🎵クリスマスイブの朝はうっすら雪化粧で、気温は0℃の蔵王山麓。
今日は第九のオケ合わせとリハーサルだ。今回共演する我が合唱団の指導者、東京混声合唱団のCさんと前夜祭?の予定もあり、今日明日2泊することにした。
🎵本番の会場は東京エレクトロンホール(宮城県民会館)。ボクが子供の頃からあるホールなので、設備は相当ガタが来ているし、クラシックの演奏会には音響がイマイチ。
広角の画像で見ると広々しているようだが、舞台に立つと奥行きもないし意外と狭い。収容人数1600人弱だ。早く2千人クラスの音楽ホールができないかな。ボクは新ホールで第九を歌う事が出来るんだろうか…🥺
🎵今回、合唱団は合唱専用のマスクをつけて歌うことになった。口元を完全に覆わないので歌い易いが、脇や下からはウイルスは侵入してくるか。周りの人に拡散しない効果はありそうだ。さて、何度か載せているが、今回の仙台フィルの第九演奏会は、ある意味世界でも画期的な演奏会となる。約200年前の初演の時にベートーヴェンがやった合唱がオケの前に陣取る形態だ。
今日のリハで初めて試したが、これがなかなか良い。歌う方も直接聴衆に向かって歌えるし、客席にも合唱の響きが明確に飛んでいくようだ。
今回ボクは最前列だった。ステージから客席に張り出した山台で歌うのでちょっと不安定さもあるが、程よい緊張感で歌えそうだ。ワクワクするなぁ。本番が楽しみで仕方がない。
🎵さぁ、今日はいよいよ本番だ。
チケットはなんと完売!2階席も3階席も空席は見当たらず、びっしりお客さんが入っている。これはすごいぞ。
オーケストラが自分達のすぐ後ろで鳴っているし、国内でも有数のソリストがわずか2〜3mの至近距離で朗々と歌っている。そして合唱にはプロの合唱団東京混声の10名が加わり我々をサポートしてくれた。
いやぁー、第九歌いにとっては最高の演奏だった。聴きにいらした聴衆に対しても、とても良い第九の演奏会が出来たと思う。もう20回以上第九を歌っているが、ひょっとして今までで一番の第九だったかもしれない。
演奏が終わると、満席の客席からは割れんばかりの拍手が鳴り止まなかった。前方のお客さんは表情まで見えたが、皆さん本当に喜んで感動していただいたようだ。
高関マエストロもソリストの皆さんもステージに出てきて、聴衆の皆さんをお見送りしたが、分散退場で最後まで残っていたおじいちゃんが「ありがとうございました」と我々に頭を下げて帰っていった。改めて感動❗️
終演後、師匠と記念撮影。Cさん、ありがとうございました。お世話になりました。
🎵恒例の合唱団打ち上げは、残念ながら開催なし。師匠は東京にとんぼ帰りして家族でクリスマスとのことなので、独り打ち上げをすることにした。
長町の行きつけ「貴美すし」にて。クリスマスの土曜は混んでいて、ようやくカウンターに座ることができた。満席なので、暖簾も仕舞ってしまったとのこと。相変わらずリーズナブルで美味しいな。刺身3点盛りはボリューミーだ。これで1千円ですよ。この後、さば焼きと貴美ちゃんが焼いたばかりの厚焼き卵もつまみでもらう。冬はやっぱり焼酎お湯割りが良いな。
年内は今日が最後かな。親方もパートのYちゃん、Nさんも良いお年を!
さぁ、独り二次会か!と思ったら、今日第九を聴きに来てくれた合唱仲間から「国分町で呑んでるから、おいでよ」のお誘いが来た。今日のお礼もあるし、それは馳せ参じないと…😄
独り打ち上げは3人(友人のお友達も)二次会になり、クリスマスの夜は明けようとしていた。