本日は、茨城県の佐貫、そこからバスで流通経済大学へ。
こちらの学園祭の1コマで、海外からの留学生も参加の風呂敷講座。
実技の前に風呂敷の話をばすることに。
何をお話しするか。
風呂敷の名前の由来・歴史・なぜこの形なのか・現代でも通じる利点と未来への展望。
使い回しがきくため、高品質少量生産でよく、それが環境にも負荷をかけないし、
自ら工夫して結ぶことで、頭も体もバランスよく使う。
自然のありのままを生かし、用が済んだら元に戻さむとする
日本人の自然観もあるし、そもそもは夏に多湿という
腐りやすい風土の上で、乾きやすい構造が大切。
国土も家も狭いから、色々と置かないで、多機能さが求められる。
そのためには、素材はよいもの、形はシンプルで
幅と柔軟性を持ったものがよい。
形に固執しない。使命を果たしたら、あっさりと還元すること胎盤のごとし。
そんなこんなで組み立てて話そう。
表面的なデザインで済ませない、日本の根っこが伝わればと思います。
自然に逆らわない。自然と仲良くなって素材ごとの持ち味を識り、
いじり過ぎずそのまま生かすから、
目に見えない機能や付加価値まで知らずに発揮されている。
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