もう一週間ちょっと前のことになるが、宮城県の男声合唱のおまつり「男の合唱まつり inみやぎ」が開催され、僕は仙台の合唱団Pと横浜のI 男声合唱団のメンバーとして、2ステージに参加した。
当日は35の合唱団が出演、40人強の大人数の合唱団から、3人のカルテットにならないグループまで多種多様なメンバーによる演奏会となった。
35の団体が、持ち時間6分で歌うのだから、全体では4時間を超える演奏会だったが、最初から最後まで聞いていても全然飽きない、とても楽しい時間であった。
宮城県にそんなに男声合唱団があるの?いや、男声合唱団というのはあまりない。この合唱まつりには、混声合唱団の男声パートが「たまには男声合唱曲を歌いたい」といって参加してくるケースが多く、そんなに歌いたいんならウチの団に入ればよいのに、などと考えてしまう。
さて、肝心の演奏は?この合唱まつりは「演奏は二の次で第2部(懇親会)が本番だ」と言われるぐらいなので(?)、あまり演奏の出来を気にすることもないのだが…。
横浜のI 男声は、1曲目の「エール(団歌)」で大失敗。各パートの音程がばらばらになってしまい。全くハモラず終わってしまった。う~ん、やっぱり練習不足だ。団歌なので以前は結構歌って(練習して)きた。だからもう歌えると勘違いしていたとしか言いようがない。最近はあんまり練習していなかったものなー。2曲目の「石巻舟歌」はまあまあ。もう少し気持ちを込めて歌えるようになれば、良くなると思う。
せっかく横浜から、まさに請われて20名以上で参加したのに、ちょっと残念な結果だったなぁ。
合唱団Pは?いつもながらそつがない演奏。新曲で、まだそんなに練習していないけど、一人ひとりが歌えるメンバーなので、ちゃんと出来上がる。あとはどれだけじっくり歌い込むかなんだと思う。
今回、「斉太郎節」(男声合唱の定番名曲)を編曲者自身がリニューアルした「大漁唄い込み」を大勢で歌おうと、イベント合唱団を結成した。
合唱団PとI男声、石巻メンネルコールのメンバーを中心に参加者を募り、100名強の大合唱団となった。
これは素晴らしかった!昨年6月の合唱団Pの定演でお江戸コラリアーずのメンバーと初演合同演奏をした時も大感動だったが、今回はI男声のみんなと一緒だし、石巻MCのメンバーとも歌え、まさに日夜復興に励む被災地に向けた応援歌になったと思う。
(この日の「大漁唄い込み」はYoutubeに掲載した。これは別途アップします)
本番?の第2部懇親会は、まさに呑めや歌えや!我がI 男声も、エールの失敗を取り返すべく、歌いましたよ!