!と思った。それでちょっと調べてみたら、なんだCDを結構出しているんじゃん!
とても気になって、すぐにTSUTAYAでCDを借りてきた…。

じぇじぇじぇじぇ~~!うまいじゃないか~~~!
そう、上手いというか、熱いというか、魂が籠っているというか、全身全霊を傾けているというか…、歌好きのオジサンの胸にグサグサと矢をぶち込んでくるような歌声だ。いやぁ~、いいなぁー。
「つるのうた」と「つるのうた2」は、80~90年代のヒット曲のカバーアルバムだ。懐かしい名曲ばかり。男も女も関係なくカバーしているが、僕はどちらかというと女性歌手の曲の方がグッとくる。「つるのうた」の1曲目の「M」なんて、最高だ。女性の曲では「つるのうた2」の「スローモーション」とか「For you」もいいなぁ。
もちろん男性歌手の曲もいいですよ。「最後の雨」「Get along together」「シングルベッド」…、いやぁいいなぁー。「最後の雨」は最近カラオケでも歌うよ。「Get along~」は懐かしいなぁ、「シングルベッド」もよく歌いました。

カバーといえば徳永英明。でも料理の味付けが違うので、どっちが良いとは言えない。そう、山形蕎麦も喜多方ラーメンも旨いんだよ。
ただ、ちょっと思ったのは、つるのには「完璧ではない魅力」があるようか気がする。98%の出来上がり、ほんのちょっとばかり抜けとか、崩れがある。でもそれが素人っぽさ、完全じゃない魅力がある。
その分、ひょっとしたら自分も歌うことができるんじゃないか、と思わせる。俺もやるぞーと思ってしまう。これがいいんだな。
CDを聴いていたら、無性に歌いたくなってきた。今すぐ一人カラオケがやりたくなった。とてもみんなと一緒にカラオケで歌うなんて気分じゃないです。「俺はひとりで歌うんだぁ~!」と叫びたくなる。

合唱をやりながらでも、こういうソウルフルな歌も聴かないと。色々なジャンルの音楽を、自分なりに咀嚼して、楽しんで、感動して、そして自分たちが歌う演奏に活かしていかないとね!

音質は良くありませんが、ぜひお聴きください。



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合唱団Pのこと・・・

2013-05-14 | コンサート・LIVE・演劇などの話

日曜日は仙台の合唱団Pの練習日。夜6時から9時まで。
以前から何度かここに書いたかもしれないが、この日曜の練習が結構苦痛だ。サラリーマンの僕は、基本的に日曜の夕方から夜にかけては、翌日の月曜に向けてのんびり、まったりしたい時間帯だ。
今の職場環境は、それほど「マンデーブルー」になるほど過酷ではないが、それでも日曜の夜はバタバタせずにゆったり過ごしたい。
夕方から温泉に浸かり、夕飯は6時ぐらいにビールをグビグビ呑みながら。大河ドラマが終わる頃には眠気が差してきて、10時にはベッドに潜り込む。月曜は早めに出社して一週間の仕事に備えたいので、7時過ぎには家を出たい。
なのに、なのに、まったりが始まるはずの5時過ぎに家を出て練習場に向かう。いくら練習場が近所で15分程度で着くといっても、やっぱりきついな。毎回相当の勇気と憂鬱を抱えて家を出る。

でも、でも、なんです!一旦練習場でみんなと一緒に歌い始めると、その憂鬱はどこかに飛び去ってしまう。重厚な男声合唱のハーモニーに包まれ、その歌声に自分の声がシンクロしたときに感じる至福感。明日のこと、月曜日の大変さなんてすっかり忘れる。
最悪の日曜の夜練習、男声合唱団としては有るまじき?、練習後の呑み会のない合唱団。でもこのシンクロの気持ちよさは堪らない。まさにこの気持ちよさが、僕のストレス解消になっているし、活力にもなっているのかもしれない。
しょうがないのかなー。でもさ、やっぱり練習日程はもっと検討しようよ!酒も呑もうよ!そうしたらもっともっと楽しく歌えるし、サウンドもまとまるかもよ!!

~~~~~~~~~~~~~~
今年のコンクールで歌う予定の「くちびるに歌を」、作曲は今を時めく信長貴富氏。
これまた何度かここで書いているが、なんとも良い曲だ。まさに歌い甲斐のある曲。
導入部はドイツ語の歌詞で始まり、まるでヴェルディのオペラやレクイエムの一部のようの荘厳で重厚。後半の日本語の部分は一転して大昔のNHKの「ステージ101」のSing outの体を成してくる。
歌っていてノリが良いのはそういうことか。単なるクラシカルな合唱曲とは異なるわけだ。(某氏の発言による気づきです)
この曲を一定レベル以上のメンバーと一緒に歌えることは幸いであり、とても気持ちが良い。ぜひともこの幸いを、結果として形にできればいいなぁー!


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呑む気オヤジの、呑み日記~仙台屋からなつかし屋へ

2013-05-12 | 食べ物・お酒の話

金曜日は会社の支店メンバーの会議があり、終了後に懇親会開催。一番町の藤崎とフォーラスの中間あたりにある「仙台屋」へ行った。
大体この会議のあとの呑み会はちょっと呑み過ぎる。今回も、もう飲み放題の時間が過ぎているのに中締めともならず、結局それなりに別料金で酒を追加して…。おーい、幹事よー、酔っ払っていないでちゃんと仕切れよー!

まぁ、それは置いておきこの仙台屋、「牛タンすき焼き」が美味しかった。まさに牛タンのすき焼き鍋なんだけど、タンそのものが「芯タン」のように厚切りで柔らかく、まるでタンシチューのようだ。仙台名物油麸(名物とは最近まで知らなかったけど)も味が滲みて旨い。
それだけに、銀ダラのカマ焼きの真ん中が冷たかったのは残念。どう考えてもチンの時間が足りなかったということだろう。そりゃないよね。それだけで、もう行く気がしなくなる。
せっかくすき焼きが美味しかったのに。客商売ってむずかしいねぇ。(そう、だから「品質」が大切なんです=内輪ネタ)



店を出てグダグダやっている連中とはさっさと別れ、一人で二次会に行った。最近一人で呑みにいくというと、どうしても「なつかし屋」になってしまう。なんとなく居心地が良いんだね。
一軒目で結構呑んだけど、ほとんどビールばっかりだったので、二次会は日本酒。乾坤一と蒼天伝をいただきました。肴はお通しとばっけ味噌こんにゃく。このばっけ味噌は気に入った。ほろ苦さがなんとも良く日本酒に合う。
親方や他のお客さんと「昭和」の話で盛り上がり。良い気分で店を出た。
そう、飲食店はただ旨いとか安いとか、実質的な面だけでは善し悪しは決められない。その店の雰囲気、もっと言えば「もてなしの品質」なんですよ。
この話は、我が業務にも通ずるところで、今度また改めて…。




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ランチョンマット?

2013-05-09 | 徒然なるままに

この画像はなんでしょう。
我が家の食卓の「ランチョンマット」です。まぁ、終わった月のカレンダーを裏返しにして、テーブルに貼っただけなんですけど。
でも、ちょっと思いついたことや、やらなくてはいけないことを備忘録的に書きなぐっておけるので、とても便利なんです。忘れっぽくなった両親が随分前からやっている方法です。
なるほどこれは便利だ。でも結構食べこぼしの跡が付きます。食べ散らかしていることがすぐ分かります。すぐ汚れます。
でも汚れたらすぐ替えられる。そういう意味でもとても便利。


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よしざわようこ 洋画作品展

2013-05-08 | 徒然なるままに

GWの中日に、洋画家で版画家、そして童話作家のよしざわようこさんの作品展を観に行ってきた。
仙台三越のアートギャラリーにて、5/1~5/7に開催された。
よしざわさんは、僕の会社の同期Kの古くからの友人だという。そのKから「よしざわさんが仙台で個展をやるので、ぜひ観に行って欲しい」と言われ、じゃぁ行ってみるかと出かけた。

三越の小さなギャラリーだが、約30点ほどの油絵、ガラス絵、版画が展示されていた。ほぉー、主に動物を題材にした作品は、柔らかく暖かく、なかなかの味がある。女性ならではの感性かな。これは良いねぇー。
カバが好きなのかな?カバの作品が何点かあった。
ひとつぐらい欲しいなぁーと思ったが、絵画は当然1点ものなので、それなりに高価だったが、版画は30点前後刷っているようで、お手頃な値段だった。版画の中で気に入った1点(上記画像=チータ)を購入した。
絵画展で展示作品を買ったのは初めてだ。でも気に入ったものがあれば、そしてそれが無理しなくても買える値段であれば、たまにはいいさ。そのぐらいの余裕と贅沢はあってもよいし、そういう年齢だもの。
今度はよしざわさんの絵本が欲しい。作家として物語を書いているようだが、絵は描かないのだろうか。

50を過ぎてから、美術にも興味を持つようになってきた。絵画もよいし彫刻もよい。仏教美術なんて素晴らしいなぁ。
今度お袋を連れて、仙台で開催される「ゴッホ展」を観に行く予定だ。




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呑む気オヤジの、浸かる!~奥土湯・川上温泉

2013-05-07 | 温泉

GWの川崎からの帰りに、福島の奥土湯・川上温泉に浸かってきた。「日本秘湯を守る会」会員の一つだそうだ。
東北道の福島西ICを降りて、国道118号線を猪苗代方面に20分ほど走って、右に折れると「土湯温泉郷」、その温泉街を抜けて細い山道を登っていくと、奥土湯「川上温泉」がある。道を間違えたかと思うほどの山道だ。さすが秘湯!



入浴料500円也を支払って、「立湯・万人風呂」に入る。旅館そのものは歴史を感じさせる風情あるもので、近代的ホテルとはまさに正反対のものだ。
お風呂は立湯というぐらいなので、湯船の手前から3mぐらい進むと、そこは水深1.3mぐらい。でも湯船の縁のところはお湯の中で腰掛けられるようになっていて、なかなか塩梅が良い。
相当量のお湯が注いでおり、完全掛け流しだ。ちょっとした幼稚園のプールぐらいある大きな湯船で、深いし、ちょうど良い熱さだし、とてもゆったりできて良いお湯でした。
家に戻ってからHPを見たら、「がんばっペ福島絆プラン」で一部屋一人宿泊でも2食付きで9,450円。う~ん、これは安い。
「秘湯なので不便でゴメンなさい」とか「カラオケはありません、タバコは売っていません」など、ある意味真っ正直で好感が持てる。今度はぜひ連泊でのんびり行きたい。

~~~~~~~~~~~~~~
ロビーに「日本秘湯を守る会」のチラシが置いてあった。これに秘湯を守る会の東北・栃木・茨城・新潟の会員旅館が90ぐらい掲載されている。
この中で浸かったことがあるのは「鶴の湯(秋田・乳頭温泉)」「最上屋旅館(宮城・鎌先温泉)」と今回の「川上温泉」の3つだけ。行ってみたい近所の温泉が「元湯夏油温泉」「峩々温泉」「能登屋旅館」等々。
宮城や山形も良いけど、福島には良い温泉・秘湯がたくさんある。こっちにいる間に、ぜひ一つでも多くの秘湯に浸かりたいと思っている。





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I 男声合唱団、練習のあと・・・

2013-05-06 | 食べ物・お酒の話

連休中もI 男声合唱団の練習があった。なにせ6/15が定期演奏会本番。あと数回しか練習できない。
もうそれしか練習ないの?という感じだ。それは毎回感じることだけれど、今回は自分自身の完成度が全然上がっていないため、ヤバさは今までで最高(いや、最悪)。
やっぱり合唱団掛け持ちで、演奏会本番が近い(7月には合唱団Pの定演)のは厳しい。僕はそんなに器用じゃないし、普段仕事しながらはそんなに練習できない(覚えられない)ということだ。(間違いなく練習不足が影響しています)
団全体でも、この前の合宿の出来がなかなか良かったのでちょっと安心していたが、今回の練習ではすっかり元に戻ってしまったような気がする。う~~~ん、どうしたんでしょう。
まぁ、いつも「火事場の馬鹿力」で、本番には本来以上?の力を発揮しする我が団ではあるが、今回は自分を含めてちょっと心配。
細かい部分は省くが、いろいろ心配な要因・要素はあると思うが、それを修正したりやり直したりする時間はない。
とにかく残された時間で一生懸命個人練習します。なるべく覚えます。頑張ります。みんな頑張ろうね!
でも、今回僕は完全暗譜は無理そうです。楽譜持っていいいですかぁ~?指揮はちゃんと見ますからー!

~~~~~~~~~~~~~~~
そうは言っても、練習会場の時間は限られており、いつまでも練習しているわけには行かない。
練習終了後は、いつもの居酒屋「I」で反省会。
5月に入ったというのに、まだ一升瓶が70本台だって。いくら僕が毎回参加できないといっても(?)、これは少ない。
やっぱり合唱団のパワーが落ちている証左では…、なんていうことはないですよね。多分…。




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慰問袋

2013-05-06 | 家族のこと

【慰問袋】
出征兵士などを慰めるために、中に娯楽物・日用品などを入れて送る袋。(広辞苑)

僕が学生の頃、よく母親が「食料品を少し送ったから。慰問袋だね」と笑って電話を寄こした。もっとも部屋に電話なんてない時代だから、管理人室の赤電話の呼び出し。(今の人は分からないだろうねー)
届いた段ボール箱を開けてみると、ラーメン、缶詰、袋菓子、野菜、米、そんなものが詰まっていたと思う。でも、いつも金がなくてピーピーしていた学生にはとてもありがたく、母親の心遣いに感謝したものだ。
この前TVでやっていたけれど、都会で一人暮らしを始めたばかりの学生や社会人に、実家から届く親からの差し入れは今も昔も変わらないようだ。女子大生は、「こんな、しょうもないものまで送ってきて…」と言いながらも涙ぐんでいたっけ。

いつになっても子を想う親心は不変。でも我が息子たちは、その親心を味わう間もなく母親を亡くしてしまった。
毎度同じことを言うが、不憫で仕方がない。世の中にはそんな例は、ゴマンとあるのだろうけど、やっぱり可哀そう。彼らがどう思っているかは聞いたこともないけれど、母親が健在な友人の話などを聞けば、やっぱり寂しい思いをするのだろう。
50代も後半になって母親と同居し、炊事洗濯をやってもらっている我が身を思えば、息子達がやはり不憫だ。
でもねぇ、父親はどうしたって母親の代わりはできないんだな。男同士の付き合いはこれからも出来るでしょう。でも母親の代わりにはなれない。これはどうにも致し方なし。

お袋が「たまには子供たちに慰問袋を送ってやったら」という。そうだよな、昔の僕と違って、金がなくて腹を空かしているわけでもないだろうけど、送ってもらって困るものでもない。
この前の休みにスーパーに行って、食料品をいろいろ買い、その場で長男に宅配で送った。今は大抵のスーパーで買い物したものを宅配で送ってくれるので便利だ。
息子よ、オヤジとばあちゃんの気持ちだ。遠慮なく食ってくれ!


*次男には、今度上京した時に買い置きしておきます。

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