しばらく植物が植わってた鉢の土を再利用するには、
そのまま使っても問題ないこともあるが
ミネラルと有機物と微生物によって生きた土に還元できる。
ミネラルは、粉にした卵の殻や35倍に薄めた海水、
有機物は枯れ草や野菜くず、米糠を浅めに埋める。
微生物は餌があればそこに適した者が自然に現れるが、
土が発酵しやすいように適度に水をやること(汲みおいて塩素をとばした水がよい)と
土が乾かぬよう枯れ草やセダムで覆っておく。
雑草が生えてきても抜かずに、伸びすぎたのをハサミで切っておけば
芝のように保湿に役立つし、つよい雑草だけに土の養分をさん奪する心配はそれほどない。
むしろ虫の棲み家となり、小鳥も呼び、糞による栄養補給に貢献する。
何事も、自然界に存在する仕組みに近づければ、
はじまりも終わりもない循環がつづいていく。
そういう意味では、植物を育てる前も後も
土の性質は変わらないような育て方が理想かと。
リサイクルのための作業をしなくても、
いつも変わらず元氣に生きている土。
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