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OL風の女子が、電車内で手づくりおむすびを
食べている姿にほっとしています。



このごろは夜もあまり寒くなくなり、
道端はヒメジョオンの花盛り。
ミニトマトの苗が沢山あって、来週友達たちにお分けします。

コンパニオンプランツというのがあって、
一緒に植えておくと有用な植物のことですが
最近よく使われるのは、近くにハーブ類を植えて虫を除ける、
あとはマメ科の大豆やレンゲを植えて肥料の創出に役立てたりします。

ただ、元氣な植物には虫がつかないもので、
どこかしら不自然で弱ったもの、病氣の部位、
ピークを過ぎた所を食べて土に還すのが虫の働きだから、
虫をハーブで追っ払うというのは、材料が違えど
殺虫剤を撒くのと思考は近くて、
根本的に植物をげんきにすることにはならない。

もっとも易しい方法は、育てたい植物は
いくつかの環境(庭や鉢の位置、日当たり)に
種を蒔くなり植えて、よく育つ場所があれば苦労はないし、
その傍らに自然に伸びてくる雑草こそが
最適なコンパニオンプランツになり得る。

たくましい雑草は、養分を奪う心配は少ないが、
さすがに陽が遮られると隣の植物は弱りやすいので、
抜かずにハサミや鎌でほどよい丈で切っておくとよい。
保湿、土の流出防止、生き物の居場所、酸性雨中和など
雑草による利点のほうが大きく、またその土壌に不足している
ミネラルを生み出すともいわれている。

さて話を変えて、メダカ泳ぐ鉢の底に敷く砂利は、
細かいほど表面積が増えて微生物の棲み家となり
水の浄化にも貢献するだろうと、砂を敷いていました。
だけど、自然界において砂だけということはなく、
石や小石と、様々なサイズが共にあることで
生える藻も棲む微生物も変わり、生態系における
多様な機能を果たす。
金魚やめだかの水槽の底には、小石と砂が2,3種
混ざっているほうがよい。
他、貝殻や大きめの石が多少あるとよいでしょう。

単一のものだけ、というのは様々な変化に対応、中和させられず
不安定をもたらす。

土の表面に卵の殻を撒くにしても、粉状のものは
土のPH調整にやや速効性があるが、粗いかけらは
じわじわとゆっくり貢献する。

大自然の仕組みを慎ましく学びながら、
虫や雑草をむしろ協力者として作物を育てたら、
低コストで、環境や健康に負荷をなるべくかけずに、
生態系を育みながら、食べ物を生むことができる。
それを目指すことが、1000年先の蛙をまもることになる。



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